パラリンピックチケットってどうなったの?
配信日: 2021.09.13
本記事では、パラリンピックチケットの取り扱いについて解説します(2021年8月31日時点)。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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パラリンピックの開催状況
8月16日の4者協議において、パラリンピックについては学校連携観戦を除き、無観客開催が決定されました。その後8月24日の開会式を皮切りに各種競技が無観客で実施され、9月5日の閉会式まで予定されています。
各自治体の判断によって一部の学校の希望者(生徒児童および引率の職員)のみが学校連携観戦という形で、競技会場で観戦することができるという状況になっています。
チケットの扱いはどうなったの?
観戦チケットについては、無観客となったことから全て自動で払い戻しになることとなりました。
この手続きについては、8月31日時点では詳細なアナウンスはされていませんが、大会終了後に返金予定となっています。
公式チケットサイトから購入している場合は、その旨の案内メールも届いています。
現時点で判明しているのは以下のとおりです。
※筆者作成
以上のことから、Visaカードによる購入の場合は特別な手続きは不要と思われます。
一方現金支払いで購入された方は、後日金融機関の口座登録手続きをすることにより返金を受けられるようになります。
これらの詳細についても大会終了後、チケット購入者宛てに再度メールでの連絡が来るとのことですので見逃さないように注意してください。
また旅行会社などが企画した観戦ツアーのチケットの取り扱いについては、企画した旅行会社により対応が異なるため問い合わせが必要です。
まとめ
以上簡単ではありますが、パラリンピックの観戦チケットの取り扱いについて解説しました。
不測の事態ともいえる状況により、観戦チケットの払い戻しが実施されることとなってしまいました。しかしながらこのような状況を悪用し、クレジットカード情報や金融機関の情報を窃取しようとするフィッシング詐欺のメールや、返金のために手数料を振り込ませようとする詐欺などが発生することも十分考えられます。
このようなことは自衛が重要になってきます。返金される手続きも公式サイトを確認して、安全に実施していってください。
出典
(公財)東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会 東京2020パラリンピック観戦チケットについて
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部