更新日: 2022.01.21 その他暮らし

20~60代女性に聞いた「美容にかける費用」月いくら? 自分に自信をつけたい気持ちが原動力に

20~60代女性に聞いた「美容にかける費用」月いくら? 自分に自信をつけたい気持ちが原動力に
年の初めは、「今年こそ節約!」と家計の見直しに燃える人も多いことでしょう。
 
さまざまな項目を見直すうち、「もっと安い化粧品でもいいかな」「逆にもう少し美容に関して贅沢しようかな」と、月々の美容代に悩むことも。美容については年代でかなり考え方に違いが出そうですよね。
 
そこで今回は、三省製薬株式会社が発表した美容についての意識調査結果(※)をチェックしてみましょう。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

ファイナンシャルプランナー

FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。

編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。

FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。

このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。

私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。

あなたは美容にお金をかける派? かけない派?

この調査は、20~60代の女性520人を対象に行われたものです。美容にお金をかける人とかけない人はどのような割合になっているのでしょうか。

【あなたが取り入れている美容法のこだわり:お金について】

A:お金をかける B:お金をかけない

 
<20代>
・Aの方に近い 35.6%
・Bの方に近い 33.7%
・特にこだわっていない 30.8%
 
<30代>
・Aの方に近い 27.9%
・Bの方に近い 50.0%
・特にこだわっていない 22.1%
 
<40代>
・Aの方に近い 22.1%
・Bの方に近い 54.8%
・特にこだわっていない 23.1%
 
<50代>
・Aの方に近い 28.8%
・Bの方に近い 48.1%
・特にこだわっていない 23.1%
 
<60代>
・Aの方に近い 18.3%
・Bの方に近い 51.0%
・特にこだわっていない 30.8%

特にこだわりがない人は、20代と60代がおよそ3割、ほかがおよそ2割でした。
 
最も「お金をかける」人が多く「お金をかけない」人が少ない年代は、20代。新しいコスメなどを試すモチベーションが高いのは、若い頃なのかもしれません。その逆が、40代。仕事や子育てに追われる年代は、美容にお金をかける余裕がなくなっているのでしょうか。
 
子育てが一段落し自分にお金をかけられるようになりつつある50代は、再び美容へのモチベが上がっている様子。しかし、60代になると、結局美容にはそこまでお金をかけなくてもいいという悟りの境地に達するのかもしれません。
 

年代でこんなに違う! 1か月あたりの美容費用

では、具体的に月々どれくらい美容にお金をかけているのでしょうか。年代別に見てみましょう。

【あなたが取り入れている美容法には、1か月あたりどのくらいの費用をかけていますか?(平均)】

・20代:1万2520円
・30代: 5769円
・40代: 6818円
・50代:1万620円
・60代: 7078円

年代でかなり違いがあることがわかります。最もお金をかけているのは20代。30代と比較すると美容に倍以上お金をかけていることがわかります。先程のお金をかける・かけないの回答とだいたい同じように、50代になるとまた美容代が1万円以上に。
 
やはり子育て世代の30代、40代は美容にかける費用がガクっと落ちることが明らかになりました。ちなみに全体平均は8561円。同調査によると2020年より1537円アップしているようです。
 
年代別の増減を見てみると、30代以外は軒並みプラスになっているものの、30代だけはマイナス870円とのこと。このご時世、自分のことにお金をかけられない人が最も多いのが30代ということなのかもしれません。
 

若く見られるためにモチベを燃やす人は少数派?

最後に、世間の人がどのようなモチベーションで美容を行っているのかを見てみましょう。

【あなたにとって、美容とは何ですか?】

1位:自分に自信をつけるもの 41.5%
2位:身だしなみを整えるもの 15.2%
3位:人生を豊かにするもの 14.4%
4位:美しく見られるようにするもの 8.3%
5位:輝くためのもの 8.1%

TOP5はこのような結果に。特にTOP3を見てみると、誰かのためではなく自分のために美容を行うということがよくわかります。
 
ちなみに、「実年齢より若く見られるようにするもの」という回答は全体で6.0%、年代別に見てもっとも高かったものでも60代の8.7%でした。エイジング対策を謳う美容はたくさんあるものの、女性の美容に対するモチベーションには直結していないようですね。
 
忙しくて自分に時間をかけられない年代の女性ほど、美容にかけるお金も少なくなっていることがわかりました。慌ただしい毎日でも、週に1回くらいは自分へのご褒美としてスペシャルケアを試してみてもよさそうですね。
 
※三省製薬株式会社 女性にとって美容は「自分に自信をつけるもの」。2年続くコロナ禍で昨年より美容にお金をかける女性が増加
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

PR
FF_お金にまつわる悩み・疑問 ライターさん募集