最終更新日:2019.01.10 公開日:2017.07.03
暮らし

片づけの美学② お片づけを成功させる、ゴール設定と心を潤すご褒美の効用

この連載では、整理収納アドバイザーの奥野愉加子が、お片づけで豊かな暮らしをつくるヒントをお伝えします。前回は、お片づけをすることで得られるメリットを節約という視点からお伝えしました。やる気に火が付いたという方はいらっしゃいますか?それでも、「片づけが節約にもなることはわかったけれど、終わりの見えないお片づけという作業にモチベーションが続かない」という方もたくさんいらっしゃると思います。今回は、そんな方にお片づけのやる気が続く、気持ちの持ち方のヒントになるようなお話をしたいと思います。
奥野愉加子

執筆者:

Text:奥野愉加子(おくの ゆかこ)

美学のある暮らし 代表

整理収納アドバイザー認定講師。(photo:キャラバンサライ)
奈良生まれ。大学では生活環境学部にて建築やインテリアを学び、英国インターンや建築設計会社勤務を経て、2011年より愛知県で結婚生活をスタート。長男出産後、夫の赴任で2年間のドイツ生活を経験。帰国後の現在は建築家デザインの家で暮らす、5歳と2歳の男児の母。子育てがひと段落したら、建築や暮らしに関連するような仕事をしたいと考え、「一般社団法人ハウスキーピング協会」の整理収納アドバイザーの資格を取得。認定講師として資格取得のための講座を定期的に主催している。

<美学のある暮らし>

https://www.bigakurashi.jp

詳細はこちら
奥野愉加子

執筆者:

Text:奥野愉加子(おくの ゆかこ)

美学のある暮らし 代表

整理収納アドバイザー認定講師。(photo:キャラバンサライ)
奈良生まれ。大学では生活環境学部にて建築やインテリアを学び、英国インターンや建築設計会社勤務を経て、2011年より愛知県で結婚生活をスタート。長男出産後、夫の赴任で2年間のドイツ生活を経験。帰国後の現在は建築家デザインの家で暮らす、5歳と2歳の男児の母。子育てがひと段落したら、建築や暮らしに関連するような仕事をしたいと考え、「一般社団法人ハウスキーピング協会」の整理収納アドバイザーの資格を取得。認定講師として資格取得のための講座を定期的に主催している。

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どうしてお片づけをするのですか?

こんな質問をされたら、どうしますか?
「そんなの、片づけしないといけないからに決まっているでしょ」という声が聞こえてきそうですが、ちょっと待ってください!どんなことでも、義務感や○○せねばならない、という発想のみでは、やっつけ仕事になったり、最後までやる気が続かず、息切れしてしまいがちです。
お片づけを義務感やしょうがないからする行動にしないためには、「こんな風に暮らしいたい」「こんなおうちにしたい!」というようなゴールを設定することが役に立ちます。

大きなゴールと小さなゴールを使い分ける?

ゴール設定をする場合、大切なのは、大きなゴールを決めておくことです。
「どんな暮らしをしたいか」「どんな職場環境にしたいか」という、その場を表す雰囲気をあらかじめ想像しておくことは、私たちがそのゴールにたどり着くために、どんなことをしていくべきかという行動を決めるのに役立ちます。大きなゴール設定の利点として、理想を実現しやすくなるという事と同時に、ゴールまで迷わずに進むことができるので、無駄な時間を使わなくて済むという利点があります。これは時間の節約ですね。
大きなゴールが決まれば、それに向けた小さなゴールをいくつもクリアしていけばいいわけです。
小さなゴールとは、「キッチンを使いやすくする」「リビングを居心地よくする」でもいいし、もっと細かくすると「この棚の中を整える」「この引き出しの1つを必要なモノだけにする」ということでもいいと思います。
小さなゴールの場合は、作業にかける時間も決めておくと、より効率的です。「この棚の中を3時間で見直してみる」といった目標設定をしておくと、作業効率が上がるはずです。
 
ただ、初めから大掛かりな作業をすると、時間がかかってしまい、肉体的・精神的に疲れてしまうでしょうから、まずは小さなところから始めてみるのがおすすめです。
小さな積み重ねが大きな成果を出す。というのは、様々な場面で私たちが直面してきたことですよね。身近なことで例えると、ダイエット。
実はお片づけとダイエットは似ているとよく言われています。

お片づけとダイエットが似ている。その意味は?

どのあたりが似ているかと言いますと、ファスティング(断食)や〇〇ダイエットにチャレンジをして、急激に体重を減らしたとします。その後、食べられなかった欲求からくる過食と、栄養分の不足からくる筋肉の減少によって、さらに脂肪がつきやすい体になる。という失敗例があるとします。
お片づけも、どっさりとモノを捨てて、急激にスッキリさせてしまうと、あれが見当たらない、これが見当たらない。捨てたんだっけ?どこかにしまったんだっけ?というトラブルが家族の中、職場の中で起こります。そんなトラブルが数回あると、迷惑を被った人が不信感を持ち、新しく購入してくる。その上、「またどこかにやられたら、たまったものではない」と、予備の買い置きまでしてしまう。
そうなると、一旦手放したものがまた新しくやってきて、さらにモノが増えるという現象が起こってしまうのです。新しいモノを買うことが増えるわけですから出費にもなり、お金の無駄遣いにもなってしまいますね。
 
急激なダイエットがリバウンドしやすいのと同じで、急激なお片づけもリバウンドの恐れがあるのです。ゆっくり、無理のないペースで着実に行っていきましょう!

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