携帯代の平均はいくらくらい? 携帯代を見直すためのポイントとは?
配信日: 2022.12.07
本記事では携帯代の平均相場をはじめ、携帯代を見直すためのポイントを解説します。大手キャリアと格安SIMの違いも比較しましたので、ぜひチェックしてみてください。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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携帯代の平均相場は約6000円
総務省の「携帯電話の料金等に関する利用者の意識調査」で6000人を対象にしたアンケート調査によると、「あなたは、携帯電話会社に月々いくらぐらい支払っていますか」という質問に対し、21年3月時の推計平均は5824.8円という結果でした。そのうち携帯電話の通信料金(音声通話料金、データ通信料金など)の推計平均は約3297.1円、携帯電話の端末代金の推計平均は約2717.4円との回答を得られました。
また、「現在あなたが携帯電話会社に支払っている金額(通信料金(音声通話料金、データ通信料金等)、通信料金以外の携帯電話料金(端末代金、アプリの使用料金等)など、トータルで携帯電話会社に支払っている金額)は安いと感じますか」という質問には、高いと思うと答えた方が41.7%、安いとも高いとも思わないと答えた方が42.6%、安いと思う答えた方が13.4%となり、携帯代が家計で占める割合が大きいという事実が分かるのではないでしょうか。
携帯代を見直すためのポイント
携帯代の内訳を見ると必要な料金とそうでない料金が出てくるものです。携帯代の見直しができる料金として挙げられるのが「通話料金」「通信料金」「契約内容」「キャンペーン利用」の4つです。
【通話料金】
通話料金の支払額が高い場合、通話明細の内容を確認してみてください。特定の番号に電話をかける機会が多ければ、指定番号の通話料金が割り引かれるオプションに加入する、無料通話アプリを利用するなどしましょう。
【通信料金】
自分が毎月だいたいどのくらいのデータを使用しているか、確認をしてみましょう。携帯電話会社が提供する大容量のデータ料金プランは、料金設定が高い傾向です。必要以上に容量の大きなプランに加入していると料金面で損をします。データ使用量を確認して少量の利用なら、料金負担を抑えられる段階制プランへの変更がおすすめです。
【契約内容】
携帯電話会社で新規契約をした際に、ポイントバックやキャッシュバックの条件として留守番電話サービスや遠隔ロックなどを契約していないでしょうか。普段使用していない有料オプションがあればすべて解約してください。一つひとつの金額は少額でも、長期間利用すれば金額は膨れ上がります。
【キャッシュバックやポイント還元などのキャンペーン利用】
携帯電話会社では、新規契約時やMNP(携帯電話番号ポータビリティ)による、ポイントバックやキャッシュバックといったキャンペーンを随時実施しています。キャンペーン内容は携帯電話会社によって異なりますが、スマートフォン端末の購入費用はもちろん、毎月の携帯代の支払いを抑えられる場合があります。
大手キャリアと格安SIMの選択
携帯代の節約として、大手キャリアから格安SIMに乗り換える方法もあります。格安SIMは、月額料金が大手キャリアと比較して低価格で料金プランがシンプルで2年縛りがありません。ただし、通話品質や通信速度は大手キャリアと比べて劣る傾向で店舗数が少ない点はデメリットです。
また大手・格安SIMともに多くは月額500円前後と有償になりますが、故障・水ぬれ・盗難・紛失などのトラブルに遭ったときの補償サービスも提供しています。携帯電話の料金や通話・通信品質など何を重視するのかを判断したうえで、大手キャリアの必要性を判断してみるとよいでしょう。
携帯代を見直して節約方法を具体的に検討しよう
携帯電話は普段の生活のなかで欠かせないアイテムの一つです。携帯代は毎月支払っていく料金で、家計のなかでも占める割合が多いことと思われます。現在の契約内容を確認して、自身の利用状況に適しているのか、節約できるポイントはないのかを見直してみましょう。携帯電話会社の店舗で担当スタッフに料金相談をする、大手キャリアから格安SIMに乗り換えるのも料金を減らすのに有効です。
出典
総務省 携帯電話の料金等に関する利用者の意識調査(概要)
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部