今年の夏はどこに行く? 節約しながら夏休みを楽しむコツ
配信日: 2019.07.20
執筆者:下中英恵(したなかはなえ)
1級ファイナンシャル・プランニング技能士(資産設計提案業務)、第一種証券外務員、内部管理責任者
“東京都出身。2008年慶應義塾大学商学部卒業後、三菱UFJメリルリンチPB証券株式会社に入社。
富裕層向け資産運用業務に従事した後、米国ボストンにおいて、ファイナンシャルプランナーとして活動。現在は日本東京において、資産運用・保険・税制等、多様なテーマについて、金融記事の執筆活動を行っています
http://fp.shitanaka.com/”
無料で遊べるスポットは?
まずは、無料や格安で遊べるスポットを見ていきましょう。一般的な観光地や遊園地などのさまざまなアトラクションがあるテーマパークは、入園料やお土産代金などで、お金がかかるイメージがありますが、この夏は、一味違った観光スポットを訪れてみてはいかがでしょうか?
例えば、お子さんがいるご家庭の場合は、無料でお土産がもらえるなどの特典がある「工場見学」がおすすめです。
大人も楽しめるビール工場やコーヒー工場、子どもも喜ぶヨーグルト工場など、さまざまな企業で、工場見学のイベントを実施しています。無料で試飲ができたり、お土産がもらえたりと、勉強しながらお得な気分も味わうことができますよ。
さらに、自由研究のトピックに困っているお子さんの場合は、工場見学の内容を上手にまとめるなどすれば、宿題の良い題材にもなるかもしれません。事前に予約をする必要がある工場が多いので、ホームページなどをチェックして、早めに計画を立てるようにしましょう。
早割を活用しよう
さらに、夏をお得に楽しむ方法として、旅行プランの早割を活用するという方法もあります。休暇の日程が決まっている場合、飛行機やホテルなどを1ヶ月以上前に予約することで、割引が受けられることがあります。
特に、ホテルと飛行機などの交通手段がパックとなっているパッケージツアーは、大幅な割引を受けられる可能性があるので狙い目です。さまざまな旅行会社のホームページなどをこまめにチェックすると、パッケージツアーの期間限定セールや、タイムセールなどを行っていることもありますよ。
また、旅行代理店に直接足を運ぶと、人件費分として費用が高くなってしまったり、時間や手間がかかってしまったりするので、インターネットから予約するのがおすすめです。予算に応じて、楽しくお得な旅行にするために、国内・海外を問わず、早割を上手に活用してみてはいかがでしょうか?
ふるさと納税を利用しよう
そして、上級編として、「ふるさと納税」で夏を満喫するという方法もあります。ふるさと納税とは、自分の故郷や、応援したい自治体に寄付ができる制度のことです。
手続きをすると、所得税や住民税の還付・控除を受けることができ、さらに、お礼の品として地域の名産品などを受け取ることができます。地域によっては、旅行券やその地域で使えるクーポン券などをもらえるケースもあります。
この夏に、ぜひ旅行に行ってみたいと考えている観光地がある場合は、その自治体のふるさと納税の返礼品をチェックしてみてはいかがでしょうか? 詳しく知りたい方は、総務省のホームページ(※)もチェックしてみましょう。
いかがだったでしょうか? ちょっとした工夫で、夏休みをより楽しく、お得に過ごすことができます。今回ご紹介した内容を参考にしながら、今年の夏の計画を立ててみましょう。
参考
(※)総務省 ふるさと納税ポータルサイト
執筆者:下中英恵
1級ファイナンシャル・プランニング技能士(資産設計提案業務)、第一種証券外務員、内部管理責任者