卵が高騰? どれくらい値上がりした? 卵を毎日食べている人の割合は?

配信日: 2021.08.10

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卵が高騰? どれくらい値上がりした? 卵を毎日食べている人の割合は?
みなさんは、毎日の食事で卵をどれくらい使っていますか?朝食のおかずやサラダの具、そうめんや冷やし中華の具など、夏休みの今は特に出番が多いのではないでしょうか。
 
そんな卵ですが、このところ価格が高騰している様子。実際どれくらい値上がりしているのか、また世間の卵の消費頻度などをチェックしてみましょう。
FINANCIAL FIELD編集部

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卵の価格が上がったと感じている人が半数以上!値上がりは●円

ソフトブレーン・フィールド株式会社が発表した、「卵の購買行動に関するアンケート調査」の結果(※)を見てみましょう。
 
この調査は、全国3787人を対象に行われたもの。まずは卵の価格について、その肌感覚を見てみましょう。

【卵の価格高騰が報道されていますが、パック入り鶏卵の店頭価格に変化を感じますか?】

・卵の店頭価格が高くなったと感じる 56.2%
・価格に変化は感じない 42.6%
・安くなったと感じる 1.1%

半数以上の人が、卵の値上がりを敏感に察知していることがわかります。家計を管理して家の食卓をコントロールしている層は、特に気づきやすいのかもしれません。
 
さて、では実際に卵はいくら値上がりしているのでしょうか。

【レシート分析:スーパー・ドラッグストア・コンビニにおけるパック入り鶏卵店頭価格の変化(2020年11月〜2021年4月)】

・スーパー:前年同月比 +6円
・ドラッグストア:前年同月比 +5円
・コンビニ:前年同月比 +16円

スーパーは171円、ドラッグストアは160円、コンビニは208円という結果に。スーパーとドラッグストアは5円程度、コンビニは16円の値上がりとなりました。
 
頻繁に買うものだけに、この微妙な値上がりは続くとなかなか厳しいもの。「うっかり卵を買い忘れたからちょっとコンビニへ……」といって、その価格に驚いたという人もいるかもしれません。
 
ちなみに、「パック入り鶏卵の購入チャネル」の調査では、92.8%の人がスーパーで買っていることがわかっています。
 
ドラッグストアの店頭価格もなかなか低価格のため、今後はいつも行くスーパーの価格とドラッグストアの価格を比較してどちらで買うかを決めてもよさそうです。
 

卵を購入する決め手は、やっぱり安さ

卵と一口にいっても、売り場にはさまざまな種類の商品が並んでいます。みなさん、なにを決め手として購入しているのでしょうか。

【パック入り鶏卵を購入する際に重視すること(複数回答)】

1位:安さ 61.2%
2位:味 56.2%
3位:賞味期限・消費期限(鮮度) 51.5%
4位:大きさ(L・M・Sなど) 39.7%
5位:特売やタイムサービス 23.9%

6割の人が、「安さ」を最重視していることがわかります。安いのが絶対条件で、さらにおいしくて新鮮であればなお良いといったところでしょうか。
 
具体的なコメントとしては「日常的に食べるものなのでコストパフォーマンスを優先する」「PB商品で十分美味しい」「スーパーのほうが回転率が高く鮮度がよい気がする」といったものがあり、たとえ高級な卵でなくとも安くて新鮮でおいしい卵が多く出回っているということを裏付けているのではないでしょうか。
 

頻繁に消費するものだから安く抑えたい!1週間あたりの卵を食べる頻度とは

最後に、世間は卵を日常的にどれくらい消費しているのかを見てみましょう。

【1週間あたりの卵を食べる頻度】

1位:週の1〜3日 30.3%
2位:週の半分以上 27.5%
3位:ほぼ毎日 27.2%

週の半分以上食べているという人が半数を超えています。多くの人が卵を頻繁に消費しているということがわかりますね。家族分の買い物となると、週に2パック以上買っているという人も少なくなさそうです。
 
今までの調査結果に照らし合わせると、スーパーで毎週2パック卵を買った場合、ひと月におよそ1400円の出費という計算に。こう考えると、高騰が落ち着いてもっと安く買えるようになると家計もだいぶ助かりそうですよね。
 
そもそも卵の価格高騰の原因は、2020年11月から流行しだした鳥インフルエンザと言われています。この影響が落ち着き、高騰がいつ収まるのか。今後の動きに注目したいものです。
 
※ソフトブレーン・フィールド株式会社 卵の店頭価格「6割が高くなった」と回答 卵の価格高騰による購買行動の変化をレシートから分析
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

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