キャベツと白菜が平年比1割安で推移【野菜価格の全国調査 2月14日公表】

配信日: 2023.02.24

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キャベツと白菜が平年比1割安で推移【野菜価格の全国調査 2月14日公表】
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キャベツは14%、白菜は10%、平年に比べて安く推移しています。農林水産省は2月14日、最新の野菜8品目の価格(1キログラム当たり)動向調査(2月6日~8日実施分)の結果を発表しました。
 
対象8品目の価格は前週比マイナス2%~プラス4%、平年比でマイナス14%~プラス5%の範囲で推移しています。全国的な寒波が収穫作業等にも影響を与えていますが、調査時点での対象品目への影響はまだ現れていないもようです。なお、「平年比」は2017~2021年度の同調査における2月の調査価格の5カ年平均価格と比較しています。
 
8品目中、最も値を下げたのは前週より10円安い634円となったネギで(図表1)、平年比では7%安くなっています(価格はいずれも1キロ当たり)。次いでトマトが前週比7円安の694円でした。
 
一方、レタスは前週比21円高の560円、玉ネギは同1円高の270円となりましたが、平年比では共にマイナス6%で落ち着いています。冬野菜では白菜が前週と変わらず161円、大根は同5円高の179円で推移しています。
 
【図表1】


 
農林水産省「食品価格動向調査(野菜)の調査結果」(令和5年2月6日の週【2月6日~8日】)を基に編集部が作成
 
品目別の1キログラム当たり価格、前週比(平年比)は次の通りです。

<キャベツ>
179円、0%(▲14%)※前週比1円安
 
<ネギ>
634円、▲2%(▲7%)※前週比10円安
 
<レタス>
560円、+4%(▲6%)※前週比21円高
 
<玉ネギ>
270円、+1%(▲6%)※前週比1円高
 
<トマト>
694円、▲1%(+5%)※前週比7円安
 
<ニンジン>
367円、0%(+5%)※前週と同じ
 
<白菜>
161円、0%(+5%)※前週と同じ
 
<大根>
179円、+3%(▲1%)※前週比5円高

調査は全都道府県の各10店舗、合計470店舗で民間調査機関の調査員が訪問により実施しました。
 
価格は消費税込み、特売価格等は調査に含まれていません。全調査店舗の単純平均で算出しています。
 

出典

農林水産省 食品各動向調査(野菜)の調査結果
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

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