高速道路をよりお得に利用するための「2つの方法」を紹介!

配信日: 2022.11.01 更新日: 2022.11.02

この記事は約 3 分で読めます。
高速道路をよりお得に利用するための「2つの方法」を紹介!
仕事などで車の長距離移動が多い人にとっては、高速道路の利用料金が悩ましいものです。高速道路は短時間で長距離移動できる対価として料金を支払う、まさに「時間をお金で買う」ことができるインフラですが、その料金を少しでもお得にすることができるサービスがあることをご存じでしょうか。
 
本記事では、高速道路をお得に利用できる2つのサービスを紹介します。

方法その1 マイレージサービスを活用する


 
移動距離の分だけ貯まる飛行機のマイレージサービスのように、車の高速道路料金には「ETCマイレージサービス」があります。このサービスでは、移動距離ではなく「支払った高速料金」に応じてマイレージが貯まる仕組みです。
 
利用する高速道路会社によってポイントの還元率が変わりますが、NEXCO管轄の高速道路であれば「10円で1ポイント」、つまり実質10%の還元になります。貯まったマイレージは1000円、3000円、5000円で交換ができ、それぞれ500円、2500円、5000円分の利用料金に充当することができます。
 
さらに、通勤や通学で高速道路を利用している場合には「平日朝夕割引」の対象となり、最大50%が還元されます(ただし、冬月内に10回以上、同一区間の利用が条件です)。
 
また、マイレージサービスの登録にはETC車載器番号とETCカードの番号が必要となります。
 

方法その2 乗り放題サービスを活用する

レジャーなどで遠方に車で移動する予定がある場合、事前チェックしておきたいのが、ETC限定の乗り放題サービスです。NEXCO東日本では「ドラ割」、NEXCO中日本では「速旅」と呼ばれるプランがあり、それぞれ特定のエリア内で高速道路が乗り放題となります。
 
2022年10月現在、提供されているものに「信州めぐりフリーパス」というプランがあります。首都圏もしくは名古屋の特定のインターチェンジと周遊エリア(長野県内)で、往復の高速代と周遊エリア内での高速乗り放題が2日間もしくは3日間、定額で利用できるプランです。
 
首都圏からの出発プランで、料金は普通車2日間の場合8700円、3日間だと9700円。平日などETC割引が提供されていない日程での利用の場合などは、高速道路がお得に利用できます。
 
例えば、関越自動車道の所沢インターチェンジから上信越道の長野インターチェンジまで片道の通行料金は4920円なので、1泊2日で往復利用しただけでもお得になる計算です。さらに周遊エリア内で高速道路を利用すればさらに恩恵を受けられます。長野方面に車で旅行を計画する際には、サービス内容をしっかりチェックするとよいでしょう。
 

知らなきゃ損!サービスを活用してお得にカーライフを送ろう

今回は、高速道路をお得に利用することができる、ETCマイレージサービスや乗り放題サービスについて解説してきました。ガソリン価格の上昇などが家計を逼迫(ひっぱく)する中、車の移動にかかる費用を少しでも軽くするためにも、本記事で紹介したポイントを参考に、高速道路を少しでもお得に利用できるサービスの登録や利用を検討してみてはいかがでしょうか。
 

出典

ETCマイレージサービス
NEXCO東日本 ドラ割
ネクスコ中日本 速旅
NEXCO東日本 料金検索
 
※2022/11/2 内容を一部修正させていただきました。
 
執筆者:宇野源一
AFP

PR
FF_お金にまつわる悩み・疑問 ライターさん募集