「私立高校」と「公立高校」の教員の給料に差はある?仕事内容の違いは?

配信日: 2025.01.25

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「私立高校」と「公立高校」の教員の給料に差はある?仕事内容の違いは?
高校教諭のなかでも、公立高校と私立高校では勤務形態が異なります。そのため、収入にも差があるのではないかと考える方もいるでしょう。
 
公立高校と私立高校の教諭で比較するときは、給与面だけでなく働き方も調べることが大切です。今回は、公立高校と私立高校の教諭の給料や役職による違い、また高校ごとの仕事内容などについてご紹介します。

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高校教師の収入はどれくらい?

総務省統計局が令和4年に実施した「学校教員統計調査」によると、公立高校の教諭の平均給料月額は34万6700円、私立高校の教諭の平均給料月額は36万4400円でした。公立高校と私立高校で、教諭の給料に大きな差はないといえるでしょう。
 
もし子どもが教員として就職する際に給料の差が気になるときは、私立か公立かだけでなく、将来の役職の平均収入や仕事内容を確認した方がいいでしょう。公立高校と私立高校で、教諭を除く役職別の平均給料月額は表1の通りです。
 
表1

役職 公立高校 私立高校
校長 46万9500円 53万3100円
副校長 44万7300円 43万4200円
教頭 44万4800円 44万8100円
主幹教諭 40万9700円 41万8200円
指導教諭 42万3100円 39万6100円
助教諭 36万3200円 27万300円

出典:総務省統計局「学校教員統計調査」を基に筆者作成
 
公立高校と私立高校で比較すると、指導教諭から副校長までの役職に大きな差はありません。しかし、校長職は公立高校の方が6万3600円少なく、助教諭は私立高校の方が9万2900円少ない結果です。キャリアプランを考えるうえで、こうした金額の差も参考にするといいでしょう。
 

公立高校と私立高校で働き方に差はある?

公立高校と私立高校では、教員の雇用形態が異なります。教師と聞くと公務員のイメージを持つ方もいますが、地方公務員となるのは公立高校教師です。私立高校の教師は、企業へ就職するのと同様に学校を運営している会社や法人に雇用される形になります。
 
また、転勤の頻度も変わるでしょう。公立高校の教師だと、定期的に自治体の別の公立高校へ異動する可能性があります。しかし、私立高校では、一度就職すれば転勤はあまりないようです。自治体ではなく企業や法人が雇用しているので、定年退職まで同じ高校で働き続けられる可能性もあります。
 
授業の内容は、公立高校はマニュアル重視、私立高校は柔軟な授業を行いやすい点も特徴です。できるだけ形にのっとった授業がしたいなら公立高校、自由な授業を行いたいなら私立高校が向いているでしょう。
 
なお、教員として採用されるのは、いわゆる正社員の「専任」教員のほかに、非常勤や常勤などの勤務形態があります。採用された勤務形態によっては、給料が変わる可能性もあるので注意しましょう。
 

私立高校の教師が収入を上げる方法

公立高校の教師は公務員なので副業はできませんが、私立高校の教師は公務員ではないため、学校によっては副業ができます。もし副業が可能な学校であれば、オンライン家庭教師や塾講師など仕事を生かした副業をすると、効率よく収入を増やせるでしょう。
 
また、教育とは関係のない分野でも、自身の経験や特技を活用できる副業を探すのもいいかもしれません。ただし、就業規則で副業が禁止されているケースもあるので、副業を始める前によく確認しておきましょう。
 

通常の教諭であれば給料に大きな差はない

総務省統計局のデータによると、公立高校と私立高校の教諭の給料は月に2万円程度の差です。大きな差はないので、給料の良しあしで決めるよりも仕事内容や役職になれるのかなどを比較した方がいいでしょう。
 
公立高校と私立高校の勤務では、雇用形態が公務員か通常の職員かという大きな違いがあります。公務員として働きたいなら公立高校が向いていますが、企業と同じように働き、フレキシブルな授業をしたい方は私立高校が向いているでしょう。
 

出典

総務省統計局 e-Stat政府統計の総合窓口 学校教員統計調査 令和4年度 第1部 高等学校以下の学校及び専修学校,各種学校の部 表番号57
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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