最終更新日:2019.01.10 公開日:2018.04.27
暮らし

現役ファイナンシャルプランナーが想う、お金の悩みをファイナンシャルプランナーに相談するメリット

ファイナンシャルプランナー(FP)、その言葉をさまざまなメディアで目や耳にしない日はないというくらい、近年、その認知度は上がってきています。
 
さらに、「自分が抱えるお金の悩みや課題をFPに相談する」ことも、その心理的な敷居がどんどん下がってきているように感じています。読者のなかにも、FPに相談したことがある、近々相談してみようと思っている、という人もいるのではないでしょうか。
 
人生において、状況や計画に変化はつきもの。そして、すべての状況においてお金は切っても切り離せないもの。
 
だからこそ、お金のことで困ったとき、何か決断をしなければならないとき、かかりつけ医師のような関係性のFPが存在することは、大きな安心感につながるのではないでしょうか。
 
今回は『FPとのいい関係』について、考えてみたいと思います。あくまでも、FPの1人として仕事をしているなかで、自身が感じていることです。参考にしていただければうれしいです。
平田純子

執筆者:

Text:平田純子(ひらた じゅんこ)

CFP(R)認定者

1級ファイナンシャル・プランニング技能士、2級建築士、インテリアコーディネーター
大阪市立大学・生活科学部・住居学科卒業。電機メーカーで商品企画の仕事を経て、好きが高じて、株式会社良品計画に中途入社。無印良品の店舗にて、家具やカーテン、照明のコーディネート提案を得意とする店長として10年以上勤務。しかしある時、お金に無計画・無頓着に過ごした自身のこれまでの人生を振り返り、後悔の念。豊かな人生を送るために、ライフプランニングの必要性を痛感。その必要性をより多くの人に伝えたいとの思いで、ファイナンシャルプランナーを志す。
現在、ファイナンシャルプランナーとして、ライフプランとキャッシュフロー分析・アドバイスを個別相談で行う傍ら、セミナー講師,や執筆も行う。得意分野はライフプラン(資金計画)、生命保険見直し、資産形成・運用。お金の相談に加えて、インテリア計画や片付け、収納計画についても、ご要望に応じて相談を承っている。
https://hataraku-okane.com/

詳細はこちら
平田純子

執筆者:

Text:平田純子(ひらた じゅんこ)

CFP(R)認定者

1級ファイナンシャル・プランニング技能士、2級建築士、インテリアコーディネーター
大阪市立大学・生活科学部・住居学科卒業。電機メーカーで商品企画の仕事を経て、好きが高じて、株式会社良品計画に中途入社。無印良品の店舗にて、家具やカーテン、照明のコーディネート提案を得意とする店長として10年以上勤務。しかしある時、お金に無計画・無頓着に過ごした自身のこれまでの人生を振り返り、後悔の念。豊かな人生を送るために、ライフプランニングの必要性を痛感。その必要性をより多くの人に伝えたいとの思いで、ファイナンシャルプランナーを志す。
現在、ファイナンシャルプランナーとして、ライフプランとキャッシュフロー分析・アドバイスを個別相談で行う傍ら、セミナー講師,や執筆も行う。得意分野はライフプラン(資金計画)、生命保険見直し、資産形成・運用。お金の相談に加えて、インテリア計画や片付け、収納計画についても、ご要望に応じて相談を承っている。
https://hataraku-okane.com/

詳細はこちら

『いいFP』の見つけ方・3つのポイント

FPへの相談は、お金に関することに限らず、家族構成やその関係性や内面についてなど、極めてプライバシー度の高い情報を開示することとなります。
 
もちろん、そういった個人情報を伏せたうえで、一般的なアドバイスを受けることも可能です。しかしそれでは、ネットや専門書籍から得る情報と大差のない、ぼんやりとした内容のアドバイスとなってしまいます。
 
核心をついたアドバイスは得られないと考えたほうがよいです。
 
それら個人情報の管理は、FPにとって、最も優先して守るべき義務です。守秘義務といいます。『いいFP』の条件は、まず第1に、【信頼できる人】かどうかです。
 
それぞれFPがホームページ等でうたっている言葉や表現、発信する情報をチェックしてみる。そしてできれば、無料相談やメールでの問い合わせ等で直接接触してみると、よりそのFPの人間性を垣間見られると思います。
 
第2に、【話しやすい人】【リラックスできる人】だと思います。言ってしまえば、自分に合う人か、自分のリズムに合う人かどうかです。
 
先述のとおり、お金について的確なアドバイスを得るためには、個人情報に限らず自身の価値観や考え方など、できる限り詳細にFPに話すことがポイントです。その些細なことが重要なアドバイスにつながることもあり、気兼ねなく話せることが双方にとってよい効果を生みます。
 
さらに、お金の課題は一難去っても時間が経てばまた一難、という具合に一度相談したら終わりというものではありません。
 
生涯、悩みは尽きない、終わりはないと思ったほうがよいかもしれません。だからこそ、思い立ったそのときに構えず遠慮せず、いろいろなことを話せる相手が理想的です。
 
そして何より重要な条件は、そのFPから正確な情報(知識)を得られるかどうかです。
 
これは、先ほど述べた【信頼できる人】にも通じます。FPは、非常に広い分野の知識や情報を扱っていて、相談者の課題に応じてそれら情報を足したり、掛け合わせたり、ミックスしたりして改善案やアドバイスを提示します。
 
すべての質問に対し、即答というのはなかなか難しいことです。あやふやな情報での即答より、正確な情報を調べて回答すること、その姿勢が相談者にとっては大切なことであるのは言うまでもありません。
 

「お金のかかりつけ医」とのいい関係とは? そのメリットとは?

突然ですが、医者に診てもらうだけでは病気は治りませんよね。処方された薬をきっちり飲み、アドバイスされたとおり生活や食事をするなど、自主的に行動することによってより早く病気が治ります。
 
お金の問題も、FPに相談しアドバイスを受けるだけでは解決しません。アドバイスに従い、自らが行動することによって、初めて解決するのです。
 
相談者が抱える状況を整理・分析して、どこに問題があるのか、どこにスポットを当てて優先的に行動すればより効率的に問題を解決できるか、について客観的にアドバイスします。
 
その客観的・専門的立場での情報整理と分析、診断、アドバイスが得られることが、FPに相談する最大のメリットです。
 
あとは、相談者は問題解決に向かって行動するのみです。もし行き詰まったら、またいつでも相談してみましょう。それこそ、「かかりつけ医」との関係ですよね。
 
さて、何でも話せる自分に合ったFPに出会ったら、ぜひ、自身の人生を委ねる心構えでゆっくりじっくり関係性を築いていってほしいと思います。親や配偶者ほど近い関係ではないですが、心の距離は、親戚より近いイメージでしょうか。
 
普段、生活が順調なときはその存在を思い出すことがないけれど、お金のことでふと不安が頭をよぎったときに思い出す存在、というのが適当な表現かもしれません。思い出したら、気軽に相談してみてほしいを思います。
 
FPとしては、再び相談に来てくれることほどうれしいことはありません。
 
お金の問題・課題・悩みを解決するための行動は、早ければ早いほど効果が表れるもの早く、何より精神的に楽になります。
 
さらに、「お金のかかりつけ医」がいれば、いろいろな時間が省けて時間的にも精神的にも好影響なこと間違いありません。ぜひ、あなたに合った「お金のかかりつけ医」を見つけてほしいと思います。
 
Text:平田 純子(ひらた じゅんこ)
CFP(R)認定者、1級ファイナンシャル・プランニング技能士、2級建築士、インテリアコーディネーター



▲PAGETOP