更新日: 2023.01.28 キャッシュレス

クレジットカード、デビットカード、プリペイドカード。それぞれどんな人が向いている?

クレジットカード、デビットカード、プリペイドカード。それぞれどんな人が向いている?
財布に現金を入れて持ち歩かなくても買い物ができるため、キャッシュレス決済が注目されています。
 
さまざまなキャッシュレス決済がある中で、代表的なカードといえるクレジットカード、デビットカード、プリペイドカードには、どのような特徴があるのでしょうか? 今回は3種類のカードの特徴や、どのような人に向いたカードなのかを紹介します。
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クレジットカード・デビットカード・プリペイドカードの特徴

クレジットカード、デビットカード、プリペイドカードはキャッシュレス決済の一種です。それぞれの特徴を紹介します。
 

クレジットカードの特徴

クレジットカードは、入会申し込みをする際に審査を受ける必要があり、審査によって限度額が決まります。限度額の範囲内であればクレジットカードを利用でき、翌月の指定された日に支払いが行われる後払い方式です。1回払いだけでなく、分割払い、リボ払い、ボーナス払いなど複数の支払い方式に対応しています。
 
クレジットカードは安定した収入のある18歳以上の人が作成でき、18歳未満もしくは学生の場合は親権者の同意が必要です。
 

デビットカードの特徴

デビットカードは、支払いを行う際にひもづけされている銀行口座から、即時に引き落としが行われます。中学生を除く15歳以上で、銀行口座を所有している人なら作成できます。カードの作成にあたって、基本的に審査はありません。
 
デビットカードは銀行口座に預金さえあれば、チャージせずに使えることがメリットです。デビットカードの支払い回数は1回払いのみで分割払いは利用できません。
 

プリペイドカードの特徴

プリペイドカードは、あらかじめお金をチャージしておき、チャージした金額の範囲内で使えるカードです。プリペイドカードは、使い切り型とチャージ型に分けられます。
 
使い切り型は、設定された金額のカードを購入し、残金が0円になると使えなくなるタイプで、図書カードやQUOカードなどが該当します。
 
チャージ型はカードにお金をチャージして使用し、0円になってもチャージすれば何度でも使えるもので、交通系のICカード流通系の電子マネーなどが一例です。チャージは現金のほか、クレジットカードやアプリなどでも行えます。
 

クレジットカード・デビットカード・プリペイドカードが向いているのはどんな人?

クレジットカード、デビットカード、プリペイドカードはそれぞれ、どのような人が向いているのでしょうか。
 
クレジットカードは後払い方式で、利用限度額の範囲内なら買い物ができるので、買いたいものがあるものの口座残高が少ない場合でも、買い物が可能です。
 
また、クレジットカードには旅行傷害保険やショッピング保険などが付帯しているので、よく旅行に出かける人にも向いています。
 
デビットカードは、買い物の際に銀行口座から即時に引き落とされるため、口座の残高以上に買い物ができません。そのため、使い過ぎを未然に防ぐことが可能です。
 
デビットカードは、ポイントが貯まったりキャッシュバックがあったりするのもメリットで、キャッシュレス決済に興味はあるけれど不安を感じる初心者にも向いています。
 
プリペイドカードは、事前にチャージした金額までしか利用できないので、使い過ぎを防ぎたい人に向いています。チャージする予算を決めておけば、家計のやりくりも可能です。
 
入会審査がなく、年齢制限も比較的緩やかなので、小学生でも持てる場合が多くなっています。買い物をするとポイントが貯まる点も魅力です。
 

利用目的に合わせてカードを選ぼう

クレジットカード、デビットカード、プリペイドカードには、それぞれ異なる特徴があります。
 
クレジットカードは後払いで、限度額の範囲内なら口座残高がなくても買い物ができる点がメリットです。
 
デビットカードは口座から即座に引き落とされるので、お財布代わりに利用できます。プリペイドカードはチャージした金額の範囲内で買い物ができるカードです。
 
それぞれの特徴を理解した上で、目的に合ったカードを選びましょう。
 
執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部

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