更新日: 2021.05.15 その他暮らし
この1年で旅行していない人は約7割。今後6ヶ月に旅行を予定している人はでどれくらいいる?
![この1年で旅行していない人は約7割。今後6ヶ月に旅行を予定している人はでどれくらいいる?](https://financial-field.com/wp/wp-content/uploads/2021/05/shutterstock_1767084407.jpg.webp)
今年になって、再び新型コロナウイルス感染者が増加し、4月には小池百合子東京都知事が「東京に来ないで」と発言するなど移動を自粛する要請をしており、自由に旅行ができる日はまだ遠そうです。
株式会社J.D.パワー ジャパン(東京都港区)は20歳から69歳の日本居住者2000名(うち過去1年以内旅行経験者:587名)を対象に、新型コロナウイルスと旅行意向に関する調査を実施し、その結果を発表しました(※3)。
![FINANCIAL FIELD編集部](https://financial-field.com/wp/wp-content/uploads/2017/11/39h8jtBb_400x400-e1498208749762.jpg.webp)
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
ファイナンシャルプランナー
FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。
編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。
FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。
このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。
私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。
目次
今後6ヶ月以内の旅行予定は、積極的な人と消極的な人に二極化
この1年間に宿泊を伴う旅行をしたかと尋ねたところ、「プライベート目的で旅行をした」という人が2020年6月の調査では58%だったのが、2021年4月では27%と激減しました。「ビジネス目的で旅行/出張をした」についても、14%から6%に減少。逆に、「この1年間旅行はしていない」は38%から71%に倍増しました。
過去1年間に旅行をした人を対象に、今後6ヶ月以内に仕事もしくはプライベート目的で宿泊を伴う旅行をする予定があるか聞いたところ、54%が「プライベート目的で旅行をするつもり」と答えました。
昨年の45%から増加しており、ビジネス目的でも同様に昨年より4ポイント増加しました。昨年より旅行する人が増えたのは、多くの人が感染予防のコツを理解し、昨年ほど新型コロナウイルスを過剰に恐れなくなってきていると思われます。
一方、過去1年間に旅行をしてない人は、9割以上が今後6ヶ月以内の旅行予定はないと回答しており、コロナ禍でも旅行に積極的な層と、消極的になっている層に二極化していることがわかりました。
【PR】おすすめの住宅ローン
【auじぶん銀行の注意事項】
※金利プランは「当初期間引下げプラン」「全期間引下げプラン」の2種類からお選びいただけます。
ただし、審査の結果保証会社をご利用いただく場合は「保証付金利プラン」となり、金利タイプをご選択いただけません。
※固定金利特約は2年、3年、5年、10年、15年、20年、30年、35年からお選びいただけます(保証付金利プランとなる場合は、3年、5年、10年に限定されます)。
金利タイプを組合わせてお借入れいただくことができるミックス(金利タイプ数2本)もご用意しています。 お申込みの際にご決定いただきます。
※ただし、審査の結果金利プランが保証付金利プランとなる場合、ミックスはご利用いただけません。
※審査の結果によっては保証付金利プランとなる場合があり、この場合には上記の金利とは異なる金利となります。金利プランが保証付金利プランとなる場合は、固定金利特約が3年、5年、10年に限定されます
・変動金利について
※2024年7月現在・本金利プランに住宅ローン金利優遇割を最大適用した金利です。
※J:COM NET優遇割・J:COM TV優遇割は戸建のみ対象
※ J:COM NET優遇割、J:COM TV優遇割、コミュファ光優遇割は適用条件充足後、3ヶ月後から適用開始となります。
去年より若干コロナ慣れしている模様。感染予防のノウハウが身についた?
今後6ヶ月以内に旅行をするつもりがないのはなぜか聞いたところ、「新型コロナウイルスの感染が心配だから」が54%、「6ヶ月間に旅行計画を立てられるほど新型コロナ感染拡大に伴う移動や出入国制限が改善するとは思わない」が42%を占めました。しかし、昨年の調査では68%、52%だったのを見ると、今年は若干コロナ慣れしてきていることがうかがえます。
今後6ヶ月以内に旅行を予定している人に、旅行中に新型コロナウイルスに感染することをどの程度心配しているか尋ねました。その結果、「極めて心配している」(16%)、「とても心配している」(27%)、「まあ心配している」(38%)と、8割以上が「心配している」と回答しました。しかし、「極めて心配」は4ポイント、「とても心配」は3ポイント減少し、昨年ほど極度にコロナ感染を恐れていないようです。
日本ではワクチン接種で旅行に積極的にはならない? アメリカではワクチンを打てば旅行OKの傾向
ワクチンの接種が始まることで、旅行頻度はどのようになると思うか聞いたところ、過去1年間に旅行した層でも、48%が「かつてほど頻繁には旅行をしない」と回答し、「ワクチンがあることで、以前予定していた以上に旅行をすることができる」と回答した人は11%にとどまりました。
一方、アメリカでは、30%が「予定していた以上に旅行をすることができる」と回答。ワクチンに信頼を寄せていることがわかります。日本では、ワクチン接種がまだではありますが、ワクチン接種があっても旅行に対して慎重であるようです。
新型コロナウイルスとの戦いも1年以上となり、感染予防のための行動が身についてきました。ワクチンの接種も始まっており、ウイルスを封じ込め、自由に旅行ができる日が早く来るといいですね。
[出典]
※1:総務省統計局「家計調査 2020年<品目分類>1世帯当たり年間の支出金額,購入数量及び平均価格」
※2:総務省統計局「家計調査 2019年<品目分類>1世帯当たり年間の支出金額,購入数量及び平均価格」
※3:株式会社ジェイ・ディー・パワージャパン「コロナ禍、コロナ後の旅行に関する意識調査(J.D.パワー調べ)」(株式会社 PR TIMES)
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部