更新日: 2021.04.27 その他暮らし

マスクのストック、どれくらい持っている?マスクに関する意識調査の結果とは

執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部

マスクのストック、どれくらい持っている?マスクに関する意識調査の結果とは
今や私たちの生活になくてはならないマスク。マスク生活も一年以上となり、マスクをしていないと外出できない、人混みを歩けない、と思うようになった人も多いのではないでしょうか。
 
株式会社プラネット (東京都港区)は、マスクに関する意識調査を実施、インターネットを通じて4000名から回答を得たとのことです。みんなのマスクに対する意識はどう変わったのか、結果を見ていきましょう。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

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6割の人は一人一箱のマスクのストックを確保

かぜやインフルエンザ、ウイルス、花粉症などの予防を目的にマスクをするか質問したところ、「よくする」と回答した人は73.0%でした。昨年調査の64.0%から10ポイント近く増加しました。「たまにする」が15.6%で、去年から約10ポイントの減少、「まったくしない」は前回の10.7%から11.4%と微増しました。男性より女性の方がマスクをよくする割合が9.5ポイントも高く、年代が上がるほど高くなりました。
 
自分用のマスクをどのくらいストックしているか尋ねたところ、最も多いのは「101枚以上」の23.8%で、「31枚~50枚」が20.8%、「51枚~100枚」が19.7%と続き、「31枚以上」が6割以上を占めました。
 
箱入りマスクは30枚入りか50枚入りが多いので、6割以上の人が一人当たり一箱分のマスクをストックしていることになります。昨年の春、マスクが入手困難になったこともあり、多くの人が相当な枚数をストックしておかなければならないと思っていることがうかがえます。
 
さらに、普段外出するときに予備のマスクを携帯するかと尋ねると、「外出するときは必ず複数枚を携帯する」(36.2%)、「外出するときは必ず1枚は携帯する」(34.7%)と、予備のマスクを必ず携帯する人が7割にのぼることがわかりました。
 

日本製不織布マスクをいくらまでなら買う? 「600円未満」という人が半数

一時期入手困難だったマスクも、今では普通に店頭に並ぶようになり、価格も落ち着いてきました。そこで、「あなたは、不織布マスク(50枚入り、日本製)をいくらくらいまでであれば買おうと思うか、限度額を聞いたところ、「500円未満」が28.3%、「500円以上~600円未満」が19.9%でした。
 
昨年の調査では最も安い価格帯を「600円未満」と設定していたので、同じように比較すると、今年の調査で「600円未満」と回答した人は合計で48.2%となり、昨年の24.2%から約2倍になっています。日本製の不織布マスク50枚入り1箱を600円未満で買おうとするのは、ちょっと現実的ではないかもしれませんね。
 

マスク生活で口元の身だしなみにズボラになった割合は女性の方が高い

マスク生活が長いと、口紅を塗らなかったり、ひげをそらなかったりと、マスクで隠れる部分についてズボラになってしまいがちです。
 
そこで、マスクで隠れる口元の身だしなみについて、コロナ禍前(2020年2月以前)と比べて意識の変化はあるかと聞いたところ、「他人もきちんとするべきだと思う」が49.8%、「きちんとしていなくても構わない」が50.3%とおよそ半々の結果となりました。最も多かったのは「自分はコロナ禍以前から気をつけているので、他人もきちんとするべきだと思う」(25.5%)でした。
 
一方、「自分はコロナ禍以前と比べて気を使わなくなったので、他人もきちんとしていなくても構わないと思う」という項目では、男性の8.7%に対し、女性は22.9%と女性の方が2倍以上高い割合となりました。女性からは「マスクでメイクが落ちて困る」という声と同時に「目元と眉以外はメイクをしなくなった」「メイクが楽になった」という声も多く寄せられました。
 
最後に、新型コロナウイルス感染症が落ち着いた後も外出時にマスクをしようと思うかと聞くと、最も多かったのは「季節や状況によっては、自分の判断でマスクを身につけようと思う」の47.8%でした。
 
また、「外出時は積極的にマスクを身につけようと思う」という人も24.5%いました。コロナ前はそこまでマスクをつける人はいなかったので、マスクに対して大きく意識が変わったことがわかります。
 
しばらくマスク生活は続きます。最近ではさまざまな色や素材のマスクが販売されたり、マスクケースなどのグッズも増えてきています。きっと何年か後にはマスク生活が懐かしくなるときがくるでしょうから、今はマスク生活を楽しんでもいいかもしれませんね。
 
[出典]
※株式会社プラネット 「マスクに関する意識調査」(株式会社 PR TIMES)
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

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