【2022年10月の消費支出】1世帯あたり29万8006円で前年同月比1.2%の増加
配信日: 2022.12.07
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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総務省は2022年10月の「家計調査報告」を、12月6日に発表しました。
それによると、10月の「二人以上の世帯」の消費支出は1世帯あたり29万8006円で、物価変動の影響を取り除いた実質で前年同月比1.2%の増加となりました。5ヶ月連続の実質増加となります。
消費支出を構成する10項目のうち、特に増加が目立つのは、9月に引き続き「教養娯楽費」で、前年同月比で8%増加。また、「外食」も増加が目立ち、前年同月比9.3%の増加で、特に飲酒代と和食が増加に寄与したとみられます。
そのほかの主な消費支出の内訳は以下のとおりです(※増減率は実質値)。
食料 8万4151円 前年同月比▲0.4%
うち
●外食 1万3771円 前年同月比9.3%
●酒類 3265円 前年同月比▲12.2%
光熱・水道 2万2335円 前年同月比2.2%
うち
●電気代 1万2805円 前年同月比7.7%
●ガス代 3622円 前年同月比▲9.4%
なお、消費支出に占める食料費の割合を示すエンゲル係数は26.9%で、前年同月の27.1%から0.2%下降しました。
出典
総務省 家計調査報告 2022年(令和4年)10月分
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部