中小企業のわが社、ただでさえ薄給で「冬のボーナス」も“30万円”と少なくさすがに転職を検討中…。大企業だと“倍近い金額”がもらえたって本当!?
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「冬のボーナス」の支給額は前年比で横ばいの企業が多い
株式会社帝国データバンクが公表した「2025年冬季賞与の動向調査」によると、冬のボーナスを支給する予定とした企業は全体の8割でした。
そのうち44.7パーセントは、支給額について前年と変わらないと回答しています。一方で、前年より支給額が増加した企業は22.7パーセントとなっており、昨年と比べてもほとんど大きな伸びは見られません。
500人以上の大企業の「冬のボーナス」は“約56万5000円”
株式会社DONUTSが運営するクラウドシステム「ジョブカン」で集計された「冬季賞与に関する実態調査」によると、2025年冬のボーナス平均支給額は50万6547円となっています。
前年度の平均支給額の50万2657円と比較しても大きな変化はなく、これは前項目の調査結果とも合致しています。以下の表1は2025年冬のボーナス平均支給額を企業規模別に示したものです。
表1
| 企業規模(従業員数) | 平均支給額 |
|---|---|
| 1~29人 | 49万3389円 |
| 30~99人 | 44万9318円 |
| 100~299人 | 51万7836円 |
| 300~499人 | 44万4402円 |
| 500人以上 | 56万4980円 |
出典:株式会社DONUTS ジョブカン 「2025年の賞与平均支給額、速報値は「50万6547円」/「ジョブカン」が冬季賞与の実態調査を性別・年代別・企業規模別に実施 2025年 企業規模別 冬季賞与平均支給額」を基に筆者作成
従業員数が500人以上の大企業では、平均支給額は56万4980円と高く、企業規模によって差はあるものの、大企業では平均支給額が高い傾向がみられます。掲題の方が支給されたボーナスの30万円は、全体平均額の半分を超えた程度であることから、「少ない」かもしれません。
冬のボーナスは「貯蓄に回すつもり」の消費者が多かった?
Pontaサービスを運営する株式会社ロイヤリティマーケティングが、Pontaリサーチで行った第63回Ponta消費意識調査によると、冬のボーナスの使い道では貯金・預金が1位で、12年連続となっています。前年と比較すると、旅行や食品・衣服への支出が減少し、貯金や投資の分野が増加したようです。
貯金・預金すると回答した人のうち、用途を決めている割合は約38パーセントで、最も多い用途は前年に引き続き「老後の生活への備え」でした。増加幅が最も高いのは「病気や災害への備え」で、前年から5ポイント上昇しています。
一方、「ボーナスを貯金・預金しない」と回答した理由の1位は、「生活費や日常の支出に充てるため」でした。このことから、ボーナスが入っても家計の補填に充てざるを得ず、貯金・預金に回しにくい層もいることがうかがえます。
まとめ
2025年冬のボーナス平均支給額は、50万6547円でした。この金額は、前年度と比較してもほぼ変化がありません。従業員数が500人以上の大企業になると、平均56万4980円と平均額より高くなっています。
ボーナスの用途は、貯金・預金や投資など資産形成にまわす傾向にあり、支給額が振るわない場合、貯金せずに日常生活の支出へ充てる方が多いようです。
出典
株式会社帝国データバンク レポート 2025年冬季賞与の動向調査
株式会社DONUTS ジョブカン お知らせ 2025年の賞与平均支給額、速報値は「50万6547円」/「ジョブカン」が冬季賞与の実態調査を性別・年代別・企業規模別に実施
株式会社ロイヤリティマーケティング 第63回Ponta消費意識調査 2025年10月発表【冬のボーナスの使い道ランキング】「貯金・預金」が12年連続1位 昨年と比べ、旅行や食品などの支出が減り、貯金や投資が増加 本件に関する資料
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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