更新日: 2023.02.16 その他暮らし

「友人・親・恋人」プレゼントの予算はどれくらい違う? 消費実態を確認

執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部

「友人・親・恋人」プレゼントの予算はどれくらい違う? 消費実態を確認
不安定な時代にお金を貯めることは大切ですが、適度に消費することも経済にとって欠かせません。それでは、世間の女性たちはどのような消費行動をしているのでしょうか。
 
eBay Japan合同会社が発表した「2022年働く独身女性の消費行動白書」から、旅行の予算とプレゼントの予算にフォーカスしてひもといていきましょう。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

ファイナンシャルプランナー

FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。

編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。

FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。

このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。

私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。

旅行の予算は「5万円未満」が過半数


 
この調査は、20代~30代の働く独身女性500名を対象に行われたものです。まずは2022年の夏前に行われた「お出かけに関する調査」の結果を見てみましょう。
 
みなさんの旅行予算はいくらくらいなのでしょうか。

【2022年の夏に旅行に行く場合の予算 TOP3】

1位:3万円~5万円未満 38.6%
2位:3万円未満 23.5%
3位:5万円~7万円未満 20.1%

もっとも多かったのは、3万円~5万円未満でした。「できれば3万円以内に収めたいけれど、5万円くらいになってもいいかな」という人が過半数で、さらに5人に1人は「7万円くらいまでなら出してもOK」という感じでしょうか。
 
ちなみに、夏の旅行のために新調したいもののランキングは以下のとおり。

【夏の旅行に向けて新たに購入して準備したいもの(複数回答)】

1位:日焼け止め 44.4%
2位:洋服 43.5%
3位:下着 18.8%
3位:日傘 18.8%
5位:サングラス 16.0%

ほぼ半数の人が、日焼け止めと洋服を新調すると回答。普段使っている日焼け止めでもいいですが、旅行ということで新しいものを探して買うというのも楽しいもの。旅行に向けて服を買うのもワクワクしますよね。旅行の楽しみというのは準備の段階から始まっているということが伝わってきます。
 
社会情勢も昨年からじわじわと変わってきています。今年の大型連休や夏休みの頃にはどのようになっているのでしょうか? 旅行の予算にも変化がありそうですね。
 

贈り物の予算はパートナーと友人で5000円の差?

次は、「贈り物に関する調査」について見てみましょう。こちらも同じく、20代~30代の働く独身女性500名を対象に行われたものです。
 
人にプレゼントを渡す機会については、「誕生日」が75%超とダントツの結果でした(複数回答)。そんな誕生日プレゼントについて、みなさんはどれくらいお金をかけているのでしょうか。

【相手別:誕生日プレゼントの予算の分布 TOP3】

<友人>
1位:3000円~5000円未満 37.9%
2位:1000円~3000円未満 32.7%
3位:5000円~7000円未満 11.8%
 
<両親>
1位:3000円~5000円未満 22.6%
2位:1000円~3000円未満 18.4%
2位:5000円~7000円未満 18.4%
 
<恋人>
1位:1万円~1万5000円未満 18.6%
2位:1万5000円~2万円未満 15.0%
2位:7000円~1万円未満 15.0%

友人へのプレゼントは、「できれば3000円以内に収めたい、出せても5000円でお釣りがくるくらい」という人が7割近くという結果に。贈る側ももらう側も負担にならない程度の予算がちょうどいいのかもしれません。同じく両親に対しての予算も、比較的低めの分布に。
 
いっぽうで恋人に対しては、全体的に高めの予算になっています。1位の予算で比較すると、友人・両親へのプレゼントと恋人へのプレゼントは、最低で約5000円、最高で1万2000円ほどの差があるという事実が判明しました。予算において明確な優先順位が確立されているといえそうです。
 
社会情勢とともに変わりゆく消費行動。物価の上昇などもあり、今後どうなるのか注目していきたいですね。
 

出典

eBay Japan合同会社 2022年働く独身女性の消費行動白書(@press)
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

ライターさん募集