都道府県別「平均年収」ランキング! 1位は「東京都」だけど、ほかに年収が高い県はどこ?“エリア別の平均”も確認
この記事では、平均年収の高い都道府県を紹介します。また、エリア別の平均年収や、年収アップのための転職に関する注意点も簡単に解説しますので、ぜひ最後までご覧ください。
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平均年収が最も高いのは東京都
転職サービスdodaの「都道府県別の平均年収は?平均年収ランキング」を確認すると、2024年度の平均年収が最も高いのは東京都で471万円でした。さらに男女別に見ても、東京都の平均年収は男性が534万円、女性が415万円で、どちらもNo.1という結果でした。
2位は神奈川県で452万円、3位は千葉県で435万円、4位は埼玉県で426万円、5位は茨城県で424万円です。なんと、上位を関東圏の都道府県が占めています。また、前年と比較して平均年収が増えたのは44都道府県あり、上昇幅が大きかったのは神奈川県と長崎県でした。
エリア別の平均年収|最も高いのは関東
平均年収のトップ5を関東圏が占めていることからも分かるとおり、エリア別で最も平均年収が高いのは関東でした。
2位は東海で413万円、3位は関西で407万円です。ほかにも、中国・四国が386万円、北信越が385万円、北海道・東北が381万円、九州・沖縄が380万円でした。
ただし、住んでいる地域の平均年収が低いからといって、必ずしも自分の年収が低くなるとは限りません。年収には、年齢や知識、スキル、経験、業種、職種などさまざまな要素が影響を与えています。「関東=年収が高い」を鵜呑みにしすぎないほうがよいでしょう。
年収を上げるなら転職がいい? 注意するべきこととは
年収を上げる方法としてよく紹介されるのが転職ですが、実はいくつか注意すべきことがあります。最も注意しなければならないのは、退職後の生活費です。
例えば、転職活動に集中するために仕事を辞めてしまった場合、次の会社が決まるまでの間、給与は発生しません。転職先が見つかるまでに時間がかかれば、生活が苦しくなることも予想されます。そのため、少なくとも半年程度の生活費は用意しておくといいかもしれません。
また、給与額の中身の確認も必須です。求人情報を見て今よりも給与が上がると思っていても、みなし残業代が含まれていることで実質的に給与が下がってしまうといったケースもあります。モデル年収の条件や内訳についてもしっかりチェックしてから転職を検討しましょう。
まとめ
平均年収が最も高い都道府県は、東京都でした。この結果をある程度予想していた人もいるかもしれませんが、トップ5全てが関東の都道府県だと知っていた人は少ないでしょう。
そして、都道府県ごとのランキングからも予想できるとおり、エリア別の平均年収も関東が最も高い結果となりました。
ただし、年収はさまざまな要素で構成されているため、関東圏の企業に転職したからといって必ずしも年収が上がるとは限りません。転職を考えている場合、まずは求人情報の中身を丁寧にチェックするようにしましょう。
出典
doda 都道府県別の平均年収は?平均年収ランキング(47都道府県・地方別の年収情報)【最新版】
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
