更新日: 2024.09.22 年収
映画のエキストラには給料は発生するの? 無給でもよいので、一回くらいは経験してみたいです!
そこで、本記事では映画などのエキストラで給料は発生するのか解説します。エキストラの仕事におけるメリットとデメリットも紹介しますので、参加を検討している方は参考にしてください。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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エキストラとは?
エキストラとは映画やドラマ、イメージビデオなどにおいてメインとなる俳優の後ろや周辺に映る出演者のことです。基本的にセリフはなく、映像としては目立たないことが多いです。むしろ、俳優の演技や映像全体の雰囲気を壊さないよう、悪目立ちしないように意識することが求められます。
エキストラは映像作品を作る出演者の一人として、シーンに合った自然な演技をしなければなりません。基本的にセリフがないため、表情や動きだけで感情やメッセージ性を伝える必要がある点はエキストラならではです。
実際の撮影現場では、演技プランなどの指示がある場合がほとんどです。自己判断で演技するケースは稀であり、当日の撮影の流れで求められる演技が変わることも考えられるため、柔軟に対応する力が求められます。ただし、事前に演じるシーンの詳細や役柄がわかる場合は確認しておくと良いでしょう。
シーンや演出の方向性によってある程度の制限はありますが、エキストラは現場次第で求められる人物像が変化するため、明確な年齢制限はありません。ただし、人材派遣会社などに登録して募集に応募する場合は、その会社の規定により年齢制限がかかることがあります。
給料は発生する?
エキストラの仕事は基本的に給料が支払われますが、中にはボランティアとしてエキストラを募集している場合があります。その場合は給料が支払われないため、募集要項をよく確認しましょう。
給料は時給や月給制ではなく、各現場ごとに支払われるのが一般的です。単発のバイトと考えると理解しやすいでしょう。
給料の金額は募集によりさまざまですが、1000円から5000円ほどがほとんどです。現地集合と現地解散が基本であり、交通費が出ないことも多いため、場合によっては赤字になることもあるでしょう。
エキストラに参加するメリットとデメリット
なかなか経験する機会がないエキストラの仕事ですが、特有のメリットとデメリットがあります。エキストラの仕事に応募するか迷っている場合は、メリットとデメリットを考慮して検討するとよいでしょう。エキストラに参加するメリットは以下の通りです。
・芸能人などの有名人に会える可能性がある
・作品の舞台裏や制作過程を知れる
・俳優の気分を味わえる
・間近でプロの演技を見られる
・ロケ弁を食べられる可能性がある
・基本的に、年齢や性別の制限がない
対して、エキストラに参加するデメリットは以下の通りです。
・給料が安く、時には出ないこともある
・基本的に交通費の支給がない
・安定した収入には繋がりにくい
・拘束時間と待ち時間が多い
・撮影環境や演出の都合により、厳しい状況で撮影することがある
・撮影しても、作品上は映っていないことがある
芸能人に会えるチャンスがあるなど、エキストラならではのメリットがある一方で、仕事として考えると恵まれているとはいえない側面もあります。
そのため、貴重な経験ができる機会として、報酬を度外視してエキストラを楽しむ方も多いです。
エキストラは基本的に給料が発生する
エキストラの仕事はボランティアタイプの募集を除き、基本的には給料が発生します。しかし、拘束時間などを考慮すると報酬は高いとはいえず、交通費が出ないことが多い関係上、赤字になることも少なくありません。
エキストラの仕事に応募する方の多くは報酬面ではなく、芸能人に会えるチャンスや作品の舞台裏や制作過程に触れられるなど、エキストラならではのメリットに価値を見出しているといえます。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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