【2025年】冬ボーナスは「50万円」が平均! 男性「61.6万円」女性「36.5万円」ですが、私の“ボーナス10万円”は少なすぎでしょうか? 最新データを確認

配信日: 2026.01.07
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【2025年】冬ボーナスは「50万円」が平均! 男性「61.6万円」女性「36.5万円」ですが、私の“ボーナス10万円”は少なすぎでしょうか? 最新データを確認
冬のボーナスが10万円だと、ほかの人よりも少ないのではないかと不安になることもあるのではないでしょうか。2025年の最新データでは、民間企業のボーナスの平均額は約50万円で、10万円は低めですが、業界や企業によって事情はさまざまです。
 
本記事では、客観的なデータを基に、10万円の立ち位置と、今後の向き合い方を整理します。
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2025年冬のボーナス平均額と「10万円」の立ち位置

株式会社DONUTSが実施した2025年「冬季賞与に関する実態調査」によると、冬のボーナスの平均額は「50万6547円」でした。2024年の平均支給額は約50万2000円、2023年は約43万円となっており、年々上昇しています。
 
性別での平均支給額は、男性が「61万6299円」、女性が「36万4917円」と、女性のほうが男性よりも低い結果でした。年齢別の推移を見ると、最も高いのは50~54歳の「66万1139円」である一方、19歳以下や20~24歳では「20万円台」にとどまっています。
 
女性の平均支給額は全体平均を下回る傾向にあるため、女性では10万円台のボーナスが支給された人も多いのではないでしょうか。
 
厚生労働省の「毎月勤労統計調査 2025(令和7)年9月分結果速報等」によると、2025年に夏のボーナスが支給されたのは企業全体の「73.4%」にとどまり、約3割はボーナスが「不支給(ゼロ)」でした。冬のボーナスも、同様の傾向と予測されます。
 
ボーナスが10万円という金額は、高額ではありませんが、ボーナスが支給されない企業もある中で、少額ながらも支給が行われている点はポイントです。
 

なぜ「10万円」なのか? 2025年の企業事情

ボーナスが10万円だった背景には、単なる業績悪化以外にも、いくつかの理由が考えられます。
 
まず、ボーナスを「寸志」や「一律支給」として扱い、勤続年数や役職に関わらず全従業員に同額、または少額を配分しているケースです。これは、基本給が相場より高めに設定されている企業や、収益構造が不安定なサービス業などに多く見られます。
 
また、2025年は円安やインフレによる原材料費の高騰、エネルギーコストの増大が、多くの企業の利益を圧迫しました。売上自体は維持できていても、経費が増えることで「従業員へ還元できる利益」が残りにくくなります。その結果、ボーナスを10万円程度に抑えざるを得なかった中小企業も少なくないと推測されます。
 
さらに、入社して間もない「試用期間明け」であったり、査定期間中に欠勤があったりする場合も、支給額が10万円程度になることがあります。もし、企業の業績が良いにもかかわらず、自分だけが平均を大きく下回っている場合は、就業規則の賞与規定や自身の査定評価を確認してみる必要があるでしょう。
 

ボーナス額だけで「損得」を判断してはいけない理由

ボーナスが少ないと損をした気分になるかもしれませんが、重要なのは「年収総額」の視点です。ボーナスは、あくまで企業の業績に連動する変動給であり、法律で支払いが義務付けられているものではありません。
 
一方、毎月の「基本給」は生活の土台であり、残業代や将来の年金額、退職金の計算基準となる重要な要素です。10万円のボーナスであったとしても、基本給が高い場合には年収も高くなります。
 
たとえボーナスが100万円であったとしても、基本給が低い場合には年収総額で比較すると低くなる可能性もあります。ただし、住宅購入の予定がある場合や、教育費を貯めておきたいライフステージにある場合には、ボーナスの少なさが貯蓄スピードに影響する点は否めません。
 
まずは、ボーナスに対する不満が「金額」によるものなのか、それとも「評価の不透明さ」にあるのかを切り分けて考えてみましょう。
 

「平均以下」から脱出するためにできること

現在の仕事内容や責任に対して、10万円という報酬に不満を感じる場合は、現状を変えるための行動が必要です。2025年は、深刻な人手不足から、スキルや経験を持つ人材には、より高い賞与水準を提示して迎え入れる企業が増えました。この傾向は、2026年も続くと予想されています。
 
資格取得やスキルアップを通じて、賞与体系が明確な「ジョブ型雇用」の企業や、景気に左右されにくい安定業界へシフトすることも有効な選択肢です。
 
ボーナス10万円という結果を、単なる不満で終わらせるのではなく、自身のキャリアや資産形成を見直すきっかけにすることで、数年後の冬には、納得のいくボーナスを手にしている可能性も十分にあります。
 

10万円は「次の一歩」を考えるサイン

冬のボーナス10万円は、2025年の平均値から見れば低い水準です。ただし、ボーナスを支給できない企業もある中で、支給されたこと自体が、企業努力の側面もあります。
 
大切なのは、この金額を「自分の価値」と決めつけず、年収総額や労働環境を含めて客観的に評価することです。もし将来の生活に不安を感じるのであれば、市場価値を確認し、より正当な報酬を得られる環境へステップアップする準備を始めるのもいいかもしれません。
 

出典

株式会社DONUTS 2025年の賞与支給実績
厚生労働省 毎月勤労統計調査 2025(令和7)年9月分結果速報等
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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