夫が急逝し、生活困窮のため自宅を早く売却したいです。少しでも高く売るには、大手に相見積もりを出して決める方法で大丈夫でしょうか?

配信日: 2026.05.24
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夫が急逝し、生活困窮のため自宅を早く売却したいです。少しでも高く売るには、大手に相見積もりを出して決める方法で大丈夫でしょうか?
自宅を少しでも高く、早めに売却するには、大手不動産会社に相見積もりを行うのは一つの有効な手段です。しかしながら、大手の中には自社に仲介を任せてほしいために、あえて高い評価額を提示してくることがありますので注意が必要です。ご自宅を売却するにあたって「少しでも高く、そして早く」する際の留意点について解説します。
堀江佳久

ファイナンシャル・プランナー

中小企業診断士
早稲田大学理工学部卒業。副業OKの会社に勤務する現役の理科系サラリーマン部長。趣味が貯金であり、株・FX・仮想通貨を運用し、毎年利益を上げている。サラリーマンの立場でお金に関することをアドバイスすることをライフワークにしている。

適正な相場を把握する

まず、ご自宅の適正な相場を把握することが重要です。そうでないと、不動産会社が、仲介欲しさに敢えて提示した高い価格に飛びついてしまい、結局買い手が見つからず、数ヶ月後に大幅な値下げを提案される可能性があるので、注意が必要です。つまり、「査定額」=「売れる価格」ではないことに十分留意をするようにしましょう。
 
適正な市場価格を把握するために、次の3点を検討してみてください。
 

1.複数の不動産会社に査定をもらう

1社だけの査定では価格が妥当か判断できませんので、3~6社程度から見積もりを取って比較を行ってみる必要があります。なお、その際に、複数社へ査定依頼ができる、不動産一括査定サイトなどを活用するのも良いでしょう。
 

2.自分でも相場を調査する

不動産会社の見積もりの妥当性を判断するために、国土交通省のWEBサイトである不動産情報ライブラリなどの公的データや、近隣の類似物件の売り出し価格をチェックし、市場における相場を調べてみましょう。
 

3.需要がある季節での売却を狙う

少しでも高く売りたいなら、転勤や進学などで需要が高まりやすい1~3月を狙って売り出しを開始することも視野に入れておくと良いでしょう。
 

信頼できる不動産会社を選ぶ

自宅を少しでも高く、早く売却するには、複数の不動産会社に声を掛けるのは必須条件です。また、査定額を高く提示した会社ではなく、そのエリアでの売却実績が豊富で、査定根拠を明確に説明できる不動産会社を選ぶことがとても重要です。以下、そうするための留意点を解説します。
 

1.地元の不動産屋さんにも声を掛ける

大手不動産会社は、全国規模で展開しているので、集客力が強いというメリットはあります。一方、地元の不動産会社には、地域特有の需要に詳しく、ローカルのネットワークに強みがあるなどのメリットもありますので、近隣で長く営業をしている地元の不動産会社にも声を掛けてみると良いと思います。
 

2.担当者の信頼性で選ぶ

会社そのものというよりも、担当の方が親身になって相談に乗ってくれて、提案力のあることが重要です。まずは一括査定を利用して複数の会社と話し、根拠のある査定額を出しているか、提案力はあるのかなど担当者との相性も見定めることから始めてみてください。
 

まとめ

ご自宅を早く、高く売却するには、大手不動産会社に査定を依頼するのは必須ですが、地域特有の需要に詳しい地元の不動産会社にも声を掛けてみることもポイントです。また、会社で選ぶのではなく、担当者の熱意や誠実さを見極めることも重要です。
 
そして、最終的に販売することになったら、購入希望者の内覧時には、家の中を清潔にし、少しでも高く売れるような工夫も忘れないようにしてください。
 
執筆者 : 堀江佳久
ファイナンシャル・プランナー

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