ママ友が、夫が「巡査部長」から「警部補」へ昇任すると喜んでいました。年収はどのくらい変わるのでしょうか?
警察官の友人が昇任したという話を聞き、年収がどのくらい上がるのか気になる人もいるかもしれません。
本記事では、警察官の階級について解説するとともに、巡査部長から警部補に昇任した場合の年収や昇任する方法についてまとめています。
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警察官の「階級」とは
警察官には、警察法第62条により、警視総監・警視監・警視長・警視正・警視・警部・警部補・巡査部長・巡査の9つの階級が設けられています。
都道府県警察の場合、警察採用試験に合格して警察学校に入校した人は「巡査」からのスタートになります。その後、試験による昇任や勤務成績・勤務年数に基づく昇任があり、階級を上げることが可能です。
国家公務員採用総合職試験に合格して警察官になったいわゆる「キャリア組」は、一般的には巡査と巡査部長を飛び超え、「警部補」からスタートします。
今回のケースでは「巡査部長から警部補へ昇任する」ということなので、都道府県警察に勤めていると考えてよいでしょう。
巡査としてスタートしてから大学卒で概ね2年、それ以外は4年ほど経つと初めて昇任試験を受けられ、合格すれば「巡査部長」になれます。その後、2~4年ほどで「警部補」になるための昇任試験の受験資格が与えられる自治体もあるようです。
「巡査部長」と「警部補」の年収
今回は「巡査部長から警部補になると年収はどのくらい変わるのか?」ということなので、それぞれの年収を確認してみましょう。
都道府県警察官の給与は、住居手当や扶養手当、通勤手当などの各種手当と、賞与に値する期末手当や勤勉手当、従事した業務の内容に応じて支給される特殊勤務手当などによって都道府県ごとに決まるようです。
例えば長崎県警察のモデルケースを見ると、採用5年目の巡査部長(27歳・大学卒)の年収が約590万円、採用9年目の警部補(31歳・大学卒)の年収が約670万円となっています。モデルケースでは、年齢や勤続年数の違いも含めて、警部補の年収が巡査部長より80万円高くなっていることが分かるでしょう。
また、広島県警察では、巡査部長(35歳)の年収が約745万3900円、警部補(45歳)の年収が約947万2600円というモデルケースも紹介されています。こちらのケースだと警部補に昇任後は年収が200万円以上アップしています。年齢や勤続年数の違いも影響していると考えられるでしょう。
警察官が上の階級へ昇任する方法
巡査部長から警部補へ昇任する方法のひとつは、昇任試験に合格することです。昇任試験に合格した後は警察学校に入校して研修を受け、修了すると正式に警部補に任命されます。
昇任試験の時期は都道府県によって異なり、筆記試験のほか、けん銃の実技・面接・論文・集団討論などが行われます。
また、一定以上の勤続年数があり勤務成績が優れている場合は、試験を受けずに「選考」により昇任することもあるようです。
都道府県によっては年収が約80万~200万円以上アップするモデルケースも紹介されている
警察官には9つの階級が設けられていて、昇任試験に合格するなどの方法で昇任することが可能です。
巡査部長から警部補へ昇任した場合の年収の変化について、都道府県ごとに紹介されているモデルケースを見ると、約80万~200万円以上アップする例もあることが分かります。
勤務する都道府県や勤続年数、年齢などによっても年収は変わってくると考えられます。昇任によりどのくらい年収がアップするのか気になる場合は、参考にするとよいでしょう。
出典
デジタル庁e-GOV法令検索 警察法(昭和二十九年法律第百六十二号) 第五章 警察職員(警察官の階級) 第六十二条
警察庁 都道府県警察官採用案内 警察官をめざす方のための採用情報 昇任 勤務・給与体系 福利厚生
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執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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