更新日: 2022.12.02 その他暮らし
秋冬物の衣替え時は夏服の断捨離チャンス! 損をしない服の手放し方とは
服をしまう場所が足りない場合に、まず真っ先にすべきなのが断捨離です。この記事では秋冬に断捨離をすべき理由や、具体的な断捨離の方法を解説していきます。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
ファイナンシャルプランナー
FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。
編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。
FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。
このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。
私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。
断捨離する服のほとんどは夏服
服の断捨離に一番適した時期が、秋冬の衣替えの時期です。その理由は、断捨離する服のほとんどが夏服であるためです。
買取専門店ウリエル(※1)を運営する株式会社クオーレ(※2)が、2022年8~9月に20~70代の男女300人を対象に行った調査では、「衣替えで一番断捨離するのはどれですか?」という質問に対していての回答は以下の通りになりました。
1. 夏服:54%
2. 冬服:36%
3. 春服:7%
4. 秋服:3%
断舎離する割合でいえば秋冬服は39%ですが、春夏服は61%にも上ります。単純計算で、断捨離効果は春夏服のほうが秋冬服に比べ約1.56倍高いといえます。
衣類は負債になり得る
衣類を保管する場合、場所やクリーニング代といったコストが必要です。衣類を多く持っている分だけ、それらのコストもより多くかかります。多くの衣類を持っている場合は、クローゼットとは別に倉庫を借りることも必要です。
衣類のリセールバリューはそう高くありません。資産形成の側面から考えると、多くの衣類を持つことはあまりよいことではないでしょう。
夏服を断舎離するおすすめの方法2選
次は具体的な夏服の断捨離方法を見ていきましょう。おすすめの断捨離方法は以下の2つです。
1. フリマサイトなどで売る
2. 思い切って捨てる
フリマサイトなどで売る
まず検討すべきは、フリマサイトなどで売ることです。
フリマの商品の中でも服は比較的売れやすく、年間通して売れる商品です。季節を外してしまっても少し安く価格設定すれば、売ることは難しくありません。フリマサイトで販売すると梱包や発送のコストがかかりますが、リサイクルショップよりも高く売れるので元はとれます。
ブランド物や希少品はフリマサイトで販売しても、リサイクルショップで販売しても価格に大きく差はないので、リサイクルショップで売ってしまっても問題ありません。
思い切って捨てる
フリマサイトで売れなかった物は思い切って捨ててしまいましょう。
捨てるのはもったいないと感じるかもしれません。しかし、フリマサイトで売れなかった物をリサイクルショップに持って行っても、二束三文で買いたたかれるか、買い取ってもらえないかのどちらかです。リサイクルショップに行く交通費や時間を考えると赤字になることがほとんどです。
まとめ
秋冬の衣替えの時期は断捨離にもっとも適した時期です。着ない服をとっておくことは資産形成の面でも不利であるうえ、新しい服との出会いを妨げる原因にもなります。
もったいないからといって服を必要以上にとっておかず、積極的に断捨離していきましょう。
出典
(※1)買取専門店ウリエル ホームページ
(※2)株式会社クオーレ
株式会社クオーレ 衣替えで断捨離する服の数や、断捨離の手段・判断基準
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部