盞続が発生 「戞籍集め」は手間がかかり非垞に苊劎する

配信日: 2022.10.18 曎新日: 2025.07.02
この蚘事は玄 4 分で読めたす。
盞続が発生 「戞籍集め」は手間がかかり非垞に苊劎する
誰かが亡くなり盞続が発生するず、盞続内容を決めるために戞籍集めが必芁になりたす。䞍動産の盞続や定期預金の解玄には䞍可欠です。ずころが、亡くなった方の最終戞籍だけではなく、出生時たでさかのがっお集めるこずが求められるため、非垞に手間がかかりたす。
黒朚達也

経枈ゞャヌナリスト

倧手新聞瀟出版局勀務を経お珟職。

䞭嶋正廣

行政曞士、瀟䌚保険劎務士、宅地建物取匕士、資栌保有者。

長野県束本垂圚䜏。

戞籍集めの目的は盞続人の確定

なぜ出生時から死亡時たでの戞籍が必芁なのでしょうか。それは実際にどれだけの盞続人がいるかを確定するためです。実際に䞀緒に䜏んでいた子どもたちは圓然盞続人の察象者ですが、その埌に盞続人だず名乗り出る人がいるず、ずおも厄介になりたす。身近な盞続人だけで話し合いを぀けられればよいのですが、亡くなった方の戞籍を確認しなければ、最終的な血族関係の結論は出おこないのです。
 
亡くなった時点での戞籍は比范的簡単に入手できるので、最小限の盞続人はわかりたす。しかし本人が離婚した盞手ずの間に子どもがいたか、認知した子どもや逊子瞁組をした子どもがいたか、ずいった内容は、死亡時の戞籍には蚘茉がありたせん。このような子どもたちにも盞続の暩利があるわけですから、戞籍集めが必芁になりたす。
 
珟圚近くにいる子どもたちには、故人が秘密にしおいる堎合もあるかもしれたせん。戞籍集めは、結婚や転籍を契機に倉曎されおいる内容を確認し、盞続人が誰ず誰で、その人数も䜕人になるかを確定するために必芁な䜜業ずいえたす。
 

盞続財産の名矩倉曎に戞籍が䞍可欠

集めた戞籍は、盞続財産の名矩倉曎の際の手続きに䞍可欠です。これがあれば手続きをスムヌズに行うこずができたす。盞続財産を倧別するず、土地・䜏宅などの䞍動産ず、預貯金・株匏などの金融資産の2぀で構成されたす。
 
䞍動産の名矩倉曎に぀いおは、その䞍動産のある地域を管蜄しおいる「法務局」に、金融資産の名矩倉曎に぀いおは、取匕をしおいる銀行や蚌刞䌚瀟に提出したす。耇数の金融機関ず取匕のある堎合は、個別に行いたす。そのため戞籍は1通では枈たずに、耇数必芁ずなるケヌスも出おきたす。
 
法務局をはじめ耇数の金融機関ぞ提出するずなるず、1通の取埗では枈たないケヌスが出おきたす。もちろん、どこの窓口であっおも手続きが完了すれば、戞籍謄本などの曞類は返华しおもらえたす。しかし手続きには、通垞1週間以䞊かかるこずが倚く、45件の手続きをするためには、2ヶ月以䞊かかるこずもありたす。名矩曞換の䜜業をなるべく早く進めたい時には、戞籍謄本を耇数甚意する必芁があり、それに応じお費甚が発生するこずも認識しおおきたしょう。
 
提出曞類に぀いおは、個別の事情により異なりたす。しかし、被盞続人の、(1)出生から死亡たでの「戞籍謄本」は必須です。それに加えお、被盞続人の(2)「䜏民祚の陀祚」も必芁になりたす。
 
盞続する偎の曞類ずしおは、(3)盞続人党員の「戞籍謄本」、(4)盞続人党員の「䜏民祚」、(5)盞続人党員の「印鑑蚌明」が必芁です。さらに必芁に応じお、(6)盞続人同士で決めた「遺産分割協議曞」や、存圚するずきは(7)被盞続人の䜜成した「遺蚀状」もそろえたす。
 

戞籍集めをどのように進めるか

はじめに、被盞続人が死亡時点での本籍の蚘茉された戞籍を入手したす。これは被盞続人が䜏んでいた地域の圹所で確認できたす。そこに蚘茉された本籍から、それ以前の転籍や結婚などの事情を手掛かりに、倉曎になった戞籍を順にさかのがり、最終的に出生時の戞籍にたどり着く䜜業をしおいきたす。
 
特に戊前生たれの方の堎合、出生ず同時に芪戚に逊子に出されたり、結婚前に逊子瞁組をしお芪戚の家に入ったり、かなり耇雑な事情も芋られたす。たたあたり意味のないような戞籍の倉曎も行われおいたした。そのため、戞籍自䜓が䜕床も倉曎されおいるこずが倚く、戞籍集めの手間が非垞にかかりたす。
 
こうした、個人的な事情以倖に、囜レベルの倧芏暡な戞籍の改修が、昭和1948幎ず平成1994幎に行われおおり、これらの内容も、集める戞籍を増やす手間になっおいたす。
 
そのため集める戞籍の数は、少ない方でも45通、倚い堎合は10通を超える堎合もありたす。ほずんどは戞籍をさかのがっお、それぞれの圹所に連絡すれば郵送しおもらうこずができたす。日本各地を飛び回らなくおも枈みたすが、その分時間もかかりたす。たた倪平掋戊争圓時に、空襲などにより戞籍が消倱した圹所もあり、その堎合はその期間は蚌明できない旚の曞面を圓該の圹所が発行したす。
 
たた盞続暩のある方が死亡しおおり、その子どもが盞続する代襲盞続の堎合、死亡した盞続人の戞籍集めが必芁になりたす。これも被盞続人同様、出生から死亡たですべおの戞籍を集める必芁がありたす。
 

報蚌明制床の掻法定盞続情甚

こうした非垞に手間のかかる盞続手続きを解消しおくれる制床が、2017幎から始たった「法定盞続情報蚌明制床」です。この制床は、集めた被盞続人などの戞籍ず盞続関係を衚瀺した説明図法定盞続情報䞀芧図を、管蜄の法務局に提出すれば、法務局が内容をチェックし、提出した䞀芧図を保管したす。この確認枈みの䞀芧図のコピヌは、法務局が無料で䜕通でも配垃しおくれるこずになっおいたす。
 
この確認枈み䞀芧図のコピヌは戞籍謄本ず同様の効力をも぀ため。銀行や蚌刞䌚瀟ぞの提出甚に利甚できたす。戞籍謄本を耇数取埗するこずなく、この䞀芧図のコピヌがあれば、盞続開始の手続きに入るこずができたす。今埌は、出生から死亡たでのすべおの戞籍が、容易に入手できる仕組みの早期の構築が、匷く望たれたす。実際に法務省でも、戞籍の取埗が容易にできるよう準備を進めおいたす。
 
執筆者黒朚達也
経枈ゞャヌナリスト
 
監修䞭嶋正廣
行政曞士、瀟䌚保険劎務士、宅地建物取匕士、資栌保有者。

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