更新日: 2024.11.05 自動車保険

友人は自動車保険の担当者から電話がかかってくるようなのですが、私はネット保険に加入しているのでかかってきません。ネットと代理店型の違いはなんでしょうか?

友人は自動車保険の担当者から電話がかかってくるようなのですが、私はネット保険に加入しているのでかかってきません。ネットと代理店型の違いはなんでしょうか?
自動車保険は、インターネットで加入するほうが保険料は安いという話は聞いたことがあるものの、保険料のほかにサービスなどはどうなのか、気になる人は多いのではないでしょうか。自動車保険には、ネットから自動車保険に加入する「ネット型」と、担当者を介して加入する「代理店型」があり、保険担当者からのサポートなどさまざまな面で違いがあります。
 
本記事では、ネット型と代理店型の自動車保険について、どのような違いがあるか解説します。
FINANCIAL FIELD編集部

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ネット型と代理店型自動車保険の違い

自動車保険には、インターネット経由で加入手続きをする「ネット型」と、担当者と対面で手続きする「代理店型」があります。ネット型は、「ダイレクト型」「通販型」とも呼ばれます。
 
本項では、ネット型と代理店型それぞれの自動車保険の違いについて解説します。加入の仕方によって何が変わるのかを知りたい人は参考にしてください。
 

契約時

自動車保険を契約する際の手続き方法について、以下で見ていきましょう。

・ネット型:インターネットを経由して自分で保険商品を選んで手続きをして、保険会社と直接契約する
 
・代理店型:代理店担当者と相談しながら自分に合った自動車保険を選び、担当者に手続きをサポートしてもらい代理店経由で契約する

ネット型は、自分に合った契約内容を自ら選ばなくてはなりません。ある程度知識がないと、適切な内容で契約することは難しいでしょう。
 
一方、代理店型は担当者と対面で話ができるため、分からないことをすぐに相談できます。
 

保険料

保険商品等にもよりますが、自動車保険料を比較すると一般的にネット型は安く、代理店型は保険料が高い傾向にあるといわれています。ネット型は代理店手数料が不要であるため、基本的に保険料がおさえられるからです。
 

サポート

事故にあった際の、サポートの違いを見ていきましょう。
 
ネット型は、自分で保険会社に直接連絡をしますが、基本的に保険会社の担当者などが事故現場にかけつけてくることはありません(保険によっては、警備会社が来てくれる場合がある)。また、代理店型に比べて事故対応拠点数が少ないこともあります。
 
一方、代理店型は担当者に連絡することで、事故後に限らずさまざまな面でのサポートが期待できます。担当者によっては、事故後、現場にかけつけて来てくれます。保険内容についての質問なども、ネット型よりも気軽に相談できるかもしれません。
 

自動車保険の選び方

自動車保険において、ネット型と代理店型の保険のどちらに加入するとよいかというと、人によります。それぞれメリット・デメリットが違うため、自分に合ったほうを選ぶことで納得できるでしょう。本項では、自動車保険の選び方について解説します。
 

ネット型自動車保険に向いている人

ネット型の自動車保険に向いている人は、以下のとおりです。

・自分で調べられる、手続きできる
 
・自分に合う自動車保険を理解している
 
・担当者のフォローはいらない
 
・保険料をおさえたい

ネット型は、自分で自動車保険について調べられて、なおかつ適切な補償を選べる人に向いています。自分でさまざまな手続きをするため、ある程度の知識がある人におすすめです。担当者からの連絡がわずらわしいと感じている人にとっても、メリットとなるでしょう。
 
また、担当者からのフォローが少ない分、保険料が安いので、自動車保険のコストをおさえたい人に向いています。
 

代理店型自動車保険に向いている人

代理店型の自動車保険に向いているのは、以下の人です。

・自分で自動車保険を選べない
 
・手続きをサポートしてほしい
 
・担当者に相談したい

どの自動車保険に加入すべきか分からない人でも、代理店型であれば担当者に相談して適切な保険を選ぶことができます。また、事故後の対応もサポートしてもらえます。交通事故のあとで混乱しているなかでもサポートがあれば、安心して冷静に対処することができるでしょう。
 

自分に合った自動車保険に加入しよう

ネット型の自動車保険の場合は、保険料が安い傾向にあり人気です。しかし、サポート体制が整っていないため、担当者から連絡が来ることは少ない傾向にあります。担当者からの手厚いサポートが欲しい場合は、代理店型の自動車保険に加入するとよいでしょう。
 
自動車保険のネット型・代理店型は、どちらかが優れているというものではありません。特徴を知って、自分に合うほうを選ぶことが大切です。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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