更新日: 2023.02.13 その他暮らし
駐車券がない! コインパーキングやショッピングモールで最大額を支払うのを避けるためには?
駐車券を紛失したことがない人も、事前に対処法を知っておけば、駐車券をなくしても慌てることはなくなるかもしれません。
本記事では駐車券をなくしたときの対処法と、なるべく料金を安くする情報を提供します。車での買い物が多い人はぜひ参考にしてみてください。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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コインパーキングで駐車券をなくしたときの対処法
同じ買い物でも、広い駐車場がある郊外の大型店舗ではなく、町の中心部で買い物をする場合は、コインパーキングが便利です。特に1つの店舗だけでなく複数の店舗を回りたいときに、メリットが大きいでしょう。
しかし、コインパーキングといってもまったく同じシステムではなく、駐車できる時間なども違う場合があります。利用する前にコインパーキングの仕組みや注意すべき点を覚えておきましょう。
コインパーキングの仕組み
コインパーキングにも種類があります。ロック板方式と呼ばれるコインパーキングの場合は、精算機に駐車スペースの番号を打ち込んで精算するので、駐車券は必要ありません。
駐車券が必要なのは以下の流れで利用するゲート方式と呼ばれているコインパーキングです。
1.発券機が設置されているので、その前で停止して駐車券を受け取る
2.空いているスペースに車を駐車する
1. 閉じているゲートバーの手前にある精算機に駐車券を差し込む
2. 表示された料金を投入するとゲートバーが開きパーキングの外に出られる
前払い方式のコインパーキングもありますが、ゲート方式の場合は後払いのため、駐車券がないとすぐには車を出せない仕組みです。
駐車券をなくしたときの対処法
コインパーキングで駐車券をなくした場合の対処方法は、多少の違いはありますが、ほとんどが以下のとおりとなります。
・駐車場内に表示してある緊急連絡先に電話して指示を受ける
・精算機に駐車券紛失ボタンがある場合は、これを押して表示された金額を支払う
コインパーキングは駐車時間によって料金が違うため、入庫時間が記載される駐車券がないと駐車時間がわかりません。そのため、不正を防止するためにも、駐車券がない場合は高額な請求をされることが多くなります。大手のコインパーキングの中には最大で3万円を請求する旨を利用約款に記載しているところもあります。
駐車券紛失ボタンを押してしまうと、表示された金額を支払わなければ出られなくなります。高額な金額が表示される可能性もあるので、ボタンを押す前に緊急連絡先で対処法を聞きましょう。
また、パーキングによっては、駐車券が見つかったときに返金に応じる場合もあるので、その点も確認する必要があります。
ショッピングモールの駐車券をなくしたときの対処法
コインパーキングと違ってショッピングモールの駐車場は、一般的に店舗の営業時間だけの利用に限られます。
そのため、駐車券をなくしても日をまたいで駐車する可能性はほとんどないので、コインパーキングほど高額な違約金を取られる可能性は低いと考えられます。
また、原則的に駐車料金で利益を出すことは考えていないので、ショッピングセンターによっては、平日は最大でも駐車料金を1000円としているところもあります。
案内カウンターに相談
ショッピングセンターで駐車券をなくしてしまった場合は、そのまま駐車場に向かわずに、案内カウンター(インフォメーションカウンター)で相談しましょう。なぜなら、そのまま駐車場に向かってしまうと所定の紛失料金を請求されてしまう可能性が高いからです。
また、ショッピングセンターでは買い物の金額に応じて、駐車料金無料の時間を設定していることが多いので、買い物をしていればそのまま駐車場で精算するよりも安くなります。
ただし、割引を受けるためにはある程度の条件を満たす必要があります。
買い物をしていれば無料になるケースもある
ショッピングセンターでは、買い物の金額によって駐車時間が一定時間無料(割引)になることが一般的です。ただし、割引を受けるためには一般的に以下の手続きが必要になります。
・利用した店舗でレシートをもらうときにスタンプなどの処理をしてもらう
・割引に必要な金額になるまで上記を繰り返す
・帰る前に案内センターで処理済みのレシートを見せて駐車券に割引の処理をしてもらう
つまり駐車券をなくしてもレシートさえ割引処理してあれば、金額によっては無料になる可能性もあります。
駐車券をなくしても慌てずに連絡先やカウンターで相談
コインパーキングであれショッピングセンターであれ、駐車券をなくしても慌てずに緊急連絡先や、案内カウンターに相談することが第一です。場合によっては無料になったり、駐車券が見つかってから料金が戻ったりといったケースもあるからです。
また、コインパーキングの場合は、ショッピングセンターに比べて駐車券をなくしたときに支払う料金が高いので、持ち歩かずに車のダッシュボードなどで保管するほうがよいでしょう。
ショッピングセンターの場合は駐車料金を割引するために、持ち歩く必要があります。この場合も、財布などに入れて紛失しないように心がけましょう。いつも同じところに保管するのが、なくさないコツの1つです。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部