更新日: 2021.12.15 その他暮らし

年末年始は献立を考えるのが面倒…外食・中食に頼る人はどれくらいいる?

執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部

年末年始は献立を考えるのが面倒…外食・中食に頼る人はどれくらいいる?
いよいよ2021年も終わり。年末年始はゆっくり休めるかと思いきや、家事育児は年中ついてまわるもの。家族全員がそろう時間も多く、悩みのタネといえば食事の準備ではないでしょうか。
 
今回は、そんな年末年始の食事のお悩み事情をチェックしてみましょう。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

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お悩みだらけ! 年末年始の食事事情

ソフトブレーン・フィールド株式会社が発表した、「年末年始の食卓事情」がテーマの調査結果(※)を見てみます。この調査は、自身がメインで年末年始の料理をする人(平均年齢51歳)2985名を対象に行われたもの。
 
「年末年始の料理に関する悩みはありますか?」という質問に対しては、およそ7割の人が「ある」と回答。具体的に、どのような悩みがあるのでしょうか。
 

【「年末年始の料理」に関する悩み(複数回答)】

1位:献立を考えること 63.0%
2位:後片付けが面倒 58.4%
3位:食材の買い出しが面倒 46.5%
4位:料理をすること自体が面倒 44.6%
5位:冷蔵庫や冷凍庫のスペース(ストックしたいけどスペースがない) 25.2%

 
上位5つはこのような結果に。半数以上の人が、「献立を考えるのも後片付けも面倒」と思っていることがわかります。
 
特に年末はスーパーが混んでいたり年始は休みのこともあったりするため買い出しのタイミングが難しかったり、家族がダラダラしているのに自分は料理をしなきゃいけないなんて面倒……と思ったり、とにかくなにかと「食事の準備が面倒」という悩みが強いことがわかります。
 

年末年始、外食に頼る人はどれくらい?

このような負担を少しでも軽くするために、世間のみなさんはどのような工夫をこらしているのでしょうか。
 

【「年末年始の料理負担」を軽減するために行うこと(複数回答)】

1位:惣菜などを購入する 54.0%
2位:冷凍食品を活用する 32.6%
3位:外食する 29.8%
4位:デリバリーする 17.5%
5位:お取り寄せをする 14.8%

 
上位5つはこのような結果に。2位以外は、中食・外食という回答になりました。作るのも後片付けも面倒だから、外で食べたり買ってきて食べたりすればいいというシンプルな回答に行き着く人が多いようです。
 
外食より中食のほうが人気が高いというのも、ひょっとしたらこのご時世ということが影響しているのかもしれませんね。
 

外食チェーンでの購入金額に変化! 三が日はファストフードが人気?

では、イートインもテイクアウトにも対応している、家族連れにも人気の外食チェーンは、年末年始にどれくらい利用されているのでしょうか。2020年12月30日〜2021年1月4日のデータを見てみましょう。

【外食チェーンにおける年末年始の購入状況(レシート1枚あたりの平均購入金額)】

<マクドナルド>
・12月30日  557円
・12月31日  732円
・ 1月1日 1232円
・ 1月2日 1108円
・ 1月3日  977円
・ 1月4日  641円
 
<すき家>
・12月30日  645円
・12月31日  920円
・ 1月1日 1028円
・ 1月2日  840円
・ 1月3日  813円
・ 1月4日  702円
 
<KFC>
・12月30日 1280円
・12月31日 1405円
・ 1月1日 1985円
・ 1月2日 1675円
・ 1月3日 1366円
・ 1月4日 1164円

どのチェーンも、1月1日は前日よりガツンと購入金額が上がっていますね。大晦日から三が日は、外食チェーンで食事を調達するという人が多いことがわかります。
 
「外食・中食にしたいけれど、お正月からファストフードはなんだか罪悪感が……」と悩む人も、この結果を見れば「ファストフードでいいんだ!」と思えるのではないでしょうか。
 
いつも自炊をがんばっている人ほど、逆に年末年始に食べるファストフードに特別感を得られるかもしれません。
 
年末年始くらい、無理せず楽をして休みたいもの。感染対策をしつつ外食を楽しむのもよし、テイクアウトやデリバリー、お取り寄せをして家で食べるのもよし。
 
少しでもみなさんの負担を減らせる方法で、ゆっくり過ごしてくださいね。
 
※ソフトブレーン・フィールド株式会社 7割が「年末年始の料理」に悩みあり 料理負担の解消「外食」が 「デリバリー」を上回る
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

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