更新日: 2022.12.16 その他暮らし

2022年の職場の忘年会、参加する? しない? 忘年会の平均予算は?

2022年の職場の忘年会、参加する? しない? 忘年会の平均予算は?
年末といえば職場での忘年会が恒例行事でしたが、新型コロナウイルスが爆発的に広がった2020年以降は、開催を見送るケースも増えました。
 
2022年度の忘年会に対する考え方は、どうなっているのでしょうか?
 
本記事では、忘年会に関する調査を基に、2022年、職場の忘年会に参加したい人の割合や平均予算などについて解説します。
FINANCIAL FIELD編集部

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職場・仕事関係の忘年会に「参加したくない」が8割

ビッグローブ株式会社が2022年11月に実施した「2022年の忘年会に関する意識調査」(調査対象:全国の20~50代の社会人の男女1000人、うち、有職者の男女811人、専業主婦・主夫189人)によると、有職者811人の約8割が、職場・仕事関係の忘年会に「参加したくない」と回答しました。
 

【内訳】

参加したくない…59.1%
あまり参加したくない…18.6%

 
合計すると77.7%の人が、職場・仕事関係の忘年会に後ろ向きであることが分かります。
 
参加したくない理由について、割合の多い順番にみてみましょう。
 

【参加したくない理由】

1位 「気をつかいたくないから」…40.2%
2位 「お金がもったいないから」…37.1%
3位 「時間がもったいないから」…34%
4位 「勤務時間以外で関わりたくないから」…33.8%
5位 「コロナ禍だから」…30%

 
この結果から、仕事がらみの忘年会に対してネガティブな感情を抱いている人が多いといえます。
 
なお、2022年の職場・仕事関係での忘年会を開催する予定がある人は、日程が未定なケースも含めて14.8%にとどまっています。
 

職場の忘年会にかける平均予算は1人あたり約4100円

続いて、株式会社ぐるなびが2022年10月に、全国の20~60代のぐるなび会員1224人を対象に実施した「2022年の忘年会調査」を基に、2022年の職場の忘年会にかける平均予算をみてみましょう。
 
「2022年の忘年会で払ってもよい金額(料理・飲み物込み)はいくらか?」という質問に対して、その平均額は、職場の場合は4139.1円、プライベートの場合は4795.9円という結果に。つまり、職場よりもプライベートの忘年会の方が、656.8円も予算が高くなっています。
 
この結果から、職場の忘年会は楽しむというよりも、あくまでも仕事上の付き合いの範囲として、ムダなお金はかけたくないと考えている人が多いと考察できます。
 

幹事を務めるならポイ活がカギ?

同調査によると、「忘年会の幹事を務めてもよい」と回答した人のうちの、ほぼ全員にあたる97.5%が、忘年会の予約にはネットを使いたいと考えていることが分かっています。
 
理由の1位は「ポイントが貯まる」で60.7%。また、「ネット予約クーポンがある」と答えた人も45.5%もいました。
 
さらに、「忘年会の幹事を務めたくない」と回答した人でも、38.8%が「ポイントがもらえるなら幹事を務めてもよい」と回答しています。
 
つまり、ポイ活ができるなら幹事を引き受けてもよいと割り切る人が4割近くもおり、ポイントの有無が意思決定に影響を与えることが判明しました。
 

2022年は忘年会を開催する職場の方が少ない

11月に実施された調査とはいえ、2022年の職場・仕事関係の忘年会を開催する予定のある人は14.8%という結果であり、忘年会を開催する職場の方が少ない見込みです。
 
また、職場の忘年会に使ってもよい平均額は4139.1円と、プライベートでの忘年会よりも600円以上も安く、より楽しい方にお金を使いたいと考える人が多いようです。
 
ポイ活も含め、仕事がらみの忘年会については、経済面での合理性を追求する傾向がみられるといえそうです。
 

出典

ビッグローブ株式会社 2022年の忘年会に関する意識調査

株式会社ぐるなび 2022年の忘年会調査
 
執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部

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