非常勤講師の年収はどのくらい? 福利厚生の詳細を教えて!
配信日: 2025.01.23
しかし、教師の中には非常勤で働く人もいます。非常勤で働く公立高校の講師の収入は時間給なのか、月給なのか、仕事内容は正規の教師と違いがあるのかなど、一般的に知られていないこともあるでしょう。
今回は、東京都の公立高校で非常勤講師をした場合の収入についてご紹介します。
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執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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東京都の公立校の教師は3種類
東京都の代表的な公立校の教師は「正規教員」「臨時的任用教員」「時間講師」の3種類です。その中でも時間講師が、一般的にいわれる非常勤講師のことを指します。
働き方や待遇などの違いは表1のようになります。
表1
正規教員 | 臨時的任用教員 | 時間講師 | |
---|---|---|---|
仕事内容 | ・学級担任 ・授業 ・校務分掌(学校運営に必要な業務)など |
・授業 ・授業に付随する業務 ・研修 |
|
勤務体系 | 常勤 (勤務時間:38時間45分/週) |
非常勤 (勤務時間:最大26時間/週) ※兼業可 |
|
給与 | 月給制 (臨時的任用教員の給与は正規教員に準じる) |
報酬制 | |
働く期間 | 定年まで | 数ヶ月~1年以内 (年度を超えない範囲) ※場合により更新あり |
学校の採用理由による (年度を超えない範囲) ※場合により更新あり |
※東京都公立学校教員採用ポータルサイトを基に筆者作成
勤務体系や仕事内容・給与などは、正規教員と臨時的任用教員はほぼ変わりません。仕事内容に制限があり、1週間に勤務できる時間数も12時間以上短くなっています。
東京都の公立校の時間講師(非常勤講師)とは
東京都の公立校で採用される時間講師は、正規教員の育児による時短勤務や病気休暇などが理由で必要な授業時間数が確保できない場合に、補充として採用されます。
時短勤務の場合は「足りない時間数」、病気休暇のように長期になる場合はその「期間」採用されることになり、いずれにしても最長で1年間のみの契約です(状況により、翌年度以降も採用される可能性あり)。
東京都の時間講師(非常勤講師)の収入や福利厚生を詳しく確認してみましょう。
時間講師(非常勤講師)の年収
時間講師の時給は、教育職員としての経験年数などにより決定し、1年単位で「17年以上」まで定められ、1950円〜3480円まで幅があります。ただし、労働時間は採用理由によって異なり、最大でも週に26時間までしか働けません。
経験年数1年未満の人は時給が最も低く1950円です。その場合、週給が最大で1950円×26時間で5万700円、4週間(およそ1ヶ月)で5万700円×4で20万2800円となります。12ヶ月で243万3600円です。
東京都教育委員会によると、大学卒業後、都内の公立小・中・高等学校に配属された場合の初年度の年収はおよそ405万円となっており、時間講師の報酬よりも160万円以上多くなっています。
なお、条件を満たすことで、期末・勤勉手当(賞与)が年2回支給されます。また、時間講師は勤務時間が少ない分、兼業や複数の学校の掛け持ちも可能です。
時間講師(非常勤講師)の福利厚生
時間講師(非常勤講師)でも、勤務日数や期間・在職年数などによって、福利厚生を受けることが可能です。受けられる可能性があるのは、次のような福利厚生となります。
●有給休暇
●夏季休暇
●妊娠出産休暇
●妊婦通勤時間
●育児参加休暇
●慶弔休暇
●傷病欠勤
●生理休暇
●子どもの看護休暇 など
なお、無給の休暇もありますが、休暇の種類によっては有給で取得することも可能です。
東京都の公立高校の時間講師(非常勤講師)の年収は勤務時間や経験年数によって異なる
東京都の公立高校の時間講師の年収は、時給制でこれまでの経験年数などによって額が決まります。経験年数が1年未満の場合、年収は250万円弱となり、正規教員の1年目の年収と比べて160万円ほど少ない額です。
育児や介護でフルタイムで働くことが難しい場合や、兼業で仕事をしたい人などに向いている仕事といえるでしょう。
出典
東京都教育委員会 東京都公立学校教員採用ポータルサイト 働く環境を知る 徹底解析!〜働く環境~ 給与・勤務条件等 Q1初任給・年収はどれくらい?
東京都教育委員会 東京都公立学校教員採用ポータルサイト はじめに どちらが向いてる?働き方診断
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー