更新日: 2022.10.13 その他暮らし
みんなは占い1回あたりにいくらかけている?占いに何を期待しているの?
それでは、どんな時に占い師に占ってもらうのでしょう? 悩み事や不安なことがある時や、判断に迷うことがあり、誰かに背中を押してもらいたい時に占いに行くのでしょうか。
今回は、株式会社インフルスターラボが実施した「占いに関する実態調査」の結果から、「占い師」に占いをしてもらったことがある人はどれくらいか、どんな占いを受けたのか、いくら払ったのか等を見ていきましょう。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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目次
過去1年間に占いを受けたのは7%。女性より男性が多い
調査対象である20歳~59歳の男女2000人のうち、この1年の間に占いをしてもらったのは7%で、性別で見ると男性が8%、女性が6%でした。占いは女性が好きなイメージですが、占いを受けた割合が、若干とはいえ、男性のほうが多いのは意外です。
どのような占いを受けたか聞いたところ、「占星術」、いわゆる星占いが40%でトップとなりました。以下は「タロット」や「手相」(いずれも30%)のほか「四柱推命」(27%)が続きました。
男性では「占星術」が43%で全体より多く、「手相」(32%)、「タロット」(30%)とは10%以上の差をつけました。女性も「占星術」が最も多いですが、35%と男性に比べて8ポイントも低くなりました。2位は「タロット」「四柱推命」(31%)で、男性では2位であった「手相」(29%)が続きました。男性と比べて、さまざまな種類の占いを受けているようで、女性の好奇心の強さがうかがえる結果となりました。
1回の占いにかける金額は7割が5000円未満。男性のほうが占いにお金をかけている
それでは、占い1回当たりにいくらかけているのでしょう? 占い1回にかけた金額で最も多い回答は、「2000円未満」が41%を占めました。次いで「2000円以上~5000円未満」(31%)、「5000円以上~1万円未満」(16%)で、72%が「5000円未満」であることが分かりました。
男女別に見ると、1回の占いに「5000円未満」かけている人が男性では67%、女性は79%である一方で、「1万円以上」かけている人の割合は男性で13%、女性で10%となりました。男性が女性より占いにお金をかけていることが見てとれます。
将来が知りたいというより「カウンセリング」代わりに占いを利用している?
どのような悩みで占いを受けたか聞いたところ、最も多いのは「人生全体」が58%で、次いで「人間関係」(25%)、「仕事」(24%)、「健康」(20%)が続きました。
男性では「人生全体」が53%でトップですが、2位は「仕事」(29%)、「人間関係」(28%)、「健康」(22%)というように、仕事そのものや人間関係での悩みが多いことがうかがえます。
一方で、女性は「人生全体」が65%で、男性より10ポイント以上も高く、以下は「人間関係」(21%)、「恋愛」(19%)、「仕事」「健康」(いずれも18%)が続きました。女性では仕事よりも人間関係や恋愛を日頃から気にかけているようです。
占いに期待することの全体のトップ2は「悩みを解決するヒントをもらう」(46%)、「将来のことを当てる」(45%)でした。男性では前者が、女性では後者が1位となっています。また、男性では「悩みを聞いてもらう」、女性では「自分の判断や決断を後押しする」が3位となっており、男性の場合は占いというよりは誰かに悩みを聞いてほしいという気持ちがあるようです。
これを見ると、占いで将来どうなるか知りたいというよりは、悩みを解決するヒントが欲しかったり、自分の判断を後押ししてもらったりと、カウンセリングを受けるような気持ちで占いをしてもらう人が多いように見えます。
もし、誰にも言えない悩みを抱えていたら、占いで将来の指針を受けるのもいいかもしれません。悪い結果であれば、「占いだから当たるかどうかは分からない」くらいに思っておけばいいでしょう。
出典
株式会社インフルスターラボ「占いに関する実態調査」(PR TIMES)
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部