「看護師」と「助産師」では年収にどれくらい差がある? 助産師になるには、資格取得のハードルも高いですか?

配信日: 2026.04.09
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「看護師」と「助産師」では年収にどれくらい差がある? 助産師になるには、資格取得のハードルも高いですか?
看護師と助産師は、どちらも医療現場で活躍する専門職です。同じ看護職であるため、収入や業務に大きな違いはないと考えている人もいるでしょう。
 
しかし、実際にはケアの対象や、資格を取得するまでのルートに違いがあります。担う役割によって、得られる給与の傾向も変わるようです。
 
将来の進路を検討する際は、それぞれの年収や専門性の違いを把握することが重要です。自身の適性を判断し、納得できる道を選べるでしょう。今回は看護師と助産師の年収や仕事内容の違い、助産師になる難易度について解説します。
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看護師と助産師の年収の違い

助産師は、看護師よりも高い給与水準にあるようです。厚生労働省「令和6年賃金構造基本統計調査」の従業員10人以上の規模で見ると、看護師の「きまって支給する現金給与額」は36万3500円ですが、助産師は39万9600円です。
 
「年間賞与その他特別給与額」も看護師の83万5000円に対し、助産師は101万400円となっています。
 
年収に換算して比較してみましょう。看護師の年収が519万7000円であるのに対し、助産師は580万5600円です。この結果から、助産師の平均年収の方が、看護師よりも60万8600円上回ることが分かります。
 
助産師の年収の方が高い理由のひとつに、妊娠や出産という特定の分野において、高度な専門性が求められている側面があるようです。分娩の介助や母子への保健指導のような専門技能に加え、夜間の出産対応も生じるため、資格手当や職務手当が加算される場合が多いと推測されます。
 

仕事内容の違い

看護師と助産師は、ケアをする目的や対象に違いがあるようです。看護師は、医師の診療補助や注射、投薬管理、検査の準備、生活支援など、治療と回復を支える業務が中心になります。
 
病気や手術をする方などを対象とし、医療を円滑に進めるために多職種と連携する場面も多いでしょう。
 
一方で助産師は、妊娠や出産、産後のライフイベントを支える役割を担います。正常な分娩を単独で取り扱う資格を有し、妊婦健診や出産の介助、母乳育児の支援、産後のメンタルケアなどを包括的に行う場合があるとされています。
 
出産へ立ち会うだけでなく、妊産婦の心身の変化を見守りながら、生活全体を支えることが助産師の特徴です。病気に向き合い回復を助ける看護師に対し、助産師は出産という節目を中心に、女性の人生や健康に寄り添う姿勢に重きが置かれているとされています。
 

助産師になる難易度は?

助産師の職に就くには複数の養成課程や国家試験を突破しなければならないため、容易ではありません。一般的には、大学や専門学校などで看護師の養成課程を修了して看護師資格を得たあとに、助産師養成所などで学びを経てから助産師国家試験に合格する必要があるとされています。
 
教育機関によっては、看護師と助産師の課程を同時に履修できる選択肢もあります。
 
また、看護師と助産師の2つの国家試験に合格するためには、学生時代から知識やスキルの定着に励むなど、周到な準備が求められるかもしれません。そのため助産師は、取得までの難易度や専門性が高い職業といえます。
 

平均年収は看護師よりも助産師の方が高く、助産師になる難易度は高い傾向にある

助産師の平均年収は580万5600円とされており、看護師の年収を60万8600円上回ります。看護師は診療の補助や回復のサポートを業務とする一方で、助産師は妊娠から出産、産後のケアまでを専門的に担います。
 
国家資格を得るには看護師養成課程のあとに助産師養成所などで学び、助産師国家試験に合格する必要があり、容易な道のりとはいえません。目指す職種の収入や業務、資格取得までの流れを整理し、将来の計画に役立ててみるとよいでしょう。
 

出典

e-Stat政府統計の総合窓口 厚生労働省 賃金構造基本統計調査 令和6年賃金構造基本統計調査 一般労働者 職種 表番号1 職種(小分類)別きまって支給する現金給与額、所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額(産業計)
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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