片づけの美学133 車移動の人必見|手ぶらお出かけのための車に置きっぱなしリスト
配信日: 2022.11.23
どんなモノが車内にあると、手ぶらでお出掛けできるのでしょう。貴重品などは盗難のリスクがあるので置きっぱなし厳禁ですが、「置いてあると便利なモノ」くらいであれば、置きっぱなしにしてみませんか。
執筆者:奥野愉加子(おくの ゆかこ)
美学のある暮らし 代表
整理収納アドバイザー認定講師。(photo:キャラバンサライ)
奈良生まれ。大学では生活環境学部にて建築やインテリアを学び、英国インターンや建築設計会社勤務を経て、2011年より愛知県で結婚生活をスタート。長男出産後、夫の赴任で2年間のドイツ生活を経験。帰国後の現在は建築家デザインの家で暮らす、5歳と2歳の男児の母。子育てがひと段落したら、建築や暮らしに関連するような仕事をしたいと考え、「一般社団法人ハウスキーピング協会」の整理収納アドバイザーの資格を取得。認定講師として資格取得のための講座を定期的に主催している。
<美学のある暮らし>
目次
実はできる! 手ぶらお出掛け
支払いでスマホ決済やクレジットカード決済を主に使っている場合は、お財布の持ち歩きを必要ないと感じていることもあるでしょう。
そんな方は、クレジットカードを1枚入れられるスマホケースを用意すれば、お出掛けにお財布は必須ではなくなります。スマホケースに運転免許証も入れておくのもよいですね。
ただし、スマホやクレジットカード、運転免許証は貴重品ですので、車の置きっぱなしはやめましょう。
車の置きっぱなしリスト ~手ぶら編~
●エコバッグ
●ポイントカード
●クーポン券
●おくすり手帳
●充電コード
今やお買い物の必須アイテム「エコバッグ」は車内に置きっぱなしがおすすめです。持参忘れが少なくなり、レジ袋代が節約できます。コンパクトサイズは運転席のそば、食品買い出しの大きいバッグはトランクなど、使い分けていろいろ置いておくと、便利です。
お財布の中が「ポイントカード」や割引の「クーポン券」でいっぱいという方も多いでしょう。そんな場合は、ポイントカードとクーポン券を車に置きっぱなしがおすすめです。常に使うわけではないので、いつも持ち運ぶ必要はありませんよね。
目的のお店に入る前に、車からポイントカード・クーポン券を取り出して持っていけばOK。近ごろは、スマホのアプリで会員証やクーポンを表示できるお店も増えているので、活用するともっと便利ですね。
風邪など病院に行くときに必要になる、「おくすり手帳」も置きっぱなしがおすすめです。体調がよくない時だと、余裕がなくて持参するのを忘れてしまいがちではないでしょうか。
また、お財布を持ち歩かない場合はスマホのバッテリー残量がとても大事です。いつでも充電できるよう、USBの充電ケーブルは車内に置いておきたいアイテムです。
車の置きっぱなしリスト ~あると便利編~
●ボックスティシュ
●ごみ袋
●レジャーシート
●簡易テント
●防災グッズ
車内にあると便利なのが、ボックスティッシュやごみ袋です。車で食べる機会や汚れを拭きたい時があると思います。ティッシュがあれば、さっと汚れを拭けますし、ごみ袋があれば、車内を汚さずごみの始末ができます。
レジャーシートや簡易テントなど、お出掛け先で「敷物があったほうがよかった」と感じることもあるでしょう。そんな時、重宝する敷物は、かさばらないので、車に置きっぱなしでもよいアイテムです。もしもの災害時にも、レジャーシートなどが身近にあるのは心強いのではないでしょうか。
コンパクトにまとめた防災グッズも置いておくと、安心感が増します。
車の置きっぱなしリスト ~ピンチ編~
●傘
●現金
●予備マスク
「もしかしたら必要かもしれない」という荷物が置いてあると、ピンチの時に役立ちます。
傘は、1本あると急な天気の変化にも助かります。
現金も少し置いてあると、スマホの充電切れや現金払いのみの場面で役立ちます。ただし、置引に遭う可能性がありますので、あくまでも少額で。できれば置いておかないほうが良いかと思います。
予備マスクも今の時代は必須のアイテムなので、車内にあると心強いですね。
車の置きっぱなしリスト ~不要なモノ「ごみ箱」~
逆に置いておかないほうがよいと思うのが、「ごみ箱」です。ごみ箱があると、ごみがたまっていきます。食べ物の袋や汚れ物など、時間の経過で悪臭や衛生環境が悪くなることも考えられます。
そのため、ごみ箱がないほうが、「ごみは車から降りる時に持ち出す」という習慣が身に付き、車内をきれいにキープできます。
手ぶらでラクラクお出掛け
お出掛けの時に、あれこれ必要なモノをそろえていると、出発に時間がかかりがちです。そんな時は、車に置いてあると便利なモノを置きっぱなしで対処してみませんか。
自分なりのカスタマイズを考えるのも楽しいですね。楽しんで便利ならくらくお出掛け生活を見つけてくださいね。
執筆者:奥野愉加子
美学のある暮らし 代表