更新日: 2019.01.11 その他暮らし

いつもの会議室でいつもの会議は非効率。たまには違う環境で!そんな時におすすめなのがレンタルスペース。他にも色々ある活用方法。

執筆者 : 宮﨑真紀子

いつもの会議室でいつもの会議は非効率。たまには違う環境で!そんな時におすすめなのがレンタルスペース。他にも色々ある活用方法。
レンタルスペースの種類が増えています。以前は講習会やセミナーで貸会議室を使うことが多かったのですが、少人数の打合せに使う、ワンルーム仕様も見かけるようになりました。フリーランスや起業家向けのコワーキングスペースも充実していますし、お洒落な空間も急増しています。
宮﨑真紀子

Text:宮﨑真紀子(みやざき まきこ)

ファイナンシャルプランナーCFP(R)認定者、相続診断士

大阪府出身。同志社大学経済学部卒業後、5年間繊維メーカーに勤務。
その後、派遣社員として数社の金融機関を経てFPとして独立。
大きな心配事はもちろん、ちょっとした不安でも「お金」に関することは相談しづらい・・・。
そんな時気軽に相談できる存在でありたい~というポリシーのもと、
個別相談・セミナー講師・執筆活動を展開中。
新聞・テレビ等のメディアにもフィールドを広げている。
ライフプランに応じた家計のスリム化・健全化を通じて、夢を形にするお手伝いを目指しています。

ワンルームマンションが打合せの場所に

先日、FP仲間とイベントの打合せをする場所として、レンタルルームを利用しました。場所は新宿駅近くのワンルームマンションです。事前予約の後、開錠のための暗証番号が伝えられます。“予約時間になったら開錠して入室し、使用後は施錠して帰る”セルフサービスです。
 
エアコンやWi-Fiは使用できますし飲食もOKです。広さは8~12名となっている場所を5人で利用しました。
 
打ち合わせ用の大きな机と椅子がほとんどのスペースを占めていて、打合せに専念する様相です。料金は1時間1500円(平日夜料金)で、今回は19時~21時の3時間で利用しましたので4500円です。周りを気にせず、資料を広げて打合せが出来ますので効率的です。またデパ地下で買ったお弁当を食べながら、というのも時間の節約になります。
 
今後は、こういったレンタルスペースの利用法をアピールすることも、都心のワンルームマンションの空き部屋対策のひとつになるのではないでしょうか。
  

コワーキングスペースで情報収集

プチ起業家に人気なのは、コワーキングスペースです。「コワーキング」とは、事務所スペースや会議・打合せ室を共有しながら、それぞれの仕事をする形態です。事務所を持つには資金が必要です。これを節約するための形態としてシェアオフィスがあります。月額料金を払えば、家賃や光熱費を払う必要はありませんし、必要に応じて併設の会議室を利用することも出来ます。
 
コワーキングスペースはシェアオフィスに似ていますが、仕切りがありませんので、利用者同士で交流することが出来ます。図書館の閲覧コーナーのイメージです。異業種ながらも創業の悩みなどを話すことで親睦が深まり、新たなビジネスのヒントを提供し合う機会になることもあるそうです。
 
個人事業を始めて自宅オフィスに籠っていると、孤独感の中での作業になるため、時には気分転換も必要です。副業として起業したい人も多くなっていますから、こういった場所の需要は今後も増えそうです。
 
ちなみに料金ですが、東京駅近くで、月額料金(個人)15,000円、一日2,500円、1時間500円という例がありましたので、目安としてください。数か所を1日利用してみて、自分にあった居場所を見つけることが良策だと思います。
 
Text:宮﨑 真紀子(みやざき まきこ)
ファイナンシャルプランナーCFP(R)認定者、相続診断士

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