更新日: 2022.11.28 その他暮らし

美容にかける費用が3年連続で増加! 1ヶ月の平均金額はおよそ「9700円」

執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部

美容にかける費用が3年連続で増加! 1ヶ月の平均金額はおよそ「9700円」
毎日のスキンケアをはじめ、ヘアケアだったりボディケアだったり……美容費用は軽く見ていると痛い目にあうこともありますよね。そんな美容費用ですが、巣ごもり生活がはじまってからというものの毎年右肩上がりで増加しているという調査結果があるんです。
 
今回は、三省製薬株式会社が発表した美容に関する意識調査の結果をひもといてみましょう。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

ファイナンシャルプランナー

FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。

編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。

FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。

このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。

私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。

人気の美容法ランキング! 美容にお金をかける派とかけない派、どっちが多い?

この調査は、20代~60代の女性(居住地域:東京都、愛知県、大阪府、福岡県/有効サンプル数:584)を対象に行われたもの。まずはちまたの女性に人気の美容法を見てみましょう。

【あなたが取り入れている美容法(複数回答)TOP5】

1位:適度な運動 63.9%
2位:十分な睡眠 59.1%
3位:体に良いものを食べる 52.2%
4位:紫外線・日焼けを防ぐ 51.9%
5位:スキンケアにこだわる 42.0%

上位5つはこのような結果に。TOP3の内容を見る限り、「美容と健康はつながっている」と考えている人も多そうです。紫外線対策をしてスキンケアに力を入れるという外側からのアプローチに注力する人も多いですが、まずは内側からというのが基本のようですね。
 
では、この美容法を行うにあたってお金のかけかたはどうなっているのでしょうか。

【取り入れている美容法のこだわり:お金編】

●お金をかける 23.1%
●お金をかけない 41.6%
●特にこだわりはない 35.3%

全体で見ると、「お金をかけずに美容を楽しむ」派が多いことがわかります。年代別に見てみると、「お金をかける」がもっとも多かったのは30代で31.0%。もっとも少なかったのは60代で16.1%でした。
 
同時に、「お金をかけない」がもっとも多かったのも30代で46.0%。30代は「特にこだわっていない」という回答がずばぬけて低いという結果になりました。このことから、お金をかける・かけないに関わらず美容費用に対してこだわりを持つのは30代といえそうです。
 

1ヶ月あたりの美容費用、ここ2年でおよそ2600円もアップ!

では、気になる美容費用をチェックしてみましょう。

【取り入れている美容法に1ヶ月あたりどれくらい費用をかけるか(平均)】

●2020年:7024円
●2021年:8561円
●2022年:9671円

この調査は毎年行っているとのことですが、ここ数年は右肩上がりで美容費用が増加していることがわかります。月におよそ9700円というと、年間12万円近くにもなります。そう考えると美容費用はなかなかのものですよね。
 
ちなみに、ひと月の美容費用を年代別に見てみると以下のようになります。

【1ヶ月あたりの美容費用平均(年代別)】

●20代 1万923円
●30代 9542円
●40代 8557円
●50代 9807円
●60代 9570円

唯一1万円台に乗せたのは20代でした。自分に合うものを探すという意味で、さまざまな美容アイテムを試す時期なのかもしれません。いっぽうで唯一8000円台だったのは40代でした。年齢を重ね自分に必要なものを見極めることで、美容費用を節約する人も少なくないのかもしれません。
 
値上げ続きのいま、もちろん化粧品などにもその影響が出ています。今後の情勢次第では、美容費用もさらに上がっていくことが予想できますね。食費や日用品費用などの見直しだけでなく、美容費用の見直しも切実な課題になってくるのでしょうか。
 

出典

三省製薬株式会社 美容とスポーツについての意識調査
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

ライターさん募集