「陸上」「海上」「航空」自衛官で年収はどう違う?それぞれの仕事内容や職業に就くために必要な条件とは

配信日: 2026.01.29
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「陸上」「海上」「航空」自衛官で年収はどう違う?それぞれの仕事内容や職業に就くために必要な条件とは
自衛官は国家公務員なので、安定した収入を得られるイメージがある人もいるでしょう。
 
自衛官には「陸上自衛官」「海上自衛官」「航空自衛官」があるため、年収や仕事内容にどのような違いがあるのか、よく分からない人もいるかもしれません。
 
本記事では、それぞれの自衛官になるための条件も併せてご紹介します。
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「陸上」「海上」「航空」自衛官の平均年収

陸上・海上・航空自衛官になるために「自衛官候補生」として採用され、「任期制自衛官」として働いた場合の収入を比較してみましょう。
 
防衛省の自衛官募集サイトによると、任期制自衛官の任期は陸上自衛官が2年、海上・航空自衛官が3年となっています。ただし、最初の1任期目は採用後の3ヶ月間の教育を含みます。
 
防衛省「自衛官募集」を基に、それぞれ任期ごとの収入と1年間当たりの収入を表1にまとめました。
 
表1

陸上自衛官 海上自衛官 航空自衛官
任期 2年 3年 3年
1任期の収入 約865万円 約1708万円 約1349万円
1年間当たりの収入 約433万円 約569万円 約453万円

出典:防衛省「自衛官募集」を基に筆者作成
 
海上自衛隊は船に乗るので手当が多くつくことから、陸上自衛隊や航空自衛隊よりも年収が高くなります。
 

それぞれの仕事内容

陸上自衛隊は、自衛隊の中でも最大の組織規模を誇ります。地上戦闘の骨幹部隊である普通科や、火力戦闘部隊である特科のほか、通信科や武器科・輸送科・警務科などが存在します。
 
例えば通信科では、通信機器を用いて部隊間の指揮連絡のために通信の確保、写真・映像の撮影・処理などを行い、武器科では火器や戦車の整備などを行うことがおもな仕事です。
 
一方、海上自衛隊はおもに海洋とその上空が活動の場であり、海上からの侵略に備えたり、海上交通の安全を確保したりします。災害時には物資の補給や燃料・人員の輸送なども行います。
 
航空自衛隊は日本の空の安全を担う役割を持ち、常時警戒監視を行うことが仕事です。災害発生時には捜索や救助を始め、航空機での人員・物資の輸送なども行います。
 

自衛官になるための条件

自衛官になるためには、中学や高校・大学などを卒業した後で、採用試験に合格する必要があります。
 
一般の大学や大学院を卒業した人は「自衛隊幹部候補生」として応募できるほか、学歴を問わず、18歳以上33歳未満であれば「一般曹候補生」や「自衛官候補生」の採用試験を受けることも可能です。
 
また、海上自衛官と航空自衛官は「航空学生」の試験を受けて目指すこともできます。
 
採用試験を受けるには学歴や免許、年齢、身体条件をクリアしている必要があり、入職後は数ヶ月~数年ほどさまざまな教育を受けてから、各部隊に勤務する流れです。
 
身体条件については、例えば「自衛官候補生」の場合だと、男女共に以下のようなものがあります。
 

・両側の裸眼視力が0.6以上、または矯正視力が0.8以上
・身体健全で慢性疾患、感染症に罹患していない
・開腹手術の既往歴がない
・気管支喘息や高血圧症、低血圧症などの慢性疾患がない  など

 
職種によって特定のスキルや資格が必要となる場合もありますが、自衛隊内の教育機関で習得可能なものもあります。
 

「任期制自衛官」として働いた場合の年収は手当が多くつく海上自衛官の年収が最も高い

防衛省によると「自衛官候補生」として採用され「任期制自衛官」として働いた場合の年収は、陸上自衛官が約433万円、海上自衛官が約569万円、航空自衛官が約453万円となっています。
 
艦艇勤務などに伴う各種手当が支給されるため、海上自衛官は陸上自衛官や航空自衛官に比べて年収が高めになる傾向があります。陸上自衛官・海上自衛官・航空自衛官では仕事内容や仕事に就くための条件にも違いがあるため、確認しておくとよいでしょう。
 

出典

防衛省 自衛官募集 自衛官の処遇改善
厚生労働省 職業情報提供サイト jobtag 陸上自衛官
厚生労働省 職業情報提供サイト jobtag 海上自衛官
厚生労働省 職業情報提供サイト jobtag 航空自衛官
防衛省 自衛官募集 身体検査等の基準
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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