30歳で「年収500万円」の女性。結婚するなら同程度の年収の人がいいけど、友人いわく「1割しかいない」とのこと。これって“高望み”になるの? 割合を確認!

配信日: 2025.03.22

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30歳で「年収500万円」の女性。結婚するなら同程度の年収の人がいいけど、友人いわく「1割しかいない」とのこと。これって“高望み”になるの? 割合を確認!
結婚を考える際に、相手の年収を気にする人は少なくないでしょう。特に共働きが一般的になった現代では、男女ともに相手に一定の経済力を求めるのは合理的といえます。
 
とはいえ、求める年収によっては「高望み」と言われるかもしれません。
 
本記事では女性が年収500万円の場合、自分と同程度以上の年収の男性を求めることは「高望み」なのか、妥当な結婚相手の年収はいくらくらいなのかなどについて考えていきます。
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年収500万円以上の独身男性の割合

内閣府の「結婚と家族をめぐる基礎データ」によると、30歳前後の独身男性の中で年収500万円以上の割合は約10%とされています。単純計算すると、10人に1人しか該当しません。
 
特に20代後半の独身男性では、年収500万円以上の人の割合は10%未満です。また、多くの場合、地方の年収水準は都市部よりも低いでしょう。
 
そして、高年収の独身男性は婚活市場でも人気が高く、同程度またはそれ以上の年収の女性を希望するケースもあります。よって、単に求める年収が合致するという理由だけで相手を見つけるのは難しい可能性もあるでしょう。
 

婚活市場における年収事情

婚活市場では、男女ともに年収の希望条件を持つことが一般的です。多くの女性が「自分と同程度、もしくはそれ以上の年収の男性」を希望しますが、男性側も同様に相手の条件を考えています。年収500万円以上の男性も、家事や育児への負担を分かち合える共働きを望む人が多いかもしれません。
 
なお、男性の平均年収は年齢とともに上がる傾向があるため、30代前半の独身男性で年収500万円以上の割合は低いですが、40代では20%以上に増加します。そのため、年収にこだわるなら年齢層を広げることも選択肢の1つとなります。
 

「高望み」の基準とは?

「高望みしすぎ」と言われる背景には、婚活市場の現実と理想のギャップがあります。例えば、年収500万円以上の男性は少数派であるため、競争率が高くなることが挙げられます。また、結婚においては年収だけでなく価値観や性格の相性も重要です。
 
このような状況にもかかわらず、10人に1人しかいない「30歳前後で年収500万円以上」を必須条件にしていると、「高望み」と言われることもあるかもしれません。
 

妥当な相手の年収は?

結婚相手として妥当な年収の目安は、「世帯年収としてどのくらいを望むか」によります。例えば、自分の年収は500万円で共働きを考えており、世帯年収800万円を希望する場合、相手の年収が300万円程度でも十分ということになります。
 
また、地方在住の場合、都市部に比べて生活費を抑えられる場合が多いため、相手に求める年収水準を少し下げても問題ないケースもあるでしょう。年収500万円以上にこだわらず、総合的に判断することが重要です。
 

まとめ

婚活市場において、年収500万円以上の30歳前後の独身男性は約10%と少数派であり、競争率が高いのが現実です。しかし、全てのケースで「高望みしすぎ」と言えるわけではなく、結婚後のライフプランを考慮した上で、現実的な選択肢を広げることが大切です。
 
年収だけでなく、価値観や生活スタイルの相性を見極めながら、自分にとって最適なパートナーを見つけることが成功のカギとなるでしょう。
 

出典

内閣府 結婚と家族をめぐる基礎データ
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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