更新日: 2022.12.09 その他暮らし
「車中泊」におすすめの車「3選」を紹介! どんな基準で選ぶべき? 値段や燃費、車中泊の注意点を確認
しかし、車中泊をする場合は大きな車でなければならないのでしょうか。なかには、「キャンプにどのような車が向いているのか分からない」という人もいるようです。そこで、今回は車中泊におすすめの車を値段や燃費面も含めて解説します。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
ファイナンシャルプランナー
FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。
編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。
FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。
このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。
私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。
車中泊のメリットとは
車中泊の主なメリットとして、以下の3つを紹介します。
・ペットと一緒に旅ができる
ペットがいる場合、一緒に旅行しようと思っても宿泊先に制限があったり、宿泊費が高額になったりすることもあります。しかし、車中泊であれば必要なのは駐車するスペースの利用料や、入浴施設を利用する料金程度となるため、節約が可能です。また、ペットも自由に動き回れるため、気がねなく過ごすことができます。
・自由度が高い
車中泊は、自分のペースでスケジュールを立てられるため、自由度が高い点はメリットです。施設での宿泊は、快適な温度に調整されているため、安心して利用ができます。しかし、チェックイン・チェックアウトや食事時間が決められているなど、自由度が低くなる点はデメリットです。
・プライバシーを守れる
テント泊は、決められたスペース内で自由に行動できますが、ほかの利用者の目が気になる場合もあります。車中泊でも、周囲にほかの車がありますが、テントよりも防音性や堅牢性に優れているため、安全安心です。窓にカーテンをつければ、テントよりもプライバシーを守りやすい点はメリットといえます。
車中泊に向いている車
車中泊をする際に、重要となるのが車です。車中泊に向いているのは、ミニバンやワゴン、SUVなどが挙げられます。では、具体的にどのような車が車中泊に利用されているのでしょうか。ここでは、車中泊に向いている車を3つ紹介します。
・N-VAN G 4WD/CVT(ホンダ)
車中泊に向いている車として人気のホンダ「N-VAN」。リアシートだけではなく、助手席のシートをフラットにできるのが魅力です。
また、優先的に燃費を自動制御するECONモードが採用されているため、低燃費を実現しています。JC08モード21.2km/L、WLTCモード17.4km/Lです。DOHCエンジン搭載で、荷物を積んでいてもスムーズに加速できます。価格は138万7100円(税込み)。
・シエンタZ 2WD(トヨタ)
フルフラットにすれば、最大荷室長2065mmと大人が横になっても余裕の広さです。燃費はWLTCモードで18.4km/Lとなっています。室内高が1300mmのため、小さな子どもであれば立ったまま着替えられます。価格は、5人乗りで252万円(税込み)。
・ハスラー HYBRIDG 2WD(スズキ)
「遊び倒せ、楽しみ尽くせ!」が、キャッチコピーのハスラーは、アウトドアが好きな人には特に向いている車です。リアシートの背面、ラゲッジフロアは汚れ・水分が簡単に拭き取れる素材でできているため、土などがついたものを収納した場合でも手入れが簡単なのが魅力的です。
燃費は、WLTCモードで25.0km/Lです。収納が多く、ラゲッジフロアはアンダーボックスもあるため、細かなものを収納できます。価格は、138万7100円(税込み)。
車中泊で注意したほうがよいこと
車中泊をする場合の主な注意点として以下の2つを説明します。
・エコノミークラス症候群
車中泊で座席に長時間座ったままは、避けましょう。長時間同じ体勢でいると、下半身の血流が悪くなり「エコノミークラス症候群」になる可能性があります。できるだけ水平になり、足を伸ばせる状態で寝たり、時には車から降りたりして身体を動かすようにしましょう。
・エンジンをかけたままでの睡眠
暑さや寒さ対策として、エンジンをかけたままでエアコンをつけて眠るのは危険です。一酸化炭素中毒になる可能性があるため、必ずエンジンを切っておきましょう。睡眠時は、エアコン以外の方法で対策するのがおすすめです。
マイペースに行動できる車中泊
キャンプと同様に人気な車中泊は、ほかの利用者の目を気にせず、スケジュールなども自由なのが魅力です。車中泊に向いている車は、車内高があり、車内スペースが広いなどの条件を満たしているものが向いています。車中泊であれば、ペットと一緒に過ごせるなどメリットもありますが、エコノミークラス症候群や一酸化炭素中毒になる可能性もあるため、十分に注意して楽しみましょう。