「航空会社」の「一般職」で働きたいという娘。なんとなくのイメージですが「年収500万円」は超えているでしょうか?また、必要な資格についても教えて下さい!

配信日: 2025.04.27 更新日: 2025.10.21
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「航空会社」の「一般職」で働きたいという娘。なんとなくのイメージですが「年収500万円」は超えているでしょうか?また、必要な資格についても教えて下さい!
航空会社にはさまざまな部門があり、業務内容も多岐にわたります。そのため「航空会社に勤めている」という話を聞くと「どのような仕事をしているのか」「働くために資格は必要なのか」などと気になることもあるかもしれません。
 
そこで本記事では、航空会社の一般職の平均年収をご紹介するとともに、仕事内容や必要とされる資格などについても詳しくご紹介します。
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航空会社の一般職の平均年収

ある航空会社が公表している一般職の平均年収は、表1の通りです。
 
表1

基本給 基本給+その他インセンティブ
男性一般職 約500万円 約700万円
女性一般職 約450万円 約650万円

※筆者作成
 
ちなみに、国税庁の「令和5年分民間給与実態統計調査-調査結果報告-」によると、給与所得者全体の平均年収は460万円となっています。そのため、航空会社の一般職の平均年収は、給与所得者全体の平均よりも高額な可能性があるといえるでしょう。
 
ただし、会社の規模などによって差がある可能性もあるため、あくまで目安程度にしておくとよいでしょう。
 

航空会社の一般職の仕事内容

ある航空会社では、一般職は空港における実務のプロフェッショナルとして、カウンターやラウンジで働いたりオペレーション業務に携わったりするなど、空港運営のための業務に取り組んでいるようです。
 
基本的な業務を習得した後はそのスキルを生かせる他部門へと異動し、さまざまな業務を経験したうえで「空港運営のトップマネジメント」を目指すとされています。
 
そのため、グループ全体の経営のトップマネジメントを目指して幅広いスキルを身に付ける総合職とは違った役割を担うことになると考えられます。
 

航空会社の一般職として働くには?

応募資格や応募方法は航空会社によって異なる可能性がありますが、前述の航空会社の場合、新卒者は次の手順で一般職に応募することになっているようです。
 

・採用サイトからプレエントリーする
・エントリーシートを提出する
・適性検査を受検する

 
選考は書類選考、面接試験などの方法でおこなわれるとされています。
 
また、入社前に必須とされる資格が特にない場合もあるようですが「英検2級・TOEIC550点以上が望ましい」とされている場合や「中国語や韓国語などの言語や、手話ができるとよい」とされている場合などがあるようです。
 
自分に生かせる特技があれば採用に有利になる可能性もあるため、事前にチェックしておくとよいかもしれません。もし応募までにまだ時間があるなら、必要なスキルを身に付けられるよう学んでおくとよいでしょう。
 
そのほか、仕事に必要な専門知識は入社してから教育を受けることになるため、コミュニケーション能力を高める努力などをしておくとよいかもしれません。
 

一般職の平均年収は航空会社にもよるが600万~700万円の場合もある|英検やTOEICを持っていると有利

ある航空会社の一般職の平均年収は、男性が約700万円、女性が約650万円です。ほかの航空会社の場合では、平均年収が300万円台というところもあるようなので、会社によって差があると考えてよいでしょう。
 
一般職は空港における実務に取り組むことが多いようなので、カウンターやラウンジで働いたり、オペレーション業務に携わったりするうえで、英検やTOEIC、中国語や手話などの資格を持っていると役に立つ可能性があります。
 
募集要件に必須とされる資格が特にない場合であっても、学んでおくと採用にも有利になるかもしれません。
 

出典

国税庁 令和5年分民間給与実態統計調査-調査結果報告-
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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