更新日: 2019.01.07 その他暮らし
こんなところにも?引越しの費用にはこんな意外なものも!
特にお金のことならなおさら。知らずに損をしてしまったり、想定外の出費にびっくりしないように、引っ越しにまつわるお金について考えてみたいと思います。
Text:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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実はこんなところにも!お引っ越しの費用にはこんなものも
引っ越し費用といえば、運搬をする引っ越し代をイメージする方が多いと思います。しかし、実際に必要となる費用は、引っ越し代だけではありません。一般的なものだけでも、今住んでいる物件が賃貸であればその原状回復費用、引っ越し先の物件にかかる費用、新しい家具や電化製品を購入するための費用、掃除などをするための日用品の費用、自分たちの移動にかかる費用などがあげられます。
しかし、このように目に見える費用だけではありません。不要・必要様々ではありますが、以下のようなものが意外と見えない費用になっています。
・引っ越し前後での、近隣の方への挨拶の際の手土産
これまでのご近所さんへの挨拶や、新しくご近所になる方への礼儀は忘れたくないものですよね。お世話になった近隣の方皆さんにご挨拶をなどと考えると、手土産が数十個必要なんてことも。費用もばかにはならなさそうです。
・電化製品や家具の分解や組み立て、設置にかかる費用
引っ越し業者にもよりますが、クーラー1台設置数千円など、金額が個別に設置してあることがあります。何台も電化製品の設置をしなくてはならない場合は、その分の費用だけでもそれなりの金額にのぼります。
・ダンボールやガムテープ
これも引っ越し業者によりますが、費用に項目として含まれることがあります。サービスなどで付けてくれる業者もありますが、1箱数百円の費用がかかるケースも。何でもタダではないのです。
・台所周りが整うまでの食事の費用
結構見落としがちなのがこの費用!引っ越しをして、片づけをして、台所を整えるまではなかなか食事の準備は難しいもの。そんな状況で、外食やデリバリーなどを何度か利用していると結構な出費に。引っ越しをしたら、台所の片づけを最優先にするだけでも、節約になるかもしれません。
できるだけ引っ越しをお得にできないか?
引っ越しに関する動向をまとめた『引越し定点調査』2018年8月では、家族での引っ越しの平均金額が、閑散期の1月で8万3682円、繁忙期の3月で18万0578円、4月で12万8697円という結果になりました。1月と3月を比較すると、なんと、倍以上の価格差が見られます。
運送業界の人手不足が叫ばれる昨今、繁忙期か閑散期かで大きく金額が異なっている現状があるのではないでしょうか。引っ越し業者によっては、閑散期に大幅に値下げをするキャンペーンなども行っており、引っ越し時期の集中をできるだけ緩和しようとしているようです。
引っ越しは、ほとんどの場合、転職や進学など何らかの理由があったうえで行うものです。閑散期だからといってその時期に必ずずらせるものでもありませんが、早めの予約などでも多少の割引を行っている業者は多いので、早めの計画だけでも引っ越し代の節約にはなりそうです。
出典:株式会社エイチーム引越し侍「引越し定点調査(2018年8月号)」
Text:FINANCIAL FIELD編集部