公開日:2019.11.29 暮らし

子どものお小遣いも「キャッシュレス」?お小遣いのキャッシュレス化のメリット・デメリット

消費増税にともない、お得なポイント還元の獲得などの目的からキャッシュレスを利用することが増えた人も多いのではないでしょうか?
 
中には、自分自身の買い物の支払いだけではなく、子どものお小遣いを「キャッシュレス」にすることに興味がある親もいるようです。今回は子どものお小遣いに関する調査から、子どものお小遣いをキャッシュレス化したときのメリット・デメリットについて考えてみます。
 
高橋庸夫

執筆者:

執筆者:高橋庸夫(たかはし つねお)

ファイナンシャル・プランナー

住宅ローンアドバイザー ,宅地建物取引士, マンション管理士, 防災士
サラリーマン生活24年、その間10回以上の転勤を経験し、全国各所に居住。早期退職後は、新たな知識習得に貪欲に努めるとともに、自らが経験した「サラリーマンの退職、住宅ローン、子育て教育、資産運用」などの実体験をベースとして、個別相談、セミナー講師など精力的に活動。また、マンション管理士として管理組合運営や役員やマンション居住者への支援を実施。妻と長女と犬1匹。

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高橋庸夫

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執筆者:高橋庸夫(たかはし つねお)

ファイナンシャル・プランナー

住宅ローンアドバイザー ,宅地建物取引士, マンション管理士, 防災士
サラリーマン生活24年、その間10回以上の転勤を経験し、全国各所に居住。早期退職後は、新たな知識習得に貪欲に努めるとともに、自らが経験した「サラリーマンの退職、住宅ローン、子育て教育、資産運用」などの実体験をベースとして、個別相談、セミナー講師など精力的に活動。また、マンション管理士として管理組合運営や役員やマンション居住者への支援を実施。妻と長女と犬1匹。

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子どものお小遣い、どうやって渡している?

家庭向けのe-ラーニングサービスなどを手掛ける株式会社イー・ラーニング研究所が実施した子どもを持つ親を調査対象とする「子どものお小遣いに関する調査』の結果によると、「子どもにお小遣いを渡していますか」との質問では、「はい」が43%、「いいえ」が57%の回答となり、渡していないとの回答が少し多い結果となりました。
 
「はい」と答えた方に対してお小遣いの渡し方を「現金、クレジットカード、プリペイドカード、ICカード、スマホ決済サービス、デビットカード、仮想通貨、その他」から選択する形式で質問したところ、圧倒的多数の約9割の方が「現金」と回答し、残りわずかの方がクレジットカード、ICカード、プリペイドカードを選択する結果となりました。
 
想定通りといえばその通りですが、日本における子どもの「お小遣いのキャッシュレス化」はまだ進んでいるとはいえません。現状では、現金で渡すほうがやり取りもスムーズで、親としても管理がしやすく、利便性が高いなどの意見が多く挙げられています。
 
その一方、「普段ご自身はキャッシュレスを利用しますか」との質問には、74%の方が利用していると回答しており、着実にその利用率が高まってきています。さらに、「お小遣いのキャッシュレス化に興味はありますか」との質問には、約6割にあたる58%の方が興味ありと回答しています。
 

もしお小遣いをキャッシュレスにしたら?

それでは、お小遣いをキャッシュレス化した場合のメリット、デメリットについて考えてみましょう。一言でキャッシュレスといってもさまざまな手段がありますが、今回は事前に一定の金額をチャージする形式で使うQRコード決済を想定してみましょう。

≪メリット≫

・子どもがお財布などを持ち歩く必要がない
・親に手持ちの現金がない場合でも1円単位ですぐにお小遣いを渡せる
・お得なポイント還元などが利用できる
・購入履歴で何に使ったか管理できる
・子どもの勉強にもなる

≪デメリット≫

・使いすぎてしまうのではないかという不安がある
・そもそも端末を持っていない、または電池切れや端末を忘れると使えない
・紛失盗難を含めたセキュリティに対する不安がある
・対応していない店舗があるなど使える場所が限られる
 
キャッシュレスで決済した場合、「何を、いつ、いくら、どこで」という詳細な購入履歴がアプリなどで管理されているケースがほとんどです。これは、利用者にとっても親にとっても安心につながるものと思われます。
 
ただし、お財布の代わりとなるスマホなどの端末に対するセキュリティ確保の問題は今後のさらなる普及に向けた大きな課題といえるでしょう。
 

まとめ

政府は、2020年の東京オリンピック開催を踏まえ、2025年までにキャッシュレス決済比率を40%まで引き上げることを目標としています。事実、海外の国々と比較すると、アメリカでは40%以上、韓国や中国では60%以上の利用率といわれており、日本のキャッシュレス化はかなり遅れているといえるでしょう。
 
また、諸外国では、偽造紙幣の問題や現金による不正取引の防止、さらにはキャッシュレス決済の普及などを理由として、「高額紙幣」を廃止する方向となりつつあります。
 
消費税増税とともに、2019年は「キャッシュレス元年」といわれています。その名の通り、さまざまな新たなキャッシュレス決済のサービスが次から次へと登場し、それぞれが熾烈な覇権争いを繰り広げています。
 
時代の大きな流れにうまく対応していくためには、親世代の皆さまも子どもといっしょにキャッシュレスについて学び、実際に体験することが大切となるでしょう。
 
出典
株式会社イー・ラーニング研究所「子どものお小遣いに関する調査」
経済産業省「キャッシュレス・ビジョン」(平成30年4月)
 
執筆者:高橋庸夫
ファイナンシャル・プランナー

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