更新日: 2024.08.29 年収
「ロレックス」や「パネライ」などの高級腕時計所有者はどのくらいの年収?趣味というよりは投資目的で購入する人もいる?
しかし、時間を確認するためだけに、それほどお金を使えないという方も一定数います。では、高級腕時計を身に付ける人はどの程度の年収があるのでしょうか?
今回は、高級腕時計を身に付ける人の年収と、高級腕時計が投資向きである理由などについてご紹介します。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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目次
高級腕時計にかける費用は年収の20%~30%
時計好きな方が憧れる「高級腕時計」。費用は、数十万円から数千万円、中には億を超えるものまであります。そのような超高級腕時計となると、かなりの高所得者でなければ購入できないでしょう。
国税庁の「令和4年分民間給与実態統計調査」によると、給与所得者全体の平均給与額は458万円です。高級腕時計の中には平均給与を軽く上回るモデルもあり、とても一般的な収入では購入できないと思う方もいらっしゃるでしょう。
しかし一般的には、腕時計にかけられる予算は年収の20%〜30%とも言われています。そのことから考えると、平均的な収入でも購入できる可能性があります。
平均年収でも高級腕時計を購入できる可能性がある
年収の20%〜30%で高級腕時計を購入する場合の、年収別予算を表1にまとめました。
表1
年収 | 時計にかけられる費用 | |
---|---|---|
20%の場合 | 30%の場合 | |
400万円 | 80万円 | 120万円 |
600万円 | 120万円 | 180万円 |
800万円 | 160万円 | 240万円 |
1000万円 | 200万円 | 300万円 |
※筆者作成
このように、平均給与額458万円でも100万円前後の高級腕時計を購入することはできそうです。ロレックスなら「オイスター パーペチュアル41 リファレンス124300(税込み91万8500円)」、パネライなら「ルミノールベースPAM00914(税込み100万1000円)」などがあります。
しかし、もともと車や住宅ローンがある場合は、それほど予算をかけられない可能性が高く、必ずしも余裕をもって購入できるとは限りません。
また、総務省統計局の発表している2022年(令和4年)の家計調査によると、消費支出24万4231円のうち教養娯楽費が2万4396円です。つまり、総支出額のおよそ10%程度を娯楽費とすることが平均的であるといえます。
そのため、腕時計にかける費用も家族構成やローン額によっては10%程度におさえることも考える必要があるでしょう。
高級腕時計は投資目的の所有も人気
投資目的で高級腕時計を購入する人もいます。高級腕時計は、ブランドやアイテムによって高級車のように高値で買い取りされることがあります。車と比べ腕時計は、少ない維持費で保有することができ、何よりも場所を取りません。
また、株式やFXほどの知識がなくても、資金さえあれば投資可能です。そのため、比較的参入障壁の低い投資方法といえるでしょう。そのうえ、アイテムによっては、定価の数倍の高値で取引されるケースもあります。
投資向きであるブランドには「世界的に人気がある」「熱狂的なファンがいる」「多くの投資家が注目している」といった特徴があります。中でも「ロレックス」の「デイトナ」や「オーデマ ピゲ」の「ロイヤルオーク」などが人気です。
ただし、アイテムの見極めが重要なことや、購入場所・売却先によって価格に大きな差が出ることなど注意点もあるため、一通りの知識を身に付けたうえで取り組むことがポイントです。
高級腕時計は平均年収ほどでも購入できる|投資目的の方も一定数いる
腕時計にかけられる費用は年収の20%〜30%程度といわれています。もちろん、数千万円や数億円する超高級腕時計は、高所得者でなければ購入は難しいですが、平均年収程の人でも100万円前後の価格帯の腕時計を購入できる可能性があります。
また、高級腕時計の中には、定価の数倍の価格まで跳ね上がるモデルもあり、投資目的での購入も人気です。所有のしやすさから投資のハードルも低く、投資目的で複数所有している人もいます。
ただし、アイテムの見極めなど、ある程度の知識や元手が必要です。これから購入を検討する方は、趣味や投資など目的に関係なく、無理のない範囲で購入しましょう。
出典
国税庁 令和4年分民間給与実態統計調査
総務省統計局 家計調査年報(家計収支編)2022年(令和4年)家計の概要Ⅱ 総世帯及び単身世帯の家計収支表Ⅱ-1-2消費支出の費目別対前年実質増減率-2022年-(15ページ)
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執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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