最終更新日:2019.01.11 公開日:2018.08.04
暮らし

【どんな街に住みたいですか?】 騒がしい街よりも静かな街に住むのがいい

街にはいろいろな特徴があり、利便性の優れた所もあれば、落ち着いた雰囲気が魅力的な所もあります。
 
住みたい場所を選ぶ際の判断基準は人それぞれですが、静かな街に住みたい人もいると考え、駅の乗降人員(乗車人員)を基に適していそうな街を探してみました。
 

東京駅から僅か2駅目に静かな駅があった!

下記はJR東日本の駅別乗車人員から、東京23区内にありながら乗車人員の少ない駅をピックアップしたものです。
 
静かな生活を求めるだけなら、都市から離れた場所に住めば実現できますが、ある程度の利便性も確保できる場所となると、23区内が理想的です。駅の乗車人員が少なければ静かな場所ではないかと考え、駅の乗車人員の少なさに着目してみました。順位はJR東日本の1日平均駅別乗車人員です。
 
JR東日本の駅別乗車人員(東京23区内で乗車人員の少ない駅) 単位:人


資料:JR東日本「各駅の乗車人員」2016年度と2000年度
※対2000年比は筆者が計算
 
表の中で最も乗車人員の少ない越中島駅は、京葉線で東京駅からわずか2つ目の駅です。オフィスビルは少なく、多くのマンションや大学があります。駅前に商店街はなく静かな街ですが、近隣に門前仲町駅や月島駅があり、買い物に不便さはありません。
 
5番目に少ない潮見は越中島の隣の駅(東京駅から3駅目)で似たような環境です。
 
上中里駅は京浜東北線で上野から5つ目の駅、尾久駅は高崎線・宇都宮線で上野から1駅、三河島駅は常磐線で上野から1駅で、いずれも利便性はとても良いです。
 
これらの駅の多くは乗り換えができず、周辺にオフィスや商業施設が少なく目的地にもなっていないことなどから、乗車人員の少ない駅になっています。しかし立地はかなり良いので、一部の駅では乗車人員がかなり増えています。静かに暮らせるのは今のうちかもしれません。
 

静かに住むなら北区や板橋区が狙い目?

JR東日本と同様に東京メトロと都営地下鉄の駅についても、駅別乗降人員の少ない駅を調べてみました。左側が東京メトロ、右側が都営地下鉄です。
 
東京メトロと都営地下鉄の駅別乗降人員(2017年度) 単位:人


 
資料:東京メトロ「各駅の乗降人員ランキング(2017年度)」・都営地下鉄「各駅乗降人員一覧(2017年度)」
 
東京メトロでは南北線の西ヶ原駅の乗降人員が最も少なく、一番多い池袋駅の僅か67分の1です。西ヶ原駅はJR上中里駅や尾久駅の近所で同じ北区にあります。
 
2番目に少ないのは志茂駅で、西ヶ原駅と同じく北区にある南北線の駅です。3番目は有楽町線の桜田門駅ですが、皇居の傍なので周辺に住むところはなさそうです。
 
銀座線の駅が2駅(稲荷町・上野広小路駅)入っています。銀座線は運行本数がかなり多く、両駅は地下の浅い所にあり乗り降りが楽なので、利便性は抜群です。
 
都営地下鉄では国立競技場駅が最も少ないですが、国立競技場が建て替え中だから少ないとも考えられます。建て替えが終わった2020年頃、どの様になっているかが気になります。
 
都営地下鉄は新宿区と板橋区にある駅が共に3駅、港区が2駅入っています。新高島平駅と西高島平駅は隣同士、牛込神楽坂駅と牛込柳町駅も隣同士、白金台駅と高輪台駅は路線が違いますが比較的近所にあるなど、比較的地域が固まっています。
 
東京23区周辺で利便性と静かな環境の両方を求めるのは難しいですが、駅の乗降人員(乗車人員)から考えると、板橋区や北区等の一部地域が候補に挙がります。あとは現地へ出向いて、街の状況を自分の目や肌で確認してみると良いでしょう。
 
Text:松浦 建二(まつうら けんじ)
CFP(R)認定者、1級ファイナンシャル・プランニング技能士

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松浦建二

執筆者:松浦建二(まつうら けんじ)

CFP(R)認定者

1級ファイナンシャル・プランニング技能士
1990年青山学院大学卒。大手住宅メーカーから外資系生命保険会社に転職し、個人の生命保険を活用したリスク対策や資産形成、相続対策、法人の税対策、事業保障対策等のコンサルティング営業を経験。2002年からファイナンシャルプランナーとして主に個人のライフプラン、生命保険設計、住宅購入総合サポート等の相談業務を行っている他、FPに関する講演や執筆等も行っている。青山学院大学非常勤講師。
http://www.ifp.cc/



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