「年収600万円」の夫は高い方？ 50代男性の平均年収はどれくらいなのでしょうか？
ファイナンシャルプランナー
FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。
編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。
FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。
このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。
私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。
50代男性の平均年収と中央値は？
転職サービス「doda」を展開しているパーソルキャリア株式会社の「2024年版 平均年収ランキング」によると、50歳男性の平均年収は650万円です。
また、国税庁の「令和5年分民間給与実態統計調査」では、50〜54歳の男性の平均年収は689万円、55〜59歳では712万円と報告されています。また、パーソルキャリア株式会社の同調査によると50歳男性の年収中央値は540万円です。
年収600万円は高い？ 低い？
年収600万円は、50歳男性の平均年収（650万円）や中央値（540万円）と比較すると、ほぼ平均的な水準です。しかし、地域や業種によって平均年収は大きく異なるため、一概に高い・低いとは言い切れません。例えば、東京都の男性の平均年収は764万円と全国的に高めですが、他の地域では500万円台のところもあります。
地域や業種による年収の違い
同調査結果を地域別に見ると、東京都の男性の平均年収は534万円、神奈川県の平均年収は518万円です。一方、青森県の平均年収は406万円と全国平均より低めです。業種別では、総合商社の50代男性の平均年収は871万円で、1000万円を超える場合もありますが、小売・外食の50代男性の平均年収は504万円、女性では300万円台と低い傾向があります。
年収600万円の位置づけと今後の考え方
年収600万円は、50代男性の平均年収と比較するとほぼ同水準ですが、地域や業種によっては高水準と言えます。重要なのは、収入だけでなく、支出の管理や将来の資金計画をしっかりと立てることです。老後の生活を安心して迎えるためにも、現在の収入を基に、貯蓄や投資、保険の見直しなどを検討することをおすすめします。
出典
パーソルキャリア株式会社 2024年版 平均年収ランキング
国税庁 令和5年分民間給与実態統計調査
執筆者：FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
