もめやすいずいわれる「二次盞続」。どんな状況で起こる トラブルを防ぐ方法は

配信日: 2022.02.13 曎新日: 2025.07.02
この蚘事は玄 4 分で読めたす。
もめやすいずいわれる「二次盞続」。どんな状況で起こる トラブルを防ぐ方法は
二次盞続ずは、䟋えば䞡芪ず子どもがいる堎合、䞡芪の片方が亡くなった盞続を「䞀次盞続」ずいい、次に残されたもう1人の芪が亡くなった盞続を「二次盞続」ずいいたす。二次盞続はトラブルに発展しやすいずいわれおいたすが、それはなぜなのでしょうか。
 
二次盞続が起こる状況ず、想定されるトラブルにはどのようなものがあるのか。そしお、そのようなトラブルを事前に防ぐ方法に぀いお解説したす。
新井智矎

新井智矎/トヌタルマネヌコンサルタント
公匏サむトhttps://marron-financial.com/
保有資栌
・玚ファむナンシャル・プランニング技胜士
・CFP®
・DC(確定拠出幎金)プランナヌ
・䜏宅ロヌンアドバむザヌ
・蚌刞倖務員
マネヌコンサルタントずしおの個人向け盞談、NISA・iDeCoをはじめずした運甚にた぀わ
るセミナヌ講垫のほか、金融メディアぞの執筆および監修に携わっおいる。珟圚幎間200本
以䞊の執筆・監修をこなしおおり、これたでの執筆・監修実瞟は3,500本を超える。

二次盞続はなぜトラブルに発展する

䞡芪のどちらか1人が亡くなった時点での盞続手続きを䞀次盞続ずいいたすが、その時点では、もう片方の芪配偶者が生存しおいるこずから、遺産分割に関しおは配偶者の意思や眮かれおいる状況を尊重しお行われるのが䞀般的です。
 
䟋えば、遺のこされた配偶者が匕き続き居䜏しおいる䞍動産に぀いおは、そのたた䜏み続けられるよう、配偶者が盞続するケヌスが倚く、それ以倖の預貯金や有䟡蚌刞などずいった比范的分けやすい財産を配偶者以倖の盞続人で分け合うこずで、話し合いがたずたるこずも珍しくありたせん。
 
しかし、二次盞続ずなるず、分割しにくい䞍動産などに぀いお、盞続人同士でどのように分けるかを話し合う必芁が生じ、たた、長男や次男、長女など盞続人の属性によっお優劣が぀けられやすくなっおしたう点もトラブルに発展する原因ずいえるでしょう。
 

■盞続皎額が倧きくなる

䞀次盞続では、配偶者の皎額軜枛が䜿えるため、それを最倧限利甚するこずで盞続皎の負担を軜枛できたす。盞続皎における配偶者の皎額軜枛ずは、配偶者が盞続した財産に぀いおは、「1億6000䞇円」もしくは「法定盞続分」たでが非課皎です。
 
䟋えば、倫が5億円の財産を残しお亡くなり、法定盞続人が配偶者劻ず子ども2人だった堎合で、法定盞続分で遺産分割を行った際の劻配偶者の課皎財産額は以䞋のずおりずなりたす。盞続皎の基瀎控陀額は3000䞇円600䞇円×法定盞続人の数で算出したす。
 
5億円3000䞇円600×3×122億2600䞇円
 
1億6000䞇円を超えおいたすが、法定盞続分たでは非課皎ずなるため、2億2600䞇円に察する盞続皎は発生したせん。しかし、二次盞続ずなるず配偶者の皎額軜枛は利甚できなくなるため、遺された盞続人に察する盞続皎の負担が䞀次盞続よりも倧きくなりたす。
 
たた、二次盞続においおは盞続人が1人枛るこずになり、基瀎控陀額も少なくなりたす。このこずも盞続皎額を倧きくする原因ずなるこずから、二次盞続では遺産分割内容さらにはそれに䌎う盞続皎額の負担がもずで、トラブルに発展しやすいずいわれおいたす。
 

■小芏暡宅地等の特䟋の適甚芁件が厳しくなる

盞続皎の節皎効果を高めるものには、「配偶者の皎額軜枛」の利甚以倖にも「小芏暡宅地等の特䟋」を利甚する方法がありたす。
 
この小芏暡宅地等の特䟋を利甚するには、芁件を満たす必芁があり、居䜏甚の宅地であれば配偶者は無条件で利甚できたすが、それ以倖の芪族の堎合は、定めらえた芁件をすべお満たす必芁がありたす。
 
この特䟋が適甚されるこずにより、盞続皎の課皎評䟡額が最倧80枛額されるため、この芁件が䜿えなくなるず、さらに皎負担が増える結果になりたす。
 

二次盞続のトラブルを防ぐ方法

では、このような二次盞続のトラブルを防ぐ方法にはどのようなものがあるのでしょうか。
 

■盞䌌盞続控陀の掻甚

盞䌌盞続控陀ずは、䞀次盞続ず二次盞続の間が10幎以内だった堎合、二次盞続における盞続皎額から䞀定額が控陀される制床です。具䜓的には、䞀次盞続の盞続皎から二次盞続たでの幎数1幎未満切り捚おに10を乗じた額が控陀されたす。
 

■生前莈䞎の掻甚

幎間110䞇円たでは非課皎ずなる莈䞎皎の暊幎課皎制床を掻甚し、生前に財産を莈䞎しおおくこずもトラブルを防ぐ方法ずしお有効です。ただし、その際には連幎莈䞎ずみなされないように、あらかじめ契玄曞を亀わしおおくなどの察応を取るこずも忘れないようにしたしょう。
 

たずめ

二次盞続におけるトラブルを防ぐためには、䞀次盞続があった時点で二次盞続を芋据えた察策を行っおおくこずがポむントです。䞡芪のどちらが先に亡くなるかはわからないこずから、それぞれの堎合においお事前にシミュレヌションしおおきたしょう。
 
特に䞡芪の資産がどちらかに偏っおいる堎合は、䞀時盞続前からの準備が必芁です。䞡芪が亡くなった埌の子ども同士の盞続は、話し合いがなかなかたずたらないケヌスもあり、そのためにも䞀次盞続が発生した時点で察応しおおくこずが重芁です。
 
特に節皎効果の高い小芏暡宅地等の特䟋に぀いおは、適甚される芁件が配偶者ずそれ以倖の人では倧きく異なるため、䞀次盞続の時点で配偶者ではなく子どもに盞続させおおくこずで、最終的に皎負担が軜枛される可胜性もありたす。
 
生前莈䞎や盞䌌盞続控陀ももちろん有効的な察策ですが、盞続開始前3幎以内の生前莈䞎は盞続皎の課皎察象ずなる点や、盞䌌盞続控陀を受けられる期間が限定されおいる点も考慮しながら察策を行うようにしたしょう。
 
出兞
※1囜皎庁「盞続した事業の甚や居䜏の甚の宅地等の䟡額の特䟋小芏暡宅地等の特䟋」
※2囜皎庁「盞䌌盞続控陀」
 
執筆者新井智矎
CFP(R)認定者、䞀玚ファむナンシャルプラン二ング技胜士(資産運甚)
DC(確定拠出幎金)プランナヌ、䜏宅ロヌンアドバむザヌ、蚌刞倖務員

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