更新日: 2022.06.22 その他暮らし

みんなの好きなエビ・カニ料理は? 気になるエビの価格もチェック

執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部

みんなの好きなエビ・カニ料理は? 気になるエビの価格もチェック
多くの人に愛されるエビやカニ。伊勢エビや甘エビのお刺し身、カニ鍋などのご馳走(ちそう)はもちろん、エビフライやカニクリームコロッケといった日常的に食べられるメニューもいいですよね。
 
そこで今回は、人気の高いエビとカニについて、ちまたではどんな調理法が親しまれているのかを見てみましょう。気になるエビの市場価格についてもチェックしてみます。
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エビ・カニ、食べるのは外食? 「普段の食事」と「贅沢をしたいとき」に分かれる

マルハニチロ株式会社が発表した「エビとカニに関する調査2021」の結果(※1)をひもといてみましょう。
 
この調査は、エビとカニの両方を年に1回以上を食べている全国の15歳~59歳の男女(有効回答1000名)を対象に行われたものです。
 
まず、エビ・カニを食べるシチュエーションについて見てみます。

【どのようにしてエビを食べているか(複数回答)】

1位:外食 58.2%
2位:手料理(食材を買って料理) 43.1%
3位:冷凍食品 34.9%
4位:総菜 32.0%
5位:弁当 29.1%

【どのようにしてカニを食べているか(複数回答)】

1位:外食 50.0%
2位:手料理(食材を買って料理) 30.6%
3位:冷凍食品 19.7%
4位:総菜 12.8%
5位:弁当 10.1%

エビ・カニいずれも、半数以上の人が外食で食べていることがわかります。買ってきて自分たちで料理するという人も少なくないようですね。
 
エビについては冷凍食品や総菜、お弁当という選択肢も3割前後ありますが、カニについてはだいたいの人が「外食」か「手料理」を選んでいるようです。
 
では、エビ・カニを食べたくなるのはどんなときなのでしょうか。

【エビ料理を食べたいとき(複数回答)】

1位:普段の食事で(外食含む) 70.3%
2位:贅沢をしたいとき 41.5%
3位:旅行で 27.8%
4位:おせち料理で 17.7%
5位:お正月(おせち料理除く) 16.5%

【カニ料理を食べたいとき(複数回答)】

1位:贅沢をしたいとき 65.3%
2位:旅行で 38.1%
3位:普段の食事で(外食含む)29.4%
4位:お正月(おせち料理除く) 28.9%
5位:大晦日(おせち料理除く) 21.0%

この結果を見る限り、エビは主に普段から、カニはぜいたくをしたいときに特に食べたくなるものということがわかります。
 
おおみそか、お正月、おせち料理など、冬に食べたくなるという人も一定数いるようです。いっぽうで、普段はなかなか食べないけれど旅行でおいしいエビ・カニを食べるというケースも。旅先でご馳走をいただきたいという気持ちは、みなさん共通しているのかもしれません。
 

エビ・カニ、人気の食べ方は生ではなく揚げ物?

エビ・カニといえば、どのような料理を思い浮かべますか?人気料理を見てみましょう。

【好きなエビ料理(複数回答)】

1位:エビフライ 51.3%
2位:エビの天ぷら 49.4%
3位:エビチリ 46.1%
4位:エビの寿司 41.7%
5位:エビマヨ 36.7%

TOP3はだいたい同じ得票数に。エビ料理といえば、エビフライ、天ぷら、エビチリという人がほぼ半数という結果になりました。おすしやエビマヨも人気が高いようです。

【好きなカニ料理(複数回答)】

1位:カニクリームコロッケ 45.1%
2位:ゆでガニ 40.0%
3位:カニの刺し身 33.6%
4位:カニしゃぶ 32.5%
5位:カニチャーハン 31.1%

エビとくらべて過半数に達するようなものはありませんでしたが、カニクリームコロッケとゆでガニが4割以上という結果に。また、カニがメインというより、カニを使ったコロッケが1位というのは意外ですね。
 
「カニ料理を食べたいとき」の1位は「贅沢をしたいとき」でしたが、好きな料理の1位は「カニクリームコロッケ」。ぜいたくというと、ゆでガニをそのまま食べたり刺し身にしたりといった調理法がイメージされますが、それを超えるほどの魅力がカニクリームコロッケにはある……ということなのかもしれません。
 
エビ・カニともに人気1位は揚げ物でした。取り入れやすい冷凍食品を活用して、献立が浮かばない日の一品にするのもよさそうですね。
 

エビ・カニ結局どちらが人気? 気になるエビの市場価格は

結局のところ、エビとカニのどちらが人気なのでしょうか。

【「エビ」と「カニ」では、どちらのほうが好きか】

●エビ   31.8%
●カニ   39.5%
●どちらも 28.7%

およそ8ポイントの差をつけて、カニに軍配が上がりました。男女に分けて見ると、男性はエビ26.6%のカニ45.2%でカニが圧倒的多数。女性はエビ37.0%のカニ33.8%でわずかながらエビが上回りました。男性はカニ、女性はエビが好きという傾向が見て取れます。
 
さて、そんな女性人気の高いエビですが、市場価格はどうなっているのでしょうか。
 
統計局のデータ(※2)によると、2021年12月中旬のエビの東京都区部小売価格は100gで317円でした。比較的食卓に並びやすいと思われる魚介の価格は以下のとおり。

●エビ   31.8%
●カニ   39.5%
●どちらも 28.7%

こう見ると、エビはやはり少しお高めの印象がありますね。
 
ただ、エビフライ、エビチリ、エビピラフなど、お弁当やお総菜、冷凍食品などでも気軽買える商品も多く出ている食材といえます。
 
外食や自炊に限らず、チンしてすぐに食べられる商品でエビ・カニ欲を満たしてもよさそうですね。
 
出典
※1 マルハニチロ調べ  エビとカニに関する調査2021
※2 統計局 小売物価統計調査
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

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