公開日: 2021.04.15 暮らし

うつ病と診断されたら…。休職の手続きは? 休職期間はどれくらい?

現代社会は都市化、産業化が急速に進み、非常にストレスがかかりやすい社会になり、その結果、「現代病」で悩まされる人が多くなりました。
 
「うつ病」もこの現代病の1つで、日本では100人に約6人が一生のうちに一度はうつ病を経験し、男女別では女性が男性の1.6倍くらい多いといわれています(※)。
 
今回は、うつ病と診断された場合の対応について説明します。
 
小久保輝司

執筆者:

執筆者:小久保輝司(こくぼ てるし)

幸プランナー 代表

30数年の営業経験と金融・経済の知識をマッチング納得いくまでお話しさせていただきます。

小久保輝司

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執筆者:小久保輝司(こくぼ てるし)

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うつ病とは

ご存じの方も多いと思いますが、「うつ病」とは、気分が落ち込む、やる気が出ないといった「精神的な症状」や、眠れない、食欲がない、疲れやすいといった「身体的な症状」が現れ、日常生活に支障をきたす疾病をいいます。
 
うつ病の原因は正確にはよく分かっておりませんが、主に精神的ストレスや身体的ストレスがかかったときに、脳に何らかの不調が生じるものだといわれています。
 

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うつ病と診断されたら

「うつ」の症状が確認された場合は、早急に精神科や心療内科を受診しましょう。
 
そこでうつ病と診断された場合には、薬物療法などで治療をするだけでなく、仕事をしている場合には時短勤務や休職などの処置が必要となる場合が出てきます。
 

休職の手続きは

「休職」とは、各企業が独自に導入するもので、業務外のけがや病気により一定期間療養が必要な場合、雇用関係は維持しながら就業を免除されることです。
 
うつ病と診断された場合の「休職の手続き」としては、まず専門医に診断書の発行をしてもらい、会社の人事担当者と面談、休職申請書類を提出するという手順になります。また休職中、安心して治療に専念するために、次のようなことを確認しましょう。
 

(1)家族に相談する

うつ病の状況を説明し理解をしてもらい、場合によっては支援を頼む

 

(2)会社の人事部などの窓口の方と面談する

●休職制度についての説明を受ける
 
●休職中の給与について確認する
 
●会社側の窓口は誰かなど、休職中の連絡方法を確認する

 

(3)労災の申請が可能かどうか確認する

仕事がうつ病の原因であると考えられる場合、労災の申請が可能かどうか確認する

 

(4)傷病手当金を確認する

健康保険組合に加入している場合、傷病手当金が出るので確認する

 

(5)金銭面のチェック

治療には時間がかかる場合があるので、自分自身の貯蓄などを確認する

 

(6)専門医との信頼を築く

いつでもどんなことでも相談できる専門医をさがす など

 
そして、就業面と生活面を、一体的に相談支援してくれるハローワーク、地域障害者職業センター、障害者就業生活支援センターなどの「就労支援機関」に相談することも大切です。
 

休職期間はどのくらい

人により違いがありますので一概にはいえませんが、うつ病による休職は、復帰まで時間がかかることが多く、軽度であれば1ヶ月ぐらい、 症状によっては3ヶ月から半年の休職が必要になるといわれています。
 
また、休職後に復職してからは、本人が医師や会社と相談の上、時短などのリハビリ勤務も行いながら、慎重に進めていくことが大切となります。
 

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まとめ

うつ病は、はっきりとした発症の原因が分からない病気なので、だれでもうつ病になる可能性があり、具体的にこれをしたらよいという予防の方法はありません。
 
うつ病と診断された場合には、家族、専門医、信頼できる上司などに支援してもらい、休職中は精神的また肉体的に安定した状態で治療に専念しましょう。
 
出典
(※)厚生労働省「知ることからはじめよう みんなのメンタルヘルス総合サイト
こころの病気を知る うつ病」

 
執筆者:小久保輝司
幸プランナー 代表