30歳で「年収300万円」の独身会社員。友人たちが結婚し始めたので、自分も「婚活」を始めたい! 年収300万円台では厳しい?「結婚相手に求める年収」はどのくらい?

配信日: 2025.04.24 更新日: 2025.10.21
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30歳で「年収300万円」の独身会社員。友人たちが結婚し始めたので、自分も「婚活」を始めたい! 年収300万円台では厳しい?「結婚相手に求める年収」はどのくらい?
30歳を迎え、周囲の友人たちが次々と結婚していく中、「自分もそろそろ婚活を始めようかな」と考える人は少なくありません。しかし、「年収が低いと婚活が厳しいのでは?」と不安を抱えている人も多いのではないでしょうか。
 
例えば、年収300万円台という水準は、婚活市場でどのように評価されるのか気になるところです。結論から言うと、年収300万円台でも婚活で成果を上げることは可能です。
 
ただし、婚活市場における現実を理解し、適切な戦略を立てることが重要になります。本記事では、30歳・年収300万円台の婚活事情や、婚活成功のためのポイントを解説します。
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30歳・年収300万円台はどの程度の水準?

まず、年収300万円台が世間的にどの程度の水準なのかを確認しておきましょう。
 
国税庁が発表した「令和5年分民間給与実態統計調査」によると、給与所得者における30代前半(30~34歳)の平均年収は男性が492万円、女性が345万円、男女計431万円です。
 
これを見ると、年収300万円台の男性の場合、平均より低めの水準に位置することが分かります。しかし、地域や業種によって年収水準は異なります。また、住んでいる地域やライフスタイルによって支出は同一ではありません。
 
そのため、年収300万円台ということだけで「低収入で婚活はうまくいかない、結婚できない」と一概に決めつけるのは時期尚早といえるでしょう。
 

年収300万円台の婚活市場での評価は?

とはいえ婚活市場において、年収は重要な指標の1つです。では、年収300万円台の人はどのように評価されるのでしょうか。
 
恋活・婚活情報サイト「ハッピーライフ」が、婚活中の女性100人を対象に行ったアンケート調査によると、女性が結婚相手に求める年収は次の通りです。


・100~200万円:0%
・200~300万円:3%
・300~400万円:4%
・400~500万円:13%
・500~600万円:15%
・600~700万円:18%
・700~800万円:19%
・800~900万円:20%
・900~1000万円:3%
・1000~1500万円:4%
・1500~2000万円:0%
・2000万円以上:1%

結婚相手に求める年収水準を「年収300万円台以下(100~400万円)」だと回答した女性は、7%存在します。高年収の男性は婚活市場で有利となりやすいのは事実ですが、年収300万円台でも女性に受け入れられる可能性はあるといえるでしょう。
 
また、婚活においては「年収だけ」で判断されるわけではなく、安定した職業・人柄・価値観の一致といった要素も大きく影響します。「結婚後の安定性」を重視する女性も多くいるため、年収が少し低くても、しっかりとした生活設計を提示できれば十分にチャンスはあります。
 

年収が高くなくても婚活を成功させるためのコツ

年収が高くなくても婚活で成果を上げることはできますが、できるだけその確率を上げたいものです。年収が高くなくても婚活を成功させるコツを見ていきましょう。
 

安定感をアピールする

年収がやや低めでも、「今後、昇給の見込みがある」「安定した職業に就いている」といった点をアピールすることで、相手からの評価は上がる可能性があります。特に、公務員や正社員など、安定性が高い職業に就いている人は上手にアピールしましょう。
 

家計管理ができることを示す

結婚後の生活を考えると、年収が多少低くても「貯金がしっかりある」「計画的にお金を使える」という点は大きな強みになります。婚活市場では「高年収だが浪費家の男性」よりも、「中程度の年収でも堅実に貯金ができる男性」のほうが魅力的に映る可能性もあるでしょう。
 

希望条件を再確認する

「自分は30歳だから、相手も30歳前後がいい」などと考えるのではなく、少し幅を広げて探してみるのも成功のコツです。例えば、年齢の幅を広げたり、地方での婚活を視野に入れたりすることで、選択肢も増えるでしょう。
 

第一印象を大切にする

婚活では、第一印象となる見た目や振る舞いも重要です。清潔感のある服装や髪型を心がけ、話し方やマナーにも気を配ることで、年収のハードルを補うことができるでしょう。
 

まとめ

30歳で年収300万円台の男性の場合、平均的な水準よりも低いとはいえ、婚活市場において一定の需要はあります。また、安定した職業や家計管理能力の高さなどの堅実さをアピールすることなどで、年収の低さをカバーできることも少なくありません。
 
年収300万円台でも、自分の強みを生かし、しっかりとした戦略を立てることで、理想の相手と出会うチャンスは十分あるといえるでしょう。
 

出典

国税庁 令和5年分民間給与実態統計調査-調査結果報告-
株式会社アイベック ハッピーライフ 結婚相手に求める理想の収入はどのくらい?婚活中男女200人に大調査!(PR TIMES)
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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