更新日: 2022.12.11 その他暮らし
新車か中古車か、サブスクとカーリース、お得なのは？
そこで、本記事では車にかかる費用やメリット・デメリットを踏まえながら、「新車と中古車」「サブスクとカーリース」のどちらを選んだほうがお得なのかを解説。あわせて、混合しやすいサブスクとカーリースの意味も説明します。
執筆者：FINANCIAL FIELD編集部（ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ）
ファイナンシャルプランナー
FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。
編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。
FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。
このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。
私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。
新車vs中古車のどちらがお得か？
購入価格だけで考えるのであれば、新車よりも中古車のほうがお得です。同じ金額を出せるのであれば、中古車のほうがランクが上の車を購入することができるでしょう。また、新車と比べて、中古車のほうがローンに通りやすいというメリットもあります。ただし、車両状態が車ごとに違うというデメリットも。中古車を購入するときは優良な販売店を探すことがポイントです。
ただし、リセールバリューを考えると新車のほうがお得になります。車を買い替える時期は人によってそれぞれ。なかには3～5年の短い周期で買い替える人もいます。これは査定額を次の車を購入する費用に充当するためです。このような場合、最低額が高い車＝リセールバリューが高い車を選んだほうが、次の車をお得に手に入れることができます。
基本的に中古車よりも新車のほうがリセールバリューは高いものです。また、新車のほうが保証期間が長く、修理が必要になったときにかかる費用も安いというメリットがあります。さらに、新車のほうが「エコカー減税」の対象となる車種が圧倒的に多いのです。
サブスクvsカーリースのどちらがお得か？
サブスクとは定期的に料金を支払い、車を借り続けることをいいます。一方、リースとは長期間にわたって車を借りることです。両方とも同じように「車を借りること」を意味しますが、サブスクよりもリースのほうが借りる料金が安いところがほとんどです。そのため、料金面だけで考えるのであれば、リースのほうがお得といえるでしょう。
ただし、料金に含まれるサービス面ではサブスクのほうが充実しています。一番大きな違いが任意保険の有無です。サブスクの場合、任意保険がついているところが多いです。ただし、契約者はサービス会社のため、保険会社や補償内容を選べません。
そのため、どのような保険に入ればよいのか分からない人にとってはメリットになりますが、不要な補償を外して少しでも安くしたいという人にとってはデメリットになります。
また、修理やメンテナンスについて、リースの場合は含まれていないところが多いのがデメリットです。サブスクの場合は含まれているところが多いですが、サービス会社によって内容はさまざま。修理が必要になったり事故で廃車となったりしたとき、どのような対応をしてくれるのかをチェックするようにしましょう。
何を重視するかによってお得度が変わる！
費用面だけを見れば、新車よりも中古車、サブスクよりもリースのほうがお得といえるでしょう。しかし、リセールバリューを考えると新車、サービス面を重視するのであればサブスクがお得になります。後悔しないためにも、車を購入するまたは借りる前にはどのような面を重視するのか、あらかじめ考えてから選ぶようにしましょう。
執筆者：FINANCIAL FIELD編集部
