更新日: 2019.08.19 子育て

小学生からスマホを持たせるのは早すぎる?子供にスマホを持たせるのはいつから?

執筆者 : 下中英恵

小学生からスマホを持たせるのは早すぎる?子供にスマホを持たせるのはいつから?
子どもたちがスマートフォンを持つことが当たり前の時代となりました。塾や習い事に行く際に、GPS機能があるスマホを持っていた方が安心だったり、子ども自身がスマホやタブレットを使って勉強をしたりと、子どもにとって、スマホは身近な存在です。そこで気になるのは、やはりコストの問題ですね。
 
今回は、子どものスマホについて、上手にお金を節約する方法をご紹介します。
 
下中英恵

執筆者:下中英恵(したなかはなえ)

1級ファイナンシャル・プランニング技能士(資産設計提案業務)、第一種証券外務員、内部管理責任者

“東京都出身。2008年慶應義塾大学商学部卒業後、三菱UFJメリルリンチPB証券株式会社に入社。

富裕層向け資産運用業務に従事した後、米国ボストンにおいて、ファイナンシャルプランナーとして活動。現在は日本東京において、資産運用・保険・税制等、多様なテーマについて、金融記事の執筆活動を行っています
http://fp.shitanaka.com/”

みんなはどのくらいスマホを持っているの?

まずは、現在、子どもたちがどのくらいスマホを利用しているのかをチェックしていきましょう。内閣府が行った最新の調査(※)を見てみると、子どもたちのスマホの利用率は、以下の通りとなっています。
 
利用率は、小学生、中学生、高校生の全ての子どもたちにおいて、年々右肩上がりで増えており、今後、小学生などさらに年齢が低い世代においても、ますますスマホが普及していくことが予想されます。
 
<インターネット利用率(スマートフォン)>
小学生:34.8%
中学生:62.6%
高校生:93.4%
 

スマホの料金 節約方法

小さい頃から、子ども一人ひとりがスマホを持つことになると、家計にとっても大きな負担となりますね。今後、自分のお子さんにスマホを持たせようとしている方は、これからご紹介する簡単にできる節約方法をぜひ検討してみてください。
 
まずは、スマホ本体のお金を節約するために、親が使っていた古い機種を再利用するという方法があります。特に小さいお子さんの場合、親と簡単なメッセージが送りあえたり、通話ができたりすれば、機能は十分です。
 
親が昔使っていたスマホを再利用すれば、機種代は実質タダとなるので、親が機種変更をする場合は、古いスマホは捨てずにとっておくと良いでしょう。
 
また、大手通信会社の場合、家族のみんなが全て同じ通信会社と契約すると、毎月の基本料金が安くなるプランが適用できるケースがあります。家族間での通話がタダになったり、パケット通信料を分けあえるものもあるので、家族みんなでバラバラの通信会社を利用するよりも、よりお得になるでしょう。
 

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子どもにピッタリの格安スマホとは?

次に、子どものスマホ代金を上手に節約するために活用できる、「格安スマホ」と呼ばれるスマホについてご紹介します。ここ最近注目を集めている格安スマホは、基本的な機能しか使用しない子どもが持つにはピッタリです。
 
例えば、親が昔使っていたスマホ(実質タダ)を使えば、格安SIMカードを購入し差し込むだけで、使うことができるようになります。月の使用料金が毎月500円からというものもあり、大手通信会社が販売するスマホよりも、大幅に利用料金を抑えることができる可能性があります。
 
ただし、格安スマホは、大手通信会社のネットワーク機能を借りて運営を行っているため、一定の時間帯はネットがつながりにくいことがある、実店舗がなく初期設定などは自分で行う必要がある、アフターフォローが手薄な場合がある、などのデメリットがあります。
 
格安スマホの特徴を理解した上で、自分たち家族にピッタリな料金プランを選択するようにしましょう。
 
いかがだったでしょうか? 子どもたちにとっても、スマホはなくてはならない時代となりました。子どもたちが、快適に、安全に、そしてお得にスマホを利用するために、ぜひ今回ご紹介した内容を参考にしてみてくださいね。
 
参考
(※)内閣府 「平成30年度青少年のインターネット利用環境実態調査」
 
執筆者:下中英恵
1級ファイナンシャル・プランニング技能士(資産設計提案業務)、第一種証券外務員、内部管理責任者
 

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