「メガネ使用率」1位の県は?メガネに平均いくらお金をかけてるの?
配信日: 2022.10.22
株式会社プラネットが実施した調査によると、普段の生活で「メガネを使用」している人は57.5%で、「コンタクトレンズと使い分け」を加えると74.2%がメガネを使用していることになります。
株式会社ジンズは、メガネやサングラスの使用状況や購入状況など、「メガネ白書2022」でまとめていますので、結果を見ていきましょう。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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メガネやサングラスを使用するのはどんな時?
現在、最も使用しているメガネはどんな時に使用しているか聞いたところ、「用途を問わず常に着用」が35.4%で最も多く、次いで「自動車や自転車を運転する時」(26.9%)、「遠くにあるものを見る(読む)時」(24.0%)が続きました。昨年2位であった「テレビを見る時」は6.1ポイント減で5位となっています。もしかすると、テレビを見る機会が減ってきているのも理由かもしれませんね。
サングラスを普段どんな目的・シーンで使用しているか尋ねたところ、「クルマの運転をする時」が64.4%で最も多いことがわかりました。特に日差しが強い時、運転中に前が見えないと危ないですよね。ほかには、「普段日差しが強い時」(54.2%)、「海などレジャーに行く時」(38.4%)が上位となりました。
マスクを着けた時はメガネが曇りやすい。マスクを着ける時はメガネを使用しない人も
感染症対策としてマスクを着用する機会が増えましたが、マスク着用時におけるメガネについて感じることを聞きました。その結果、「メガネが曇りやすい」が70.1%とダントツでトップになりました。次いで「耳が痛くなりやすい」(20.6%)、「暑い」(19.4%)といった回答が並びました。中には、「マスクを着ける時にはメガネは着用しない/コンタクトを着用」という人もいました。
都道府県別のメガネの使用状況は?
さて、都道府県別にメガネやサングラスの使用状況に違いはあるのでしょうか?
「度ありメガネ」の使用率の1位は「秋田県」(76.4%)で、2位「三重県」(76.2%)、3位「兵庫県」(74.4%)となりました。一方、最下位の47位は「栃木県」(62.5%)で、46位「和歌山県」(63.8%)、45位「茨城県」(65.0%)となっています。平均使用率は69.5%で、1位と最下位では13.9ポイントの差があることがわかりました。
次に、「サングラス」の都道府県別使用率を見ると、平均16.9%となりました。使用率1位は「沖縄県」が28.7%で、一年を通して温暖な気候の沖縄県が平均より11.8ポイントも高くなりました。2位「長崎県」(20.9%)、3位「宮崎県」(19.7%)と九州地方が上位を占めています。一方、最下位の47位は「滋賀県」で11.7%、46位は「鳥取県」(13.3%)、45位は「富山県」(13.4%)となりました。
この1年で購入したメガネの価格帯の都道府県別ランキングを見ると、1位「東京都」(2万802円)、2位「大分県」(1万9943円)、3位「広島県」(1万9356円)となりました。一方、下位を見ると、47位は「長野県」(1万511円)、46位「高知県」(1万1367円)、45位「宮城県」(1万2913円)となっています。1位と最下位では1万191円の差があることがわかりました。
国民の半数以上がメガネを使用している日本。スマホの利用でますます視力が悪化しそうです。メガネのほか、コンタクトレンズを使う場合はそれにかかるお金はばかになりません。一日中スマホを見ている人はたまには遠くを見て目を休めるなどして、目を大切にするよう気をつけた方がいいですね。
出典
株式会社プラネット メガネに関する意識調査
株式会社ジンズホールディングス メガネ白書2022
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部