中学生の息子が「将来はユーチューバーになる」と言っています。親としては生活していけるのか心配なのですが…どうやって収入を得ているのでしょうか?
配信日: 2025.03.29 更新日: 2025.03.31

そこで今回は、YouTubeで収入を得る仕組みについて調べてみました。どうすればYouTubeで収入を得られるのか、どれくらいの収入を得られれば生活していけるのか、気になる方は参考にしてください。

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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ユーチューバーが収入を得る仕組みとは?
Google LLC(グーグルのサービスを提供する法人)の「YouTubeヘルプ」によると、YouTubeで収益を得るにはYouTubeパートナープログラム(YPP)への参加を申請して承認される必要があります。それから収益化機能を有効にして、収入が得られるようになります。
チャンネル基準と利用できる収益化機能は表1の通りです。
表1
チャンネルの基準 | 利用できるようになる収益化機能 |
---|---|
チャンネル登録者数500人以上 有効な公開動画を3本以上アップロード 以下のいずれかの条件 ・有効な公開動画の総再生時間が3000時間以上(過去365日間) ・公開ショート動画の視聴回数が300万回以上(過去90日間) |
・チャンネルメンバーシップ ・ショッピング(自分の商品) ・Super ChatとSuper Stickers ・Super Thanks |
チャンネル登録者数1000人以上 以下のいずれかの条件 ・有効な公開動画の総再生時間が4000時間以上(過去365日間) ・公開ショート動画の視聴回数が1000万回以上(過去90日間) |
・広告収入 ・YouTube Premiumの収益 |
チャンネル登録者数1万人以上 以下のいずれかの条件 ・有効な公開動画の総再生時間が4000時間以上(過去365日間) ・公開ショート動画の視聴回数が1000万回以上(過去90日間) |
・ショッピング(他のブランドの商品) |
出典:Google LLC「Youtubeヘルプ YouTubeで収益を得るには」を基に筆者作成
YouTubeを始めてすぐに収益が得られるようになるのではなく、登録者数や再生時間などで一定の成果を出さなければならないことが分かります。
息子がユーチューバーとして生活していけるか心配……。事前に話し合うポイント
トップユーチューバーの予想収入額などを見て、自分も同じように稼げるのではと考える人もいるでしょう。しかし実際にYouTubeからの収入だけで生活することは決して簡単なことではありません。そこで、ユーチューバーを夢見る中学生の息子と、以下のポイントを話し合うといいでしょう。
一人暮らしの生活費の目安から目指す収入額を算出する
ユーチューバーになるにあたり、目標とする収入額の目安を知っておくことは大切です。成人して自活することを前提に、一人暮らしの平均生活費を参考にできるでしょう。
総務省統計局の「家計調査/家計収支編(2023年)」によると、単身勤労者世帯の1ヶ月間の平均消費支出額は18万2114円です。
したがって最低でも18万円以上の収入が求められますが、安定した生活を送るにはさらに多くの収入が必要です。同調査の「勤め先収入」は33万2497円となっていることから、少なくとも33万円ほどは稼ぐ必要があるといえるでしょう。
一般の会社員とは異なり、YouTubeで毎月安定した収入が得られるとは限らないことや、個人事業主として納税義務が生じることなども知っておく必要があります。投稿した動画が「バズる」ことで収入が大幅にアップする可能性はありますが、逆に評価されずに収入が減るリスクも伴うことを理解しておくことは大切です。
YouTubeで収益化するために何をするのか確認する
「YouTube動画が1本バズれば長期的に収入が得られる」と安易に考えている可能性もあり得ます。YouTubeで収入を得続けるには、定期的に動画投稿を行わなければならず、長期的な視野でテーマやプランを考えておく必要があります。
自分の好きなことであれば、ある程度の期間は続けられるかもしれません。ただし再生回数を伸ばすには、トレンドに沿った内容である必要もあります。これらを踏まえて、どういった動画を投稿し、どのように収益化するのかも確認するといいでしょう。
ユーチューバーは収益化機能を有効にして収入を得ている! 資格要件を満たす必要あり
ユーチューバーは、YouTubeパートナープログラムへの参加を認められ、収益化機能を有効にすることで収入が得られるようになります。さらに、チャンネル登録者数を増やす、動画の再生時間を増やすといった一定の基準を満たすことで、収益化機能を拡大させることもできます。
ユーチューバーになるにあたって、一人暮らしの平均消費支出額は1ヶ月間で約18万円、勤め先収入の平均額は約33万であることは参考になるでしょう。それだけの生活をYouTubeだけで支えるには、定期的および長期に亘って動画投稿を行う必要があります。どういった動画を投稿し、どのように収益化するつもりなのか、計画を確認しておくと安心です。
出典
Google LLC YouTubeヘルプ YouTubeで収益を得るには
総務省統計局 政府統計の総合窓口(e-Stat)家計調査/家計収支編(2023年) 単身世帯 詳細結果表<用途分類>1世帯当たり1か月間の収入と支出 表番号1 単身世帯・勤労者世帯・勤労者世帯以外の世帯・無職世帯
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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